はじめに
体育の後の身体の汗は気になるもの。そこで、エチケットとして、制汗剤を使って汗を抑えたり、匂いを抑えたりといったことをされているかと思います。しかし、そこには思いもよらぬ落とし穴があるのです。制汗剤には微量の毒素が含まれていることをご存知だったでしょうか?成長期の子どもたちに取ってはこの微量の毒素も大敵です。制汗剤が身体にもたらす健康被害について考えていきたいと思います。
皮膚に直接塗布する制汗剤の影響
制汗剤は皮膚に直接塗布するものですよね。もし、脇の下に制汗剤を塗布する場合に傷があったらどうでしょう。制汗剤の原料がやがて血液に入り込み、体中を巡ることになります。そして、その制汗剤に毒性があったとしたら…。それがもし、子どもの身体に吸収されていくのだとしたら…。考えるだけでも恐ろしいですよね。ほとんどの制汗剤にはアルミニウム化合物が入っていると言われています。このアルミニウム成分には毒性があることが知られています。
制汗剤がもたらす健康被害とは?
ほとんどの制汗剤にはアルミニウム成分が含まれています。こういった毒性のある成分が体内に吸収され、リンパを通って胸に集まります。女の人の乳がんの主な原因はデオドラントの影響だという意見も世の中にはあります。そんな危険な物質を子どものころから使わせるというのは果たして良いことなのでしょうか。また、制汗剤・デオドラントに含む化学物質の中で、問題があるとされているのは防腐、殺菌、酸化防止の働きがあるイソプロピルベチルフェノールがあります。このイソプロピルベチルフェノールが大量に皮膚に塗布された場合、ニキビや吹き出物、蕁麻疹といったものを引き起こす可能性があります。また、環境ホルモン作用の疑いもあり、遺伝子などへの影響も不安視されています。
まとめ
制汗剤の中のアルミニウム成分と、イソプロピルベチルフェノールという成分などの化学物質が将来的に乳がんのリスクを増加させたり、ニキビや吹き出物、蕁麻疹といったものを引き起こすことがわかりました。どうしても使用するというのであれば100%自然由来の成分の制汗剤を使用したいところですね。
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