ホーム » 指導案 » その他 » 中学実習生のためのシンプル指導案③マット運動基本練習メニュー
a

中学実習生のためのシンプル指導案③マット運動基本練習メニュー

その他
スポンサーリンク
忙しいあなたに…カット済の食材でラクラク晩御飯! 初回限定で4000円相当の食材が1980円に

はじめに

マット運動は一見すると「前に回る」「後ろに回る」「横に回る」といった単純な動作に見えますが、細部で特定の身体的技能が要求されるスポーツです。基本的な技能の練習を確実に反復していないと、正しい回り方が出来ません。今回は中学実習生にも使えるマット運動の基本練習に関するお話を致しましょう。

前転練習のコツ

前転を練習する際に特に意識したい点が2つあります。まずは「スタート時(回り始め時)」です。最初に手を肩幅程度に開く事、回る際にあごを引いて腹部を覗き込む事、この部分を確実にこなすよう指示をします。次に「ゴール時(立ち上がり時)」です。回転後にかかとをお尻の方へ引きつける事、両手を前に出して足を地面にガッチリとつけた状態にする事、この部分が重要です。この2点の意識によって、前転練習の有効性が高まります。

後転練習のコツ

後転を練習する際に意識したい点も2つです。「スタート時」と「ゴール時」が特に重要だという観点も同様です。「スタート時(回り始め時)」はやはりあごを引いて腹部を覗き込むようにします。「ゴール時(起き上がり時)」は手がつくタイミングでお尻が上に位置するような動作を構成しましょう。手にはしっかり力を入れて起き上がる動作へ移行します。

サポート

後転の場合は視野が前方に向かないので恐怖を覚える学生もいます。その際に必要となる補助役の動作としては「お尻を上げるサポート」「回転のサポート」が有効です。この時、補助役となる指導者や学生はプレイヤー本人に対して無理な力をかけてはいけません。特に回転サポート時においてはプレイヤーを回そうと思って強く背中を押してしまいがちですが、この状況ではプレイヤーの首に大きな負担がかかり怪我のリスクが生じます。背中ではなく腰を支え、腰から浮かせるような形で回転サポートを行いましょう。

まとめ

以上が中学実習生にも使えるマット運動の基本練習に関するお話でした。応用技の指導へスムーズなリンクを行えるよう、基本技能を確実に会得させましょう。

【関連記事】
中学実習生のためのシンプル指導案④マット運動

中学実習生のためのシンプル指導案⑤マット運動

中学実習生のためのシンプル指導案⑥マット運動

コメント

タイトルとURLをコピーしました