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ボール遊び指導案 小学1年生対象(身体的・道徳的目標)

指導案
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はじめに

ここでは、小学1年生のボール遊びにおける体や心の発達目標を提示していきます。指導案の作成にお役立て下さい。

どこまで出来るようになればいいの?

まずは、ボールも硬さや大小など、多くの種類を用意しましょう。そして、ペアになって、しっかりと相手の位置に向かって投げることが出来るようになりましょう。相手に向かって投げる時も、「相手がキャッチしやすいように投げる」ことを心がけさせましょう。

体はどういう風に動けばいいの?

上手投げも下手投げも、しっかりと相手や的など、目標に狙って投げることが出来るようにしましょう。遠くまで投げる際の腕の振り方などを指導し、生徒がしっかりと体全体を使ってボールを投げることが出来るようにしましょう。

苦手な投げ方がある生徒に対しては、どうすれば改善出来るかを指導し、あらゆる投げ方に対して苦手意識を無くすようにしましょう。

ボールを投げて競うだけではない!?

「ボール遊び」の授業では、「ボールの扱い方が分かるようになる」だけではなく、一連の授業を通して、相手を思いやるなどの道徳的成長も促すことが出来ます。

キャッチボールにおいては、「強く投げる」や、「相手に向かって投げる」だけでは、投げられた方はキャッチが難しくなります。そこで、「相手のどこを狙ってどのくらいの力で投げればキャッチが容易に出来るか」を考えさせましょう。そうすることによって、相手を思いやる気持ちが芽生えます。

さらに、様々な工夫を凝らしたゲームを、点数を競う形で用意することによって、他者の得意分野などを尊重し、お互いの得意不得意を見極めることができ、それは生徒達に「全体の調和」を考えさせるきっかけになります。

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