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相撲の基礎知識①〜土俵の歴史からまわしの締め方〜

指導案
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はじめに

大相撲といえば、“まわしを取り合う競技” 、“女子禁制の神聖な土俵”などのイメージがありますが、まわしの締め方や、相撲部屋の1日の様子、身長や体重が足りないと弟子になれないことなど、実は知らないことも多のではないでしょうか?国技とも呼ばれることが多い「相撲」ですので、今日は様々な角度から相撲のことを知っていきましょう!

土俵ができるまで

ひとえに「相撲」とありますが、身近なものだと腕相撲や指相撲などがあげられますね。調べてみると「辻相撲」や「勧進相撲」というものを見つけました。後に土俵が出来るきっかけとなった相撲なのですが、どのような歴史があるのでしょうか?

辻相撲

・道端に小屋掛けして興行する相撲。
・素人が空き地などに集まって行う相撲。

勧進相撲

・寺社の建築,修繕などの募金を目的とした興行相撲。

この勧進相撲や辻相撲では、観戦するお客さんが相撲取りのまわりを、ぐるっと丸く取り囲んだ「人間土俵」のような形で観覧していました。江戸時代は、大名のお抱えを解かれ失業した相撲取りもいたので、かなり荒っぽい「乱闘」のような相撲もあり、そんな中の賭け相撲をしてたところ、怪我人が続出。この様子は『古事類苑』でも「相手を動けなくなりまでぶちのめすのがいい」とも記されています。

原文:「圓形に人居て、其屋ニ推シ込、起揚がらざるをとす、膝を衝、手をつき、尻腰など落ても、詰を能勝、敵を働かざるを功とす」
そこで幕府は慶安元年に、勧進相撲も辻相撲も禁止令を出します。

しかし相撲好きの江戸の人々は、隠れてこっそり辻相撲をしていました。その中から「俵で人垣の代わりを作れば、力士も客もけがをしないで相撲を楽しめる」と気づいた知恵人がいたことから、現在の相撲の土俵の基礎が作られたと言われています。
日本の武術の起源は、もともと力比べから始まったものが多いですが、競技者以外に迷惑を掛けないようなルールがあれば、面白いスポーツとして残っていくんですね。

まわしの締め方

相撲といえば「まわし」ですが、実際のところ その締め方って知らない方も多いのではないでしょうか?今日は動画とともにお届けします。

まわしを締めるときめには、練習者同士で締め合うのがよい。また、サポーターなどをまわしの下につけるのが衛生的です。

・まわしを4つ折りにした一端を2つ折りに開きその部分をまたに挟む(図A)
・右に回転する(図Cの1)
・まわり目に、前に垂れた一端を4つ折りにして右腰の方へ折りこむ(図Bの4)
・その後は1回または、2回まわして結びあげる(図Cの3、4、5)

出典:
http://www.ikeda-jc.com/w/04/post_9.html

続きは、同記事②へどうぞ!

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