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球技 小学生低学年が投げる力を付けるには?(フォーム編)

指導案
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はじめに

この記事は、球技 小学生低学年が投げる力を付けるには?(基礎編)の続きです。ここでは、投げる力を養うことに繋がる投球フォームについて述べていきたいと思います。

【ねらい】
自分に合ったフォームで投球できるようにする

【内容】
軸足の使い方や投球に必要な体の使い方を知り、意識して投げる事で正しいフォーム作りに繋げられるようにする。

まずは意識をしないで投げてみましょう。
投げる時の自分の体の癖を確認します。
余計なところに力が入り、体の故障に繋がるのでフォームを正す前に、軸足の使い方を見直しましょう。また、上半身だけの力で投げていないかも同時に確認してみましょう。

チェックポイント

【軸足だけで立てているか?】
投球前に軸足で立てていなければ、次のステップの体重移動が上手くできません。
まずは軸足でしっかり立てるようにしましょう。
投げる際に軸足がしっかりしていなければ、コントロールが定まらなかったり、体のバランスが崩れたりして正しいフォームで投げられません。

【足の体重移動はできているか?】
軸足に乗せた体重を、踏み込んだ足に体重移動はできているか確認します。
しっかりと前へ踏み込まなければ十分に体重移動ができないので、自分の踏み込みやすい距離を知っておきましょう。
踏み込みに大切なのが股関節の使い方ですが、細かく股関節の使い方などを伝えて子どもが意識しすぎると、逆に体が上手く動かなくなってしまうので、まずはリラックスをして踏み込み確認をしましょう。

【力任せで投げていないか?】
投球は肘から、しなるようにして投げます。
肘を前に出し、肘が伸びた所で球を離します。
力任せに投げてしまうと筋肉を痛めてしまうので絶対にやめましょう。

【肘が下がりすぎていないか?】
肘が下がりすぎていると肩や肘の関節に負担がかかる為、故障に繋がりやすくなるので注意しましょう。

まとめ

胸の張り方や体のねじり方、肘の高さなどはそれぞれに合った型があるので指導者が“こうするべきだ”と押し付けてしまうのは止めましょう。それぞれの癖を見極め、長所・短所をどのようにして生かしていくことを考え、指導していく事が理想です。
フォームがしっかりできていなければ、投げる力は十分に発揮できません。
まずは、投げる姿勢に注目してみて下さい。

【関連記事】
ソフトボール指導案②〜指導目的と評価基準〜
ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜

【参考文献】
俺の育成論
少年野球教室.com

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