体育の教え方を学習指導案をもとにご紹介 体育に特化した
教育情報サイト「さとし」

タグ: バスケットボール

  • 指導案

    部活中に起きやすい怪我と対処法③バスケットボール

    はじめに

    部活中、如何に集中してプレイしていたとしても怪我というものはつきものです。プロのバスケットボール選手であっても怪我や故障に苦しみ、悩む選手というのは少なくありません。そこで、部活中に起きやすい怪我に対し、如何に対処するかということが大切になってきます。

    バスケットボールではどこを怪我しやすいのか

    バスケットボールは、スピード感や接触プレイと見どころも多く、動きの激しいスポーツです。プレイとしては、片手でドリブルを行い、パスや足を使って敵陣のゴールまでボールを運んでいくことになります。また、ジャンプや急停止を何回も繰り返し、運動量もそれなりにあるスポーツです。そのため、捻挫や突き指、肉離れ、膝の痛み、アキレス腱の痛み、足の疲労骨折などがよく起こります。バスケットボールでは、指と足、特に膝に怪我をしやすいようです。では、その怪我を未然に防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

    怪我を未然に防ぐには?

    バスケットボールによる怪我を未然に防ぐ為には、膝やアキレス腱、足への負担を日頃から和らげておくことが大切となります。練習前のストレッチは勿論のこと、帰宅後やご飯後、お風呂上がりの後など、時間を見つけては膝周りやふくらはぎ、アキレス腱や足の裏といった場所を自分でマッサージする習慣をつけておくことが大切です。うっかり部活中に怪我をしてしまった場合は、マネージャーや顧問の助けを借りて、テーピングや適切な応急処置を行ってもらい、安静にするようにしましょう。

    まとめ

    バスケットボールは、動きの激しいスポーツで、手や足を頻繁に酷使することから、指や足全体、特に膝周りを怪我しやすいことがわかりました。怪我を防ぐには、日頃からのケアが大切で、時間をみつけては膝周りやアキレス腱といった場所を自分でマッサージすることが大切であることがわかりました。部活動を楽しく行うためにも、日頃から自分自身の体のケアを十分にして試合などに望みたいものですね。

    【関連記事】
    バスケットボール指導案①【基本パスの種類】

    バスケットボール指導案②【ドリブル、シュート練習】

    バスケットボール指導案③【ポジションの基礎】

    13962 views
  • 指導案

    初心者でも分かるポジションの役割(バスケットボール)

    はじめに

    世界で最も競技人口が多いスポーツ、バスケットボール。
    日本でも2016年にプロバスケットボールリーグ「B LEAUGE」が誕生しました。

    今回はバスケットボールの5つあるポジションの役割について書いていきます。

    ポイントガード

    ポイントガード(PG)はチームの司令塔。
    ポイントという言葉の意味は、得点を取ることではなく、「示す」という意味です。
    ここで、示すのはチームの戦略のことです。
    つまり、ポイントガードはコート上の監督の役割を担っています。

    シューティングガード

    シューティングガード(SG)はシュートして得点を取ることが役割。
    主なシュートは3ポイントシュートになるので、外からシュートし得点することが多いです。
    シュート力がとても重要になるポジションになります。

    スモールフォワード

    スモールフォワード(SF)はオールラウンドにプレーするポジション。
    中に切れ込んで得点したり、外からシュートをしたり、リバウンドを取りに行ったりと、攻守に渡り色んなプレーに絡むことが必要です。

    パワーフォワード

    パワーフォワード(PF)はインサイドとアウトサイドを柔軟に対応してプレーするポジション。
    身体を張ったプレーをしたり、ミドルシュートを決めたりする役割があります。
    時には、3ポイントシュートを打つ場面もあります。
    近年、役割が最も大きく変化しているポジションでもあります。

    センター

    センター(C)はインサイドで身体を張った攻防をするポジション。
    ゴールに最も近い位置でプレーをするため、身体の強さが必要になります。
    身長や体重といった体格的な部分も必要な要素になります。
    センターが強いチームは得点が取りやすいので、安定した試合運びができます。

    まとめ

    バスケットボールの5つのポジションを簡単にまとめました。
    上記に書いたのは概念的なものなので、絶対的なものではありません。
    チームの状況、相手によって変わることを理解しておいてください。
    バスケットボールは攻守の切り替えが多く、得点がたくさん入るので見ていて面白いと思います。
    日本でもかなり普及してきているので、この機会に是非試合をご覧になってください。

    【関連記事】
    バスケットボール指導案①【基本パスの種類】

    バスケットボール指導案②【ドリブル、シュート練習】

    バスケットボール指導案③【ポジションの基礎】

    3284 views
  • 指導案

    馬のようなドリブルを華麗なフォームにするメソッド(バスケ技能向上)

    はじめに

    サッカー、ホッケー、ハンドボール、そしてバスケットボール。これらの特定の球技において連続的にボールを身体の一部に接触させ移動する技能、それがドリブルです。ドリブルはその競技内の血脈と言えるほど大切なもの。この基本的技能の習得と洗練なくして競技全体を上達させる事はできません。今回はバスケットボールに限定し、このドリブルフォームの修練メソッドを紹介しましょう。

    イメージング

    いきなり今回の記事内容を覆すような表現をしますが、華麗なフォームを習得する為の大前提は「最初はフォームを意識し過ぎない」事です。身体のどこどこをこういう風に使うとか、ドリブルの上手なNBAのプロ選手の動きを徹底的にコピーするとか、そうした意識的な学習は必要ありません。それでは思考が優先され自然な身体の動きが阻害されてしまいます。ボールと手と地面の「感覚」をイメージングし、その理解を深めていく。それがドリブルとの適切な付き合い方なのです。

    ヨーヨー

    ドリブルの適切なイメージのひとつは「ヨーヨー」です。ボールを強くつくと床がそれを押し返します。それを再び包み込むようにして床に返す。ヨーヨーのように「手で受け止めて制御している」という感覚が掴めて来ると、自然とボールと自分の動きが一体化し始めます。この一体感により、自分なりの最適なフォームが形成されていきます。

    コンフォートゾーン

    上記の感覚が掴めたら、次はコンフォートゾーン(快適な動作)を抜け出す時です。ドリブルをしながら「負荷(様々な状況を想定した応用的な動き)」を掛けていきましょう。この時に特に意識しておきたいのがヘッドアップの習慣です。ドリブルを一体化させつつ周囲を見渡せるようにする。ドリブルをしながら状況把握が適切にできるようになれば、いよいよ揺ぎ無いドリブル感覚が身に付きます。

    まとめ


    スポーツ漫画の金字塔『スラムダンク(井上雄彦著)』内で身長168cmの宮城リョータが「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」と心の中で叫ぶシーンがあります。チビかどうかはさておき、バスケットボールにおけるドリブルは全てに通じる技能です。ドリブルの基本修練は1日数十分を繰り返すだけでも効果が出ます。華麗なドリブルを身に付けて試合の基盤を作りましょう。

    【関連記事】
    バスケットボール指導案②【ドリブル、シュート練習】

    中学実習生のためのシンプル指導案①バスケ導入

    中学実習生のためのシンプル指導案②バスケ基礎

    2169 views
  • 指導案

    シュートに悩む子へのアドバイス(バスケ技能向上)

    はじめに

    シュートがなかなか入らない、というのはよくあるバスケットボールの悩みです。練習し続ければ慣れて入るようになるかなと思って一生懸命にシュートをし続ける人もいると思いますが、実はその方法はあまり効率が良くありません。今回はシュートのコツに迫ってみましょう。

    フォームを意識

    前に「バスケットボールのドリブルはフォームを意識し過ぎない方が良い」という記事を書きましたが、シュートに関してはこの正反対。フォームを徹底的に意識する事でシュートの成功率が上がっていきます。ですからシュートの反復練習はむやみにゴールへ打ち続けるのではなく、フォームを丁寧に意識しながら行う方が良いのです。

    シュート発射前

    シュートを発射する前にもっとも意識しなければならない基本的な最初のコツ、それが両足を肩幅程度に開く事です。これによって自分の全身をカタパルト(射出機)のように安定させます。次の動作で重要なのは利き手側の足と肩を少し前に出し、膝を軽く曲げる事です。この時に足と肩が別々のベクトルに向かい体がねじれていると発射時にボールが安定しません。ボールはおでこの辺りに設置します。肘はカエルのように開き過ぎないように注意。肘を肩より少々内側に締めておけば、自然と脇が閉まります。この状態が理想的です。

    ボールの持ち方

    ボールを主に持つのは利き手です。その手の平全体でボールを支えるようにします。利き手ではない片方の手はボールバランスが崩れないように「そえるだけ」です。スポーツ漫画の金字塔『スラムダンク(井上雄彦著)』における名台詞(湘北対山王戦、劇的な逆転ゴールを決める直前に主人公の桜木花道が「左手はそえるだけ」と呟く場面)の通りです。

    シュート発射時

    軽く曲げた膝を伸ばし全身をバネのように使います。そのバネの力でボールを飛ばすよう意識をします。利き手はボールを指先で転がすように回転を掛けます。この時のボールはX軸(左右)がぶれないよう、ゴールに向けて真っ直ぐ飛ばす意識が必要です。また同時に、Y軸(上下)は大きく弧を描くように心掛けます。Y軸の弧が緩やかに描けていないと、バスケットボール・ゴールの構造上、リングの中にボールが上手く納まりません。ボールをリリースした後、指先は真っ直ぐゴールへ向けましょう。

    まとめ

    バスケットボールのシュートはフォームが適切である事が肝心です。フォームが安定していればゴールを決めやすくなりますし、その逆であればボールが簡単にリングに嫌われてしまいます。慣れるまでは形通りのフォームを意識し、シュートの反復練習をしてみましょう。

    【関連記事】
    バスケットボール指導案①【基本パスの種類】

    バスケットボール指導案②【ドリブル、シュート練習】

    バスケットボール指導案③【ポジションの基礎】

    2028 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑥バスケ授業の振り返り

    はじめに

    中学実習生がバスケットボールの授業を取りまとめる際、そこで必要となるのは「直接的な技能」「授業態度」「知識・思考」の観点です。これら3つの観点から授業全体を総括する事によって、バスケットボールに対する学生の包括的スキルレベルを判断し、今後の体育学習に活かすベクトルを作ります。今回はこのバスケットボール授業のまとめのお話を致しましょう。

    技能面

    学校におけるバスケットボールの主な目標は「基礎的・基本的技能の習得とともに空間を生かしたパス回しや攻防の展開ができる」点にあります。この冒頭に書かれている基本的技能、すなわち「ドリブル」「パス」「シュート」の単独技能は学生側がある程度、自ら判断できる状態にあります。それらの技能をシンプルに集約して項目化し、ワークシート等で学生たちに自己評価の時間を持たせてあげましょう。

    授業態度

    仲間同士で必要な連携や確認を取れていたか、バスケットボールの各体験を通じて積極的かつ主体的に取り組みを行えていたか、安全を意識した公平なプレイを大切にできていたか、という要素が授業態度の評価点です。これらは可視化しにくい主観的な観点ですから、指導側が客観的にある程度の判断を下す必要があります。授業態度に問題があった場合は特別な教示が必要になるでしょう。

    知識思考

    知識思考は直接的にプレー技能に影響を与えるわけではありませんが、各種名称・内容・戦術等を覚えておく事はスムーズな動作をサポートします。バスケットボールに関連する基本知識と共に、自分の技能に対する分析と今後の課題を正確に考察できているかどうか、という点も重要です。学生の発言や記述によって、これらの知識思考の面を振り返らせてあげましょう。

    まとめ

    以上が中学実習生のバスケットボール授業まとめに関するお話でした。授業全体を技能・態度・知識の観点から見つめ直し、学生たちの適切な理解と考察を行わせてあげましょう。

    【関連記事】
    バスケットボール指導案①【基本パスの種類】

    バスケットボール指導案①~基本パスの種類~

    中学校体育テニス指導案①ボールに慣れる

    4339 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤バスケ実技テスト

    はじめに

    普段の練習によって具体的にどれだけの技能が身に付いているのか。体育科の授業において、そのような評価判断の場面はとても重要です。バスケットボールの場合は「ボールゲーム」「ボールハンドリング」「パス」「ドリブル」「シュート」の5項目を細分化した評価が一般的です。今回はその中で中学実習生に役立つ主なものをご紹介しましょう。

    パステスト

    パスの実技テストは「速さ」「正確さ」の2観点を評価する必要があります。「速さ」を調べる際に行う実技テストとして「壁パス方式」のものがあります。壁から2.1m離れたラインに立ち、壁に向かって1分間パスを繰り返すという方法です。パスの回数が多いほど速度があるという評価となります。次、「正確さ」を調べる場合は「カーリング方式」が有効です。こちらは女子7.6m、男子12.2mのラインから地面に書かれた目標枠に向かってパスを3回投げます。枠は3段階を設定し、中心部に近いほど点数を高くします。点数が高いほど正確だという評価となります。

    ドリブルテスト

    「中距離~遠距離」のドリブル能力を調べるに当たって有効なテストは「左右にジグザグの状態でカラーコーンを設置し1回往復をする」という方法です。「短距離」のドリブル能力を調べる際は「エンドラインからフリースローラインの距離を2回往復する」という方法があります。それぞれスタートからゴールまでのタイムによってドリブル能力の程度を測定します。

    シュートテスト

    一般的なものとしては「フリースローを10回連続して行う」というものがあります。この時、テスト前に1人3球ほど試し打ちをさせてあげましょう。ゴール数が多いほどシュートの正確性を持っているという評価ができます。また、「ゴール下から30秒間ショットをする」というものもあります。こちらの場合はショット数とゴール数を別々に記録しておきます。この場合、それぞれの項目の数から評価を行います。

    まとめ

    以上が中学実習生の為のバスケットボール実技テストに関するお話でした。個別の技能を適切に分析し、今後の授業展開に活かしましょう。


    【関連記事】
    中学実習生のためのシンプル指導案⑥バスケ授業の振り返り

    中学実習生のためのシンプル指導案①バスケ導入

    中学実習生のためのシンプル指導案②バスケ基礎

    6271 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案②バスケ基礎知識

    はじめに

    中学校で体育の実習授業を行うに当たって、指導者である実習生は行うスポーツに関する最低限の基礎知識を獲得していなければなりません。もちろん、実習生も一般的な教養は理解している所でしょうが、改めて指導をする立場になると理論面の把握が十分ではない事もあります。今回はバスケットボール授業に焦点を当て、中学実習生に必要となる基礎知識のお話を致しましょう。

    パス

    バスケットボールでゲームメイクの要となる「パス」。このパスの種類は「スローパス」「チェストパス」「ショルダーパス」「バウンドパス」の4つに大きく分類されます。スローパスは片手で大きく振りかぶって投げるパスで長距離にも有効です。主に速攻時に使われます。チェストパスは最も使用頻度の高いもので、両手を突き出すように短い距離を移動させます。ショルダーパスは肩の上に押し出すようにして持ち上げるパスで、ゴール前の攻防時に有効です。バウンドパスはコートに一度バウンドさせる方法で、短距離から中距離の移動に有効です。

    ドリブル

    バスケットボールで攻撃時の要となる「ドリブル」。このドリブル・テクニックとして主なものは「フロントチェンジ(クロスオーバー:左右の切り替えし)」「ロールターン(身体を反転させる)」「レッグスルー(相手の股を抜く)」「インサイドアウト(フロントチェンジとみせかけるフェイク)」「バックビハインド(身体の後ろでボールをクロスする)」「シュート・ヘジテイション(シュートを打つとみせかけるフェイク)」があります。

    シュート

    バスケットボールで唯一の得点方法となる「シュート」。このシュート・テクニックとしては主なものは「ランニングシュート(レイアップ:走りこんだ後に片手でリングに乗せるよう放つ)」「ジャンプシュート(少し距離がある場所からジャンプをして行う)」「ダンクシュート(リングに直接叩き込む)」「タップシュート(リングからこぼれた球を押し入れる)」「フックシュート(身体を半身開いた状態で放つ)」「バックシュート(身体がバックボードの裏に入り込むような状態から放つ)」があります。

    まとめ

    以上が中学実習のバスケットボール授業で必要となる基礎知識のお話でした。技能の名称と内容を覚えておく事はスムーズな練習と身体反応を促します。ぜひとも覚えておきましょう。

    【関連記事】
    中学実習生のためのシンプル指導案③バスケ基本

    中学実習生のためのシンプル指導案④バスケゲーム

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤バスケ実技テスト

    3199 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案④バスケゲーム

    はじめに

    体育科を指導する中学実習生は基本的な技能の練習から導入を始めるのが定石です。その基本技能の地盤が固まった段階で、次に実践的な負荷を掛ける練習を始めます。この「実戦的な負荷の練習」、バスケットボールの場合はミニゲームが有効です。今回はこの中学実習生のバスケットボール指導におけるミニゲームのお話を紹介しましょう。

    動作の制限

    得点を伴うミニゲームはルールを限定的に、シンプルに構成する必要があります。「ボールを持って3歩まで動いて良い」「シュート時にはブロックをしない」といった大きくて気楽なハンデをルールに与えるのです。こうしますと複雑なゲーム性が単純化され、より安全にミニゲームを楽しめるようになります。ゲームをしていくうちに「力を入れずにボードの黒枠に当てるようにすればシュートが入りやすい」という感覚を掴めるようになるでしょう。

    人数の制限

    ルールと同じく人数を制限するミニゲームも有効です。実戦の本来のルールは5対5ですが、「2対2」「3対3」に制限をする形でミニゲームを構成します。これによって複雑かつ瞬間的な判断が必要となるバスケットボールの難易度が下がり、初心者でも状況を見渡しやすく楽しめるようになるわけです。

    状況の制限

    上記の初期のミニゲームに慣れた次の段階に導入したいのは状況の限定です。具体的な攻撃場面・防衛場面を想定して、その地点からミニゲームをスタートさせます。ニュートラルな位置からではなく具体的な場面から開始されるゲームは、たとえミニゲームとは言え実戦へ移行する際に役立ちます。こうして徐々に負荷を強めることで最終的に本格的なバスケットボールゲームへ自然的に繋げる事が可能となります。

    まとめ

    以上が中学実習生のバスケットボール指導におけるミニゲームの紹介でした。ミニゲームはシンプルなものから徐々に負荷を上げていく方法を心がけましょう。


    【関連記事】
    中学実習生のためのシンプル指導案⑤バスケ実技テスト

    中学実習生のためのシンプル指導案⑥バスケ授業の振り返り

    中学実習生のためのシンプル指導案①バスケ導入

    3752 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案③バスケ基本練習メニュー

    はじめに

    瞬間的な動作が常に問われる球技・バスケットボール。このスピーディーなスポーツの基礎を支えるのは的確に積み重ねられた「ドリブル」「パス」「シュート」の基本技能です。中学校授業時にはこの基本技能をしっかり練習する事が大切です。今回はこのバスケットボールの基本練習方法について、中学実習生が行う事を想定したものを取り上げてみましょう。

    ハンドリングとドリブル

    最初に行うべきが「ハンドリング練習」です。ハンドリングとはボールが手に触れている状態を意味しています。「股の下で8の字にまわす」「両手持ちしたボールをパッと話して片手で受ける」「正面から頭上に投げたボールを背中側でキャッチする」等の練習によってボールと手の感覚を会得させます。この感覚に慣れると「ボールを見ないでドリブルをする」という目標に近づきます。ドリブル練習では「高さを変えてみる」「前後左右に動く」といった練習が有効です。この時、「顔を上げる」「重心を落とす」「ボールを持たない手でディフェンスを防ぐ」という部分を意識させましょう。

    チェストパス

    パス練習の基本は使用頻度の高いチェストパス(両手で行うパス)で行います。「走りながらパス」「ディフェンス付きでパス」といった練習方法が有効です。この時に意識をさせておきたいのが「ヒジを張り過ぎない」「バックスピンをかける」「10本の指を使う」「重心を低くする」「パス相手をしっかり見る」「パスの方向に手と足先を向ける」といった点です。

    シュート

    シュート練習の基本は距離の短いゴール下から始めます。ゴール成功率が高まれば、次第に距離を長くする、負荷を掛ける(ディフェンスを置く)といった練習へ移行します。この時に意識をさせておきたい点が「バックスピンを掛ける」「手の平の腹をボールに触らせない」「脇を絞り肘を開き過ぎない」「足を肩幅程度に開く」「力を入れ過ぎない(抜く)」「ジャンプ頂点でボールを離す」「ジャンプシュート後は元の位置へ戻る」「シュート後の手と足先をリングへ向ける」といったものです。

    まとめ

    以上が中学実習生のバスケット授業における基本的な練習メニューでした。基本練習を積み、ハンドリング・ドリブル・パス・シュートの基本技能を確実に会得させてあげましょう。

    【関連記事】
    中学実習生のためのシンプル指導案④バスケゲーム

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤バスケ実技テスト

    中学実習生のためのシンプル指導案⑥バスケ授業の振り返り

    5438 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案①バスケ導入

    はじめに

    実習生の方が中学校で体育授業を行う際、何かと迷ってしまうのが導入部の展開です。第一手を間違えると担当する授業全体があらぬ方向へ向かってしまう可能性がありますから、慎重に計画を練りたいところとなります。今回はそうした中学実習生授業のバスケ導入部に関するお話を致しましょう。

    基本的な意識

    バスケットボール導入時に基本的な目標意識として持っておきたい点が3つあります。「技能目標をシンプルなものに設定する事」「シンプルな技能を完成させてから負荷を掛ける事」「優先して必要となる技能に時間を割く事」です。中学生時のバスケットボールは相手がいても通じる技能を身に付ける事が最終目標となりますが、導入部では理論的な単独技能を着実に復習・強化する事が求められます。

    相手の負荷

    上記の通り、導入部ではドリブル、シュート、ディフェンスといった基本技能を着実に付ける事が肝心です。その当初の導入部がクリアした段階で実践的な負荷を導入します。たとえばシュート練習の場合、最初は前に相手を立たせるだけの状態に留め、そのステップを終えた段階で次第にディフェンスの動きを強めるよう指導をします。その負荷を徐々に強め、自然に最終的な「攻防の駆け引き」に繋がるよう意識をします。

    少ない人数で

    導入部における対人練習は実戦通り(5人制)ではなく少人数(2対2、3対3)で行いましょう。この時、成長期の中学生は各個人ごとにフィジカル能力(身長・体格・筋力等)に大きな差が生じていますから適度なパワーバランスの配分が必要です。学生たちが慣れて来た段階であれば「3対2」「2対1」のような具体的な試合場面を想定した練習を導入しても良いでしょう。

    まとめ

    以上が中学実習生授業のバスケ導入部に関するお話でした。優先順位の高い基本技能を着実に会得させた後、徐々に負荷を掛けて実践的技能を身に付けさせてあげましょう。

    【関連記事】
    中学実習生のためのシンプル指導案②バスケ基礎

    中学実習生のためのシンプル指導案③バスケ基本

    中学実習生のためのシンプル指導案④バスケゲーム

    6582 views

よく読まれる記事

  • 中学実習生のためのシンプル指導案⑤ハードル走実技テスト 1199713 views
  • ゼロから始める跳び箱入門③ウォーミングアップ 182585 views
  • ドッチボール戦術②追い込まれた時の逃げ方 135952 views
  • 中学実習生のためのシンプル指導案①ハードル走導入 111804 views
  • 知って得するバレーボール上達テクニック③スパイク編 102514 views

人気のキーワード