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中学実習生のためのシンプル指導案②ハンドボール基礎知識

指導案
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はじめに

中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
まずはハンドボールについて知るという事が大切です。
今回はハンドボールのルールと競技についてご紹介します。

ハンドボール・競技編

「コート」
ハンドボールのコートは、40m×20mです。
選手はこのコート内で攻防を繰り広げます。

「ゴール」
ゴールの大きさは高さ2m×幅3mです。
この狭いゴールで得点の攻防を繰り広げます。

「正規の試合時間」
高校生以上は、前半30分・後半30分
中学生は、前半25分・後半25分
休憩時間は15分
正規の時間で勝敗がつかなければ5分休憩の後10分間

「チーム」
1チーム7名で行います。
選手の交代は自由に行えます。
コートプレイヤーとゴールキーパーは違うユニフォームを着用することが義務です。

「ボールの扱い方」
ボールの保有期間は3秒までです。
ステップの範囲は3歩までになります。
ボールに足で触れることは反則です。
身体がボールと接触していいのは膝から上になります。

ハンドボール・ルール

「得点妨害」
明らかな得点機会を妨害した場合は反則です。
選手全員でゴールに押し寄せて、ゴールプレーを阻止する行為が該当します。

「オーバータイム」
ボールを3秒以上保持する行為がオーバータイムとなり反則です。

「オーバーステップ」
ボールを所持した状態で4歩以上歩く行為が該当します。

「ダブルドリブル」
ドリブルしたボールを一度もって、再度ドリブルすると反則です。

「プッキング」
相手を押す・突き飛ばすなどの行為が該当します。

「キック」
キーパー以外が足でボールを扱うと反則プレイです。

「パッシングプレー」
攻撃・シュートをせず、ボールを所持し続けると反則プレイになります。
サッカーやバスケは、パッシングプレイというのはありません。
ハンドボールならではのルールです。

まとめ

ハンドボールを行っている生徒は少ないのが現状です。
しかし、ルールはバスケやサッカーとほとんど同様なので親しみやすい競技になっています。
指導者として、まずはハンドボールのルールを抑えておきましょう。


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