はじめに
部活の陸上長距離では、どのような怪我を起こしやすいのでしょうか。そして、どのような対処法があるのでしょうか。気になるところですね。長距離ランナーに起こりやすい怪我や対処法について触れていきたいと思います。
陸上長距離をしているときに起こりやすい怪我とは?
陸上の長距離走をしているときに起こりやすい怪我としては、肉離れ、筋膜炎、腸脛靭帯炎が原因の膝の痛み、アキレス腱炎、シンスプリント、股関節の痛みなどがあります。肉離れでは、怪我をした直後ではまともに歩けない状態になります。腱鞘炎は、肉離れの手前の状態で、ピリッとした痛みを伴うのが特徴となります。2週間程度は安静にすべきでしょう。これらの怪我をしてしまったときの練習方法として、エアロバイクを活用した持久力トレーニングというものがあります。
エアロバイクを活用したトレーニング
エアロバイクに乗っても故障の程度によっては痛みが生じないこともあります。痛みが出ないのであれば、痛みの出ない範囲で運動を継続することができます。エアロバイクでは、ランニングとは違い、接地のときの衝撃が無いため、膝や脚部の筋肉にかかるストレスがほとんどありません。持久力を維持しながら、心肺機能を向上させるトレーニングをすることもエアロバイクを用いれば可能となります。
怪我の対処法
怪我や筋肉疲労に対する方法として、アイシングがあります。怪我を未然に防ぐためにも、膝や足に異変を感じたらアイシングをして足を休ませることが大事だと思います。
まとめ
陸上長距離では、肉離れや筋膜炎、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎、シンスプリント、股関節の痛みを生じやすいことがわかりました。これらの怪我を負った場合は、各部位にアイシングをして休ませること、怪我や故障時にはエアロバイクを利用した練習を行うことで負荷を下げることができることがわかりました。しかし、無理は禁物なので、無理のない範囲で運動をしたいものですね。
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