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中学実習生のためのシンプル指導案③卓球基本練習メニュー

指導案
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はじめに

卓球に求められるスイングの基本技能は「フォア」「バックショート」「カットフォア」「バック」という4打法に分かれます。特にフォア・バックを安定させる事はゲームメイク上でもっとも重要な影響力を持ちます。また逆に言えば、この基盤がしっかり安定していないとゲームメイクも上達も望めません。というわけで、今回はこの卓球の基本技能を鍛える練習メニューをいくつかご紹介致しましょう。

フォアハンド

野球のティーバッティングのように、最初は「自分でボールを落とす」「バウンドさせてからフォアハンドで打つ」という練習をすると良いでしょう。この時、意識したいのは身体の動かし方とインパクト時の打点です。スイングした際の肘の角度は90〜110度が理想的だと言われています。上半身のフォーム確認を徹底しつつ、徐々に下半身の腰回転の負荷も掛けます。このフォアハンドの感覚に十分に慣れてきたと感じたら、次は実践的な対人ラリーによって感触を研ぎ澄ませていきます。

バックハンド

バックハンドはグリップのシェーク式とペン式によってスイング方法が大きく異なります。シェークハンドの場合は先と似たようなフォームで、スイングする時は斜め横に向かうようなイメージを行います。ペン式の場合は「プッシュ」と呼ばれる打ち方を会得する必要があります。横に押し出すようなイメージで、ボールの内側を打点とします。双方とも肘の角度は90〜110度が理想的です。これらのバックハンド練習も初期はティーバッティング方式で上半身フォームを重視して練習を行い、その後に下半身フォーム意識、対人ラリーといった流れを取ります。

サーブ

ゲームをスタートさせる「サーブ」も重要な要素です。卓球のサーブは主に4種類が存在します。「無回転サーブ」「下回転サーブ」「横回転サーブ」「逆回転サーブ」がそれです。基本的には「無回転サーブ」「下回転サーブ」の会得が必須です。無回転サーブはラケットの端でインパクトを行うように意識をします。下回転サーブはボール下を打点として手首のスイングにより回転を掛けます。ラケットが当たる部分は先端より少し下部分。腕全体ではなく手首のスイング力だけで前方に飛ばすイメージです。具体的な練習方法としては「ボールカゴの目印を置く」「卓球台に目印の点を書く」といったものがあります。狙った場所に思い通りのボールを飛ばせるよう、反復練習を行いましょう。

まとめ

以上が卓球の基本技能に関する練習メニューのご紹介でした。フォア・バック・サーブの地盤を整え、今後の指導展開に活かしましょう。

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