はじめに
中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
まずは指導者としてハンドボールについて知るという事が大切です。
今回はハンドボールの始まりから楽しさまでを紹介します。
ハンドボール・はじまり
ハンドボールの始まりは約4000年前からといった説もあります。
なぜならエジプトの壁画にハンドボールと似た絵が描かれていたからです。
一般的な説は、19世紀後半のドイツにて女性向けのボールゲームが発案された所からになります。
ボールゲームを改良していった結果、競技ルールを作りハンドボールが誕生しました。
デンマークのホルガー・ニールセン7人制ハンドボールを考案し、ドイツでコンラッド・コッホが11人制ハンドボールを考案して、今のハンドボールが完成したのです。
日本にハンドボールがもたらされたきっかけは、1922年(大正11年)に大谷武一氏が大日本体育学会で、11人制のハンドボールを紹介した所からになります。
1936年(昭和11年)にはベルリンオリンピックでハンドボールが競技種目に採用されました。
1948年に「日本ハンドボール協会」が設立されて日本でもメジャースポーツになりました。
ハンドボールの楽しさ
ハンドボールの楽しさは駆け引きにあります。
ハンドボールの試合では両チーム合わせて60-100回くらいの得点チャンスがあります。
得点しやすい競技の為、試合展開はスピーディーで瞬時の判断が得点に直結します。
ただシュートを放つにしても、自分でシュートに行くか仲間に頼るかなど、試合の中で様々な駆け引きが出来る競技です。
駆け引き上手になれば、日ごろの生活でも役立ちます。
ハンドボールを通して人生を充実させましょう。
まとめ
中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
ハンドボールは50m走みたく肉体を極める競技と違って頭脳プレイもすることが出来ます。
指導者として駆け引きの楽しさを教えてみてはいかがでしょう。
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