はじめに
ここでは、ソフトボールの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
・ソフトボール指導案②〜指導目的と評価基準〜
も合わせて御覧ください。
ソフトボールの特性
ソフトボールはベースボール型の球技の1種で、攻守交代しながらチームで協力して勝敗を競うことができます。「打つ」「投げる」「捕る」「走る」を基本的な動作として、作戦を生かしながら得点を入れる、入れさせない駆け引きがあるところに楽しさがあります。
サッカーやバスケットボールに比べて技術が必要なので苦手意識をもつことがありますが、技能を身に着け、ヒットやホームランを打つことでチームに貢献したとき、チームが多く得点して勝利したときに楽しさや達成感を覚えられます。ここでは、基本的なルールと作戦について紹介します。
学校体育での基本ルール
試合は5イニングとして死球はなし、四球と三振はありです。バントはアウトとします。ベースはダイヤモンド型に配置し、走者は打者が打った後に離塁することができるため盗塁は禁止とします。本塁を踏むごとで得点できます。1チーム10名として野球同様に内野6人に加え、外野4人を均等に配置する。投手は打者が打ちやすい山なりボールを投げるようにしましょう。
簡易ゲームのルール
打者一巡で攻守交代をし、各チームの3巡での合計得点で競います。味方をピッチャーにして打ちやすいボールを投げるようにします。ベースは三角ベースに配置して、走者が到達した塁ベースの数を得点とします(1塁を踏んだら1点、2塁で2点)。守備者はノーバウンドで捕ると打者はアウトで得点は0点です。1チーム6名とし、ポジションはチームごとに考えることができます。
基本練習(守備)
【キャッチボール】
対面になりボールを投げ合います。2人に限らず、3人で三角形や4人で四角形をつくり時計回りや対角線に投げることや、名前を読んだ後に投げるなどと工夫ができます。途中にゴロやフライなどを追加することで、捕球の練習になるでしょう。
基本練習(打撃)
【トスバッティング】
1分間でできるだけたくさんの紙ボール打つ。ボールをよく見て強くバットを振ることを意識します。ボールに対して水平に叩きつけるようにミートしてボールを飛ばすよう心がけましょう!
【関連記事】
ソフトボール指導案②〜指導目的と評価基準〜
ティーボール指導案①〜特性・指導・評価〜
【参考文献】
「第5学年 体育科学習指導案 単元名 ソフトボール」
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