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分かりやすい水泳の指導ポイント②~小学校低学年~「授業にあたっての留意点」

指導案
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はじめに

この記事は、分かりやすい水泳の指導ポイント①~小学校低学年~「プールに入る前に」の続きです。

④授業を実際に行うための考え方

小学校低学年の段階では、

・水に慣れさせる

・水遊びを楽しくさせる

ことが一番重要です。その中で、「顔をつけて息を止める」ことや「身体全部を水中に潜らせる」、「浮力で体が浮くことを知る」などを自然に身につけていくことが出来るようにします。

これからをクリアするために、指導する側が心がけておくべきことが7つあります。

1. 水深の浅いところからはじめる

2.水への心理的な抵抗を減らすために、”誰もが”できることから始める

3.少しずつ出来ることを増やしていく

4.水中での活動頻度を保証するために、待ち時間があまりないようにする

5.学んだことをすぐに理解できるように、方法をあまり変えずに内容を変化させる

6.「できた!」と思って繰り返すことも大切なので、内容を変えてより習得率があがるように心がける

7.一つ一つの動きを併せ持ったゲームを行うことで、技能の定着化を図る

それでは、次からはこれからの内容について一つずつ解釈とより効率的に指導するポイントを記載していきます。

⑤-1 水深の浅いところからはじめる

例えばいくら水遊びに慣れている子供でも、いきなり深くて底が見えなくて、自分の足がつかないようなところに連れて行かれるととても強い恐怖感を覚えます。

そういった場所に連れていくことは、この年齢の子供にとってトラウマともなりかねないのでやらないようにしましょう。

まずは、小学校低学年の子供の腰程度までの深さの場所に浸かってもらうことから始めます。

⑤-2 水への心理的な抵抗を減らすために、”誰もが”できることから始める

ここでのポイントは、「水に慣れさせる」ことです。

つまり、大量の水が自分の周りにある特性を生かしたことをさせるのではなく、普段陸上でも行なっている簡単なことから行うようにしましょう。

例えば、

・水深の浅い水の中で立って歩かせる

・かけっこ

・カニ歩き

などです。

まずはこれらの動きをさせて、水の抵抗などを身体に感じながら動けるようにしましょう。

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