はじめに
この記事を通して、小学校低学年(1~2年生)に水泳の授業を行うときのポイントや注意点などを記載していきます。
①小学校低学年にとって水泳の授業とは
生まれた時から、家族と一緒にお風呂に入ったり、休みの時には家族で海やプールに行って遊んだり、家庭によっては小さい頃から学校外の水泳教室に子供を通わせているところもあるかと思います。
しかし、過半数の子供たちにとって「水泳の授業」として水に触れるのは初めてのことなので、小学校低学年に向けて水泳の授業をする際は、“水に多く触れさせて、遊ばせて、慣れさせる”ことが非常に重要です。
②小学校低学年にとっての「水」と「お風呂」と「プール」
生まれた時からお母さんなどと一緒にお風呂に入っており、あったかいお湯に触れることに抵抗がある子供はあまり多くいません。
浴槽に浸かることも、親などと一緒であれば特に怖がることもありません。
子供は、本来「水遊び」がとても大好きです。
しかし、プールや海を怖がる子供はいます。その理由は、お風呂と比べるにはあまりにも大きくて深いところまで水があるからです。
なので、プールに入ることを怖がる子供には先生などが手を握ってあげるなどして、「肌wp触れさせて」安心させることを心がけましょう。
水を怖がって入れない子でもそうすることや、周りの友達が楽しそうに入っている姿などを見て徐々に怖がらずに入れるようになります。
③実際にプールに入る前に
実際にプールに入る前に、水泳の授業のときは「準備運動」と「シャワー」がとても大切です。
特に、夏場とはいえシャワーは冷たいので、「かえるの歌」など短くて誰もが知っている10秒程度の歌をみんなで歌って、その間はシャワーを浴びるようにさせましょう。
また、シャワーで体や頭・顔をしっかりと洗うことを授業で教えれば、家に帰った後も自分で自分の頭を洗えるようにもなり、子供が親に褒めてもらえるポイントを作ることも出来ます。
【関連記事】
★分かりやすい水泳の指導ポイント②~小学校低学年~「授業にあたっての留意点」
★分かりやすい水泳の指導ポイント③~小学校低学年~「水遊びを楽しくする」
★分かりやすい水泳の指導ポイント④~小学校低学年~「ゲーム」
コメント