はじめに
ここでは、小学1年生のボール遊びにおいて具体的にどのような内容を取り入れて授業を進めていくのが良いかを提示していきます。指導案の作成にお役立て下さい。
はじめの授業
1、まずは、生徒達に、ボール遊びのねらいや注意点について説明します
2、準備や片付けの手順について説明します
3、ペアになってキャッチボールをしてもらいます(このとき投げ方は上手投げでも下手投げでも構いませんが、相手を思いやって投げることを心がけさせましょう)
なか授業
1、ペアによるキャッチボールから授業を毎回始めるようにしましょう
2、準備や片付けについてもキチンと協力しあって行なっているか確認、指導しましょう
3、「どこまで遠くに投げることが出来るか」「落とさずに何回キャッチボールが出来るか」「狙った的にボールを当てることが出来るか」「ボールを転がして、円の中で止めることが出来るか」「お手玉が出来るか」など、力のない子や遠くまで飛ばせない子も楽しむことが出来る内容を工夫して取り入れましょう
4、毎回違うグループを組ませて、それぞれの競技に代表選手を選出する形で得点を争い合うゲームをしましょう(そのとき、毎回違う競技に生徒達が挑むことが出来るようにシャッフルすることを心がけましょう)
5、それぞれの競技に関して、上手な子は何故上手なのか、どうすればもっと良くなるかを話し合うことが出来るようにしましょう
6、失敗した子には「ドンマイ」、成功した子には「おめでとう」など、互いを高め合うように励まし合うことを心がけさせましょう
まとめ授業
1、なか授業で体験した競技内容を利用したゲームを行い、点数を競わせましょう
2、この最終ゲームのときには、各々の生徒が得意な競技で十分活躍することが出来るように、生徒達でチームを組ませながら、先生も助言していきましょう
3、感想用紙を配布し、「ボール遊びはどうだったか」「何が得意だったか」などを記入させ、各々の生徒に自信を持たせるようにしましょう
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