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中学実習生のためのシンプル指導案⑤縄跳び実技テスト

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はじめに

縄跳びは、生徒の体力強化にはとてもよい運動です。ひとりでも自発的に運動に取り組める点もよいところです。現在運動の二極化が進み、体力面で個人差がかなりついてきています。休み時間の過ごし方が、外でサッカーをしたり運動をする生徒がいる一方で、毎日室内で絵を描いたりオルガンを弾いたり、パソコンをする生徒も少なくないのが現状です。室内遊びから外への遊びに目を向けさせるよいきっかけとなる運動のひとつが縄跳びです。

縄跳び実技テストの指導案

目標を持って楽しく体力づくりに取り組めるようにする必要があります。そのために、まず体ほぐしの運動と体力を高める運動の2つに意識を向けて運動を行わせるようにしたいところです。体ほぐしの運動では、体への気付き、体の調整、仲間との交流を狙いにします。体力を高める運動では、生徒自身の体力向上を狙いにします。体のほぐし運動では、仲間とともに音楽に合わせて体を動かすことで、運動の楽しさや心地よさを体感し、自分や仲間の体の状態を気にさせ、体の調子を整えるようにしていきます。体力を高める運動では、体の柔らかさを高めたり、機敏な動きを高める運動に重点をおいて行ないます。

縄跳び実技テスト

縄跳びは経験を積むことで跳べるようになるものです。縄をタイミングよく跳べない子や、同じリズムで両足跳びができない子もいます。縄跳び実技テストでは、次のようなことを見ていきます。両足跳びができるかどうか。その場かけ足跳びができるか、ケンケン跳びができるか。あや跳びができるか。交差跳びができるかどうか。二重跳びができるか、です。両足跳びは30回を目安に、その場かけ足跳び、ケンケン跳びは10回を目安に、あや跳び、交差跳びは5回を目安に、そして二重跳びはできるかできないかを目安に判断していきます。

まとめ

指導案としては、体ほぐしの運動と体力を高める運動の2つに意識を向けることが重要です。実技テストでは、何回跳べるかというものが跳び方によって目安が変わるというところに着目しておきます。

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