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タグ: スポーツライフ

  • 指導案

    世界ゆるスポーツ協会って知ってる?

    はじめに

    みなさんは、「世界ゆるスポーツ協会」というものをご存知ですか?
    名前を聞くだけだと、ゆるキャラならぬ、「ゆるスポーツ」…?と考えてしまいますが、何ともユニークでゆる〜いスポーツが日本で開発されているんだとか!
    授業とは別物のように感じますが、運動が苦手な生徒さんや高齢者の方にも楽しんでもらえるようなスポーツも紹介しているようです。もしかして、授業に躓いた時のアイディアになるかも…?教科書ばかり見ていたら思いつかないような斬新なスポーツがたくさんあるので、ご紹介させてください!

    「世界ゆるスポーツ協会」って一体何だろう?

    公式HPに、協会のコンセプトが載っていました。

    「それは、年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる新スポーツ。超高齢社会でスポーツ弱者が多い日本だからこそ生み出せるみんなのスポーツ。勝ったらうれしい、負けても楽しい。多様な楽しみ方が用意されているスポーツ。足が遅くてもいい。背が低くてもいい。障がいがあっても大丈夫。
    あなたのスポーツが、必ず見つかります。世界ゆるスポーツ協会は、ゆるスポーツを創るスポーツクリエイター集団です。」

    どうやら、誰でも楽しめる新しいスポーツを開発し、全国で体験できるスポーツ環境づくりと活性化をはかる集団のようです。
    事業内容を見ると、新たなスポーツ用具の開発なども通じてスポーツ人口率の向上も狙っているそうな。。そして設立がなんと2016年!新しい協会のようですね。

    さて、この「ゆるスポーツ」。
    一体どのような競技や種目があるのでしょうか?見てきましょう!

    「ゆるスポーツ」紹介

    数多くある「ゆるスポーツ」の中から、本日は3つを抜粋しました!

    「ベビーバスケ」

    激しく動かすと大声で泣き出してしまう特殊なボールを使ったバスケットボールです。ボールが赤ちゃんということを想定しているので、叩く、勢い良く投げる、ドリブルなどはもちろんNG。泣かせないように、そっとパスして、そっとキャッチするなど、プレイヤーの母性が試される世界一ゆるいバスケットボールです。立ち止まった状態でボールを3秒以上持ってしまうと反則(正式名称:「過保護」)というルールもあるのが面白いところ。
    なんとこの特殊ボール、レンタルも行われているのだとか!

    ▼反則ルール「過保護」のようす

    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=Wb-PorMYgcE

    ▼ボールを持って4歩以上歩くと「子煩悩」というファウルらしい!

    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=jMKSj-PJHp4

    ▼何ともソフトなゴールの瞬間!もちろん赤ちゃんは泣き止んでいます。笑

    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=9Ej3yF-8XI0

    「トントンボイス相撲」

    年齢とともにノドの機能が低下することを見越して作られたゆるスポーツ。
    プレイヤーの「トントン」という声に合わせてステージが振動し相撲力士が動くという紙相撲は、たくさん声を出すことがノドの機能を回復させる一番の方法という点から考案されたそう!声でプレイするトントン相撲、これは面白い!


    出典:
    http://yurusports.com/sports/healthcare/tontonvoicesumo

    「スポーツかるた」

    今までのかるたと違い、札には「楽しく体を動かす」お題が書かれています。
    筋力、バランス、柔軟性から、有酸素運動など、様々な運動で基礎体力アップを狙った、ゆるスポーツ。広島にある中国新聞社の企画である「からだうごかす大作戦」と、世界ゆるスポーツ協会のコラボで生まれたんだとか!


    出典:
    https://www.youtube.com/watch?time_continue=43&v=SMQXKD8HsnY

    おわりに

    スポーツが得意な人も、そうでない人も全員が一緒になって楽しめるスポーツが集まっていましたね。学校授業では、総合の学習での自由時間や、レクリエーション種目として授業にも取り入れられそうなものもあったので、ぜひ新しい授業の試みとして挑戦してみてはいかがでしょうか?

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  • 指導案

    芸術スポーツ競技を極めたあとの就職先

    はじめに

    フィジュアスケートや、バレエ、器械体操、新体操など、芸術とスポーツをコラボした世界で結果を残した人はどのような職業に就いているのでしょうか?

    今一生懸命取り組んでいるからこそ、大人になっても続けたいと思うスポーツがあるのなら知っておきたい!表現スポーツ競技の部活動や、クラブチームでの習い事をを頑張っている子ども達にこそ知ってほしい情報を集めてみました。

    スポーツは将来、お金にならないって本当?

    大人になっても本格的にスポーツしたい!でも、スポーツは将来お金にならないから、働いて趣味程度にしかできないじゃないか…なんて思ってませんか?それは違いますよ!表現や芸術スポーツの経験者だからこそ、自らの身体が仕事となる可能性を秘めています!
    将来、本格的にスポーツを続けて生活していける方法を紹介していきましょう。

    芸術スポーツを続けながらご飯を食べていく方法

    プロスポーツ選手になる

    有名なのはフィギュアスケートでのプロ選手ですね。イナバウアーで有名な荒川静香さんもプロ選手です。プロになるとスポンサーが付いてCMなどのメディアに出演すれば広告費として報酬が発生します。また、野球やサッカーなどのメジャーチームスポーツでは、チームから給与が支払われますので、「プロ」としてお金をもらってプレーすることができます。
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    サーカス団に入団する

    「シルク・ド・ソレイユ」
    50カ国以上から集結した4,000名のアーティストとスタッフを抱える世界的エンターテインメント集団。人間の持てる能力の限界まで追求したパフォーマンスと、生演奏、照明、舞台美術、衣装、振付、ストーリーに至る全てにこだわり、高い芸術性の融合が、世代と国境を超え、これまでに、世界6大陸400都市を巡り全世界で1億5千万人以上もの人々を魅了してきています。

    「ポップサーカス」
    「楽しさの追求」という意味が込めらたポップサーカス。
    世界各国からアーティストが集結し、心がはずみ、楽しくはじけるような夢の空間を作っています。不定期ですが、サーカス開催地にて「キッズ・チャレンジ」という企画があり、観客が舞台上に立ってジャグリングなどを体験できるイベントなども実施しています。

    「サムライ・ロック・オーケストラ」
    世界で活躍するトップアスリートやメダリストが集結した、アクロバットと音楽、ダンスが融合した全く新しいパフォーマンス集団です。跳び箱世界記録保持者・池谷直樹さん「スポーツ選手のセカンドキャリアを応援したい」という思いで、2012年に立ち上げられました。

    テーマパークのダンサーになる

    「サンリオ・ピューロランド」
    ハローキティをはじめとする、たくさんのサンリオキャラクターに触れ合えるテーマパークです。子どもから大人まで楽しめる本格的なミュージカルやパレードを上演するテーマパークですが、パフォーマーの募集はしていないとのこと(2017年2月現在)。今後に期待ですね。

    「ユニバーサルスタジオジャパン」
    ハリウッドの超大作映画をテーマにした興奮のライドや人気キャラクターたちのショーなど、子どもから大人まで楽しめる、関西を拠点としたテーマパーク。採用されれば、ダンサー・シンガー・アクター・スタント・キャラクター(=着ぐるみ:身長120cmから185cmまで)など表現できる場は様々。基本的に1年契約更新という形で採用してもらえます。

    「ディズニーランド・ディズニーシー」
    日本人なら誰でも知っている大規模テーマパーク、東京ディズニーリゾート。“夢がかなう場所” で生みだされる複合的かつ高品質なアメニティ、ホスピタリティ、エンターテイメントに満ちあふれた体験を大切にしています。採用はダンサーとキャラクター(着ぐるみなど)に分かれており、書類審査を含む4回の選考ステップを踏んで合格となります。

    講師・インストラクターになる

    今まで続けてきた競技の現場を、今度は引っ張っていく立場に立ちたいならこれ!

    はじめは自分が所属していたクラブチームに属して、のちのち独立するという手が一般的です。その間、さらに競技の勉強を兼ねて海外に移住するという話もよく耳にします。インストラクターとは異なりますが、私立の部活動出身ならば学校の先生になってチームの顧問も兼任するという方法もありますね。

    おわりに

    ここでは紹介しきれていませんが、バックダンサーや振付師、NPOを立ち上げて教室を開くなど将来的にも大好きな芸術スポーツを続けていける方法はまだまだたくさんあります。

    ちなみに「本能寺の変」で有名なダンサー「エグスプロージョン」さんは、よしもとに所属しながら自らの表現能力を磨き、インストラクターをする片手間、動画投稿サイトYOUTUBEを通して活動の様子を発信していたことがきっかけで芸能界デビューが決まったのだとか。きっかけはどうなるかは分かりませんが、個人で動いていく場合は発信の仕方も重要になりそうですね。

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  • 指導案

    陸上競技指導案② 【長距離走】


    長距離走のねらい

    積極的に長距離走に参加し、運動に親しめるようになりましょう。より健康になるため自ら運動をする習慣をつけます。また、基礎体力を向上させることが目的です。長距離走はそのしんどさから敬遠されがちですが、児童自身が限界に挑戦することができ、継続して練習することで、その限界を超える達成感を得ることができます。

    ペース配分

    初めから飛ばしすぎず、最初はリラックスした気持ちで4割程度の力で走り始めましょう。後半は皆、疲れるので、その時点でスピードが落ちないように、エネルギーを残しておきましょう。

    人はだれしも、疲れた、もう走りたくないという速さ、「デッドポイント」と、その速さから少し落として、あぁこれなら楽に走れるという、「セカンドウィンド」という速さがあります。デッドポイントとセカンドウィンドの間の速さで、継続的に走ることで、だんだんデッドポイントが伸びてきます。

    走っている間は、「吸う、吸う、吐く、吐く」と呼吸をするのが一般的ですが、自分がリラックスできる呼吸法で走りましょう。無理に実践する必要はありません。
    走る際のフォームは、短距離走の前傾姿勢とは異なり、身体を上から糸で引っ張られるように、すっと胸を張って走りましょう。速さを出したい際は、少し前傾で走ると速さが出ます。歩幅が小さいとエネルギーを無駄に消費してしまうので、歩く歩幅の1.5倍くらいの歩幅でリラックスして走りましょう。

    トレーニング例

    【準備体操】
    準備体操はしっかり行ってください。怠るとけがをします。

    【流し】
    100mくらいの短い距離を、9割くらいの速さで、長い距離を走ったあとに、数本走りましょう。この目的は、身体をダイナミックに動かせるようになるため、速さに順応できるようになるためです。長い距離ばかり走っていると、身体がその速さが限界だと思い込んでしまいます。流しを軽視せずに、長い距離を走って疲れていても、2、3本は走るようにしましょう。

    【ジョギング】
    これがメインです。何kmをどれくらいの速さで走れるか、時間を決めてどれだけ長く走れるかなど、目標を決めて走りましょう。

    【ペース走】
    これは結構厳しい練習になりますので、週に1度くらいにしておきましょう。トラックなど、距離の決まった場所で、毎周同じ速度で走るようにします。

    【変化走】
    一定の距離をだんだんと速いペースで走ります。例えば、400mを1分30秒、1分25秒、、、1分、といったようにだんだんと速くしていきます。最後はかなりきついぐらいの設定にします。

    【インターバル】
    短い距離を全力で走って、少しジョギングを挟んで回復させます。また、走って、またジョギングを繰り返します。スピード強化と心肺機能の強化をはかります。

    【関連記事】
    陸上競技指導案①【短距離走】

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  • 指導案

    豊かなスポーツライフの設計

    序章:なんで運動って大切なの?

    「運動が苦手」「運動はだるい」など、体育の授業を通じて生徒からは様々な発言がでますね。今日はそもそも運動が大切な理由を考えてみました。年代によって人気のあるスポーツや、話題になっているスポーツなどをランキングにまとめましたので、生徒とのコミュニケーションのきっかけネタとして使ってみてください。

    体力・運動能力の向上

    体力や運動能力が向上することで、運動機能の基礎を形成します。同時に、心臓・脳・骨や筋肉なども発達し、風邪などのウイルスに対する抵抗力もつきます。
    また、新しい動きを身につけることは、事故や怪我などを自分の状況判断によって防止する力にもなります。

    社会適応力の発達

    チームやグループを組み運動に取り組むことで、仲間とのルールや約束事を守ることを学べます。自分の主張をうまく伝えたり、友達を受け入れたりといったコミュニケーションを取り合いながら、社会性を養うことができるのです。個人で行う運動もありますが、ライバルを意識しお互い切磋琢磨し合うことが学べるのも運動の利点です。

    認知的能力の発達

    運動は状況を判断することから、身体を動かすまで脳の多くの領域を使います。すばやい方向転換に加え、状況判断・予測など行う全身運動は脳の運動制御機能や知的機能の発達に良いとされています。また、遊びを自分たちで新たに創り出したり、ルールを状況に応じて変えることは、豊かな創造力を育みます。

    生活リズムの安定

    気分転換ができるのも運動の特性です。適度な運動は嫌な気分を忘れさせてくれたり、深い睡眠をつくるのに効果的と言われています。汗をかくと気持ちもスッキリすることもあり、体育の授業でも徐々に汗をかくような内容にすると運動に慣れるきっかけにもなります。

    年代別人気な運動ランキング

    10代以下…テニス、サッカー、バスケットボール
    20代…ウォーキング・ボーリング・ジムでのトレーニング
    30代…ウォーキング・ボーリング・ジョギング
    40代…ウォーキング・ボーリング・ジョギング
    50代…ウォーキング・ゴルフ・登山
    60代以上…ウォーキング・ゴルフ・登山・釣り

    小学校から始まる部活動での運動を通し、20代に入るとウォーキングやジョギングなど自身の健康維持のために運動を行う傾向のように見られます。年代を問わず運動不足に弊害(ストレス、筋肉の衰えなど)を改善するために、近年はスポーツジムやヨガスタジオなど、トレーナーや仲間と一緒になって運動に取り組むのも増えてきましたね。

    特に最近競技人口が増えているマラソン

    心肺機能を向上させ、ストレスを解消する目的での「マラソン」や「ランニング」。2月23日に8回目を迎える東京マラソンの抽選倍率(マラソン一般の部)は10.3倍。30万人以上のランナーが、参加費が1万円もするフルマラソンにエントリーしています。健康的な食事を摂る習慣ができたようにライフスタイルの変化「健康ブーム」が運動を取り入れるきっかけを作っているようです。

    まとめ:なぜ運動が大切なのか?

    近年の健康ブームに加え、年代別の運動ランキングを見ても「健康を維持すること」が運動の大きな目的であるように思えます。運動が苦手なこと子供にとって、体育の授業における運動時間はなかなか苦痛なものですが、自分のなりたい姿に成る「ダイエット・体型維持」や、やりたいことを成し遂げるために「健康な身体であること」が必要だと理解することも運動に興味を持つきっかけになるかもしれません。

    教える側は、授業をする中で競技種目に集中しがちですが、生徒たちが求める将来や、それに沿ったフレーズを使い、より健康を意識する子ども達が増えればいいですね。

    【関連記事】
    運動・スポーツの効果的な学習について
    スポーツの歴史、文化的特性について

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