はじめに
部活の砲丸投げでは、どのような怪我をしやすいのでしょうか。そして、その予防策とはどのようなものがあるのでしょうか。砲丸投げで大切なことは、まず怪我をしないことと言えます。そのためにどのようなことをすべきか、気になるところですよね。
砲丸投げをしているときに起こりやすい怪我とは?
砲丸投げで絶対してはいけないことといえば、野球ボールのような扱いで、投げてしまうことです。これは肘を潰してしまいます。砲丸が重くなるほど、手首に怪我をしやすくなるので、注意が必要です。砲丸投げでは、特に手首を怪我しやすいです。手首にテーピングをぐるぐると巻くのは保護作用にもなり良いことです。とにかくきっちり固定することが大切となります。肩に痛みを感じやすい競技であるので、肩の怪我にも注意をしましょう。一度怪我をしてしまうと、それが癖となってしまい再発しがちになるので注意が必要です。砲丸投げは、重いものを遠くへ飛ばす競技ですので、その反動がもろに体へと来やすくなります。そのため、筋肉の強化やボディーバランスの向上といったことにも気を向ける必要があります。
砲丸投げによる怪我とは?
砲丸投げによる怪我としては、上腕骨に終わる4つの筋に起こる影響が起こりやすいです。肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋で構成される4つの筋のことで、正式には回旋筋腱板、またはローテーターカフとも呼ばれます。砲丸投げによる繰り返し動作による負担が原因となったり、肩に直接的な外力がかかって痛めたり、転倒時に手や肘をついていためたりといったことによる損傷が考えられます。
まとめ
砲丸投げでは、肘を痛めないような投げ方をすること、肩にストレスを与えないような投げ方をすることが重要です。痛みを感じるようであれば、きっちりとテーピングをして保護をしてあげることも大切です。また、回旋筋腱板、ローテーターカフといった場所を痛めないように、整形外科にいったり、整骨院に行ったりといった治療が良いとされています。
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