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人に教えたくない投球術①ソフトボール

トレーニング・上達法
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はじめに

ソフトボールの投球は野球と違い「下投げ」が義務付けられています。また他にも投球時に決められた幾つかのルールがあるので、ある程度は限られた投球フォームとなります。しかし同じフォームであっても投げる人によってまったく球のスピードとパワーが変わります。それは適切な投球を行っているかどうかです。というわけで、今回はソフトボールで強烈な投球を行う為のコツを紹介しましょう。

増渕まり子さん


シドニーオリンピック(2000年)で銀メダルを勝ち取った増渕まり子さんの伝授するピッチング・メソッドによれば、上記の教材DVDの紹介動画にある通り、彼女はピッチングで常に3つのポイントを意識していると言います。その内容を2点に集約して内容を追ってみましょう。

ブラッシングの位置

ウィンドミル・フォームで最も重要なのは「ブラッシング(投げる際に腕と身体を接触させる行為)の位置」です。投げる方向に直角に立ち、ボールの持つ手のひらを上に向けたまま、右手の肘を伸ばしつつ肩の高さまで上げてみましょう。(左投げの場合は反対です。)次、手のひらを上に向けたままストンと身体に沿うように振り落として投げたい方向へ伸ばします。この時、手は腰のあたりに当たって自然をひっくり返ります。手がひっくり返ったその位置が「ブラッシングの位置」です。この基本位置は投げている間に力が入って変動してしまう事がありますが、それではコントロールとパワーが分散されてしまいます。先ほどの基本位置を保つ事が肝心で、それによって適切な投球が繰り出されるのです。

リリースの位置

次に注意を向けたいのがリリースの位置です。ブラッシングの基本位置で素早くリリース(ボールを離す)をする連動性が適切な投球を実現します。先ほどと同じように横向き姿勢でブラッシングの位置を確認しつつ、左手のグローブにボールを放り込む練習を繰り返します。これによってリリースの位置(リリースポイント)を感覚的に理解するのです。慣れてきたら下半身から上半身に向けた体重移動でボールにパワーを乗せる感覚を掴みましょう。ただし後者の練習時も「ブラッシング位置」「リリース位置」は強く意識しておかねばなりません。

まとめ

以上、ソフトボール投球のコツに関するお話でした。これらのコツを掴むまで適切な練習法の繰り返し、正しくパワフルな投球術を身に付けましょう。

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