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柔道指導案①〜基本動作と抑込技〜

指導案
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はじめに

柔道は相手と直接組み合って、基本となる技や得意技、連絡技を用いて相手と攻防を展開しながら、互いに「一本」を目指して勝敗を競い合う運動です。

投技は67技、固技は29技ありますが、学校での指導ではその中でも主に体落とし、大腰、膝車、大外刈り、支え釣り込み足、小内刈りや、けさ固め、横四方固め、上四方固めを教えることが多いです。また、柔道の基本動作を指導する必要があります。

相手の動きに応じた基本動作

ここでは、姿勢と組み方、進退動作、崩しと体さばき、受け身(前回り受け身、横受け身、後ろ受け身)のことを指します。

基本動作

【姿勢と組み方】相手の動きに応じやすい自然体で組むこと。
【進退動作】すり足、歩み足、継ぎ足で体の移動をすること。
【崩しと体さばき】相手の姿勢を不安定にし、技をかけやすい状態をつくること。

受け身

【前回り受け身】
前方へ体を回転させ、背中側面が畳に着く瞬間 に、片方の腕と両脚で畳を強くたたくこと。脚は下側の脚を前方に、 上側の脚を後方にすること。

【横受け身】
体を横に向け下側の脚を前方に、上側の脚を後方にして、両脚と一方の腕全体で畳を強くたたくこと。

【後ろ受け身】
あごを引き頭をあげ、両方の腕全体で畳を強くたたくこと。

抑込技

抑え込み技では、下に記されている「抑え込みの条件」を満たしている状態で固め技などをかけていることを指します。

抑え込みの条件

【固技】

【けさ固め】
仰向けの相手の首を自分の右腕で巻きつけ、さらに相手の右腕を自分の左脇で制御した状態から抑え込む技です。

【横四方固め】
相手が仰向けの状態から左腕で肩越しに相手の帯を掴み、さらにもう一方の右腕を相手の股の間に伸ばして下穿きを掴みながら相手の上半身を横向きの体勢で抑え込む技です。

【上四方固め】
仰向けの相手の帯を両手で掴み、相手の胸に顎を乗せて抑え込む技です。
基本動作や受け身は体を守るためにもとても大切なことです。そのことをしっかりと伝えた上で、指導しましょう。また抑込技は投技に比べて安全なので固め技だけの試合をして自由練習してみるのもいいかもしれません。

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【参考文献】
「平成20年度 中学校学習指導要領解説 保健体育編97p」

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