ホーム » 指導案 » 球技 » 中学実習生のためのシンプル指導案⑥サッカー授業の振り返り
a

中学実習生のためのシンプル指導案⑥サッカー授業の振り返り

指導案
スポンサーリンク
忙しいあなたに…カット済の食材でラクラク晩御飯! 初回限定で4000円相当の食材が1980円に

はじめに

中学校におけるサッカー指導の授業まとめは、「直接的な技能」「授業態度」「知識思考」という各点
の総括をしなければなりません。それぞれの観点に対して評価と整理のポイントがあり、上手にまとめる事ができれば生徒のフィジカル学習を次の高等学校へつなげる事ができます。今回はこのサッカー授業のまとめについて、中学実習生も使える基本的なポイントをご紹介致しましょう。

基本技能と戦術

「相手に取られないよう素早く正確なドリブルを行えるか」「近くにいるフリーの味方を瞬間的に確認して有効なパスを出せるか」「パスを適切にトラップで受け止めて前進できるか」「得点のしやすい場所に切り込んでシュートを打てるか」といった項目が、基本技能と戦術に関する評価点となります。実技試験の結果やワークシート等を活用しながら学生の自己評価を促してあげましょう。

授業態度

サッカーは「格闘技」にも例えられるほど激しい衝突のあるスポーツですが、その中でも肘うちや反則ギリギリのブロック等のダーティープレーは許されません。フェアな精神で安全を保ちつつ最大のパフォーマンスを発揮してこそ、サッカーとしての魅力が輝きます。主観的項目ではありますが、こうした態度面の判断を指導側が行ってあげましょう。特別に教示するべき内容がある場合は、その時間を取って具体例を出しつつ解説を行いましょう。

知識判断

個別の技能をどう運用させるか、チームにどう関わるか、それぞれのシーンにおいてどういった選択をするべきか、といった分析能力がサッカーにおいて非常な意味を持ちます。動き続けるゲームの中で逐一分析結果を更新しつつ、プレイヤーはその時における最適な方法を取らねばなりません。こちらも実技試験やワークシート等の結果から得たものを踏まえ、基本的な思考判断の復習を理論的に行っておきましょう。

まとめ

以上が中学実習生も使える基本的なサッカー授業の振り返りでした。技能・態度・知識の3観点から適切に単元全体を取りまとめ、次学習への橋渡しを行いましょう。

【関連記事】
球技サッカー指導案①~単元目標~

ボールを使ったゲームの3型~ゴール型・ネット型・ベースボール型~

ハンドボール指導案①~特性・指導・評価について~

コメント

タイトルとURLをコピーしました