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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑥ソフトボール授業の振り返り


    はじめに

    中学校にはソフトボールが得意な生徒・苦手な生徒必ずいると思います。
    苦手な子でも今後は楽しめるような振り返りポイントを紹介します。

    ソフトボール・生徒との付き合い方

    ソフトボールゲームでありがちな事は、ミスすると責める生徒がいることです。攻めてしまうと、やる気の低下・気持ちの低下を引き起こしやすくて、今後の授業に影響を及ぼす事があります。指導者として、いかに楽しくゲームを進めるかが重要です。最初は上手くできなくても積み重ねて、徐々に指導者としてのスキルを伸ばしていきましょう。

    落ち着いて笑顔を絶やさず、一歩距離を置く感じで見守ってみるやり方もオススメです。

    ソフトボール・振り返りポイント

    ソフトボールに限らず、オススメの振り返り方をいくつかご紹介します。

    ・KTP(今後とも続けたい事・うまくいかなかったこと・今後実施していく事)を用いたやり方。
    ・YWT(やったこと・わかったこと・次にやること)を用いる方法
    ・ PDCA(計画・実行・評価・対策)を用いたやり方

    今紹介した3点は振り返るとき非常に役立つ方法になります。中でもオススメなのはPDCAサイクルを用いたやり方です。ビジネスからマーケティングまで幅広い場所でPDCAサイクルは活用されています。

    例えば計画の部分を生徒全員に楽しんでもらえるような授業をおこなうとします。次に計画した通りに実行、上手くできたかどうかを評価→上手くいけば今後とも継続すればよい!ということです。

    上手くいかなかった場合は、もう一度対策を練りなおします。このサイクルを用いることによって、綺麗に振り返ることが出来たり、徐々に授業内容をよくすることが出来ます。

    振り返るポイントとしては、ただ反省するのではなくて次につなげる目標を探すことです。今回の授業で学んだことを、次回の授業で活かしてみてはいかがでしょうか。

    まとめ

    指導者として最初の内は、うまく行かないことも多いと思います。
    今回ご紹介したやり方を実施すれば、合格点はクリアできるはずです。
    指導者として、基本を押さえてプラスαオリジナリティー溢れる楽しい授業をしてみましょう!

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤ソフトボール実技テスト

    はじめに

    中学校には、ソフトボールが得意な生徒・苦手な生徒必ずいると思います。
    今回は中学校で行われる実技テストについて解説していきます。

    ソフトボール・実技テスト

    中学校で行われるソフトボールの目標は、4つあります。
    ・正しいスローイングを身につける
    ・ 遠投距離を伸ばす
    ・捕球動作を身につける
    ・バッティング技術を身につける。

    「正しいスローイングを身につける」

    ここでいう正しさはルールに基づいているかになります。
    投球動作に入る前は2秒以上5秒以内、完全静止しなければいけないです。
    また投球時に肘と手首が体側を通らなければアウトです。
    足の踏み出しはピッチャープレートの幅で前方でなければなりません。
    このルールをクリアしていれば合格です。

    「遠投距離を伸ばす」
    これはいかに遠くに投げられるかだけです。
    ただ効率よく行いたい場合は、キャッチボール中にテストする事をオススメ致します。

    「捕球動作を身につける」
    ゴロ捕球は転がってくるボールに対して、右から見て右から回り込むといった知識やルールがあります。
    実技テストの場合はゴロをしっかり捕球出来てアウトプレイできたかで判断するのがオススメです。

    「バッティング技術を身につける」
    右打者は「右手を上・左手を下」にしてバットを握ります
    左打者は「左手を上・右手を下」にしてバットを握ります。
    こういった基本的な動作とルールに基づいてバッティング出来ているかで判断すると良いです。

    この4つが授業目標となっているため、実技テストではこれらを重点に置いて、やるといいでしょう。

    実技テスト・効率の良い実施方法

    「正しいスローイングを身につける」
    これは1人1球投げさせれば、1人当たり30秒程度で終わると思います。
    30人いるとして15分もあれば問題ないかと思われます。

    「遠投距離を伸ばす」
    キャッチボールの距離感を伸ばしてテストを行えば、1人ずつ投げさせるよりかは効率よく終われます。

    「捕球動作を身につける」
    バッティングが上手な生徒にノックしてもらえば、さほど困ることはないでしょう。

    「バッティング技術を身につける」
    これに関しましては、ゲームの最中に行うと良いです。
    そうすることによって、自然体の評価が出来ます。

    まとめ

    ソフトボールの実技テストは難しいように思えて、ちょっとした知識さえあれば行う事が出来ます。
    参考にしてくだされば幸いです。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案④ソフトボールゲーム

    はじめに

    ソフトボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    今回は少しでも生徒が楽しめるようなソフトボールゲームを紹介します。

    ソフトボールゲーム・事前準備

    授業となると、1時間~2時間のうちにソフトボールゲームを行わなければなりません。
    事前に試合メンバーを割り振っておきましょう。
    メンバーを振り分けるポイントとして、女の子は仲がいい子・男の子は運動能力の平均で分けると良いです。
    ソフトボールのライン作業は、生徒にストレッチなどをさせている間にやれば時間の効率化を図ることが出来ます。
    ストレッチやライン作業が終わればウォーミングアップとして、キャッチボールを行うとよいでしょう。
    ある程度、目途がついたら試合メンバーに分かれてゲームをスタートしましょう。

    ソフトボール授業・特殊ルール

    ・プレイヤーを責めない
    ・ゲームは5イニング
    ・楽しんでやる

    「プレイヤーを責めない」
    思春期の生徒たちだと、ついついミスする子を責めてしまう傾向があります。
    後のトラブルにもなりかねないので、責めるのではなく褒めることを心がけるよう指導しましょう。

    「ゲームは5イニング」
    授業時間内に終わらせる場合は、5イニングが丁度いいです。
    後はソフトボール最低限のルールに基づいて、怪我のないように行っていきましょう。

    「楽しんでやる」
    楽しさは学ぶ力です。
    どんな事でも楽しんで取り組むことにより、有意義に過ごすことが出来ます。
    楽しみながら指導しましょう。

    まとめ

    授業では細かいルールに基づいてやるよりかは、最低限のルールに基づいて行った方が、生徒も気楽に携われると思います。
    今回は簡単なルールと授業進行について紹介しました。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案③ソフトボール基本練習メニュー

    はじめに

    ソフトボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    今回はソフトボールの基礎練習・応用練習を紹介します。
    興味を持っていただければ幸いです。

    ソフトボール・基礎練習メニュー

    ・グローブ着用ランニング
    グローブを着用したまま、ランニングします。
    グローブになれるのが、主な目的です。

    ・キャッチボール
    近い場所から遠い場所に距離を伸ばしていって、最後は近寄って行うのが基本です。
    ボールを投げる距離感が学べます。

    ・バッティング練習
    打撃の基本練習は素振りです。
    まずは素振りをしてバッドに慣れましょう。

    ・走塁の練習
    ソフトボールは塁間が狭いです。
    ちょっとしたミスで次の塁間を狙えます。
    日頃から走塁練習する事によって試合で活かすことができます。

    ソフトボール・応用練習メニュー

    ・ノック
    内野手・外野手で守備を構え、ゴロ・ライナーを補給する練習です。
    怪我に注意しながら行いましょう。

    ・バッティング・ピッチング練習
    投手・打者がいる状態でバッティング練習・またはピッチング練習を行います。
    打つ感覚や投げる感覚を身に着けることが出来ます。

    ・3人ノック1走者
    ファーストに走者を配置します。
    セカンド ショート ファーストに配置をしてノックを待ちます。
    捕球したボールは、走者のタイミングに合わせてアウトを取るようにしましょう。
    タイミング練習であったり、カバーに行ったり、連携力が養われます。

    まとめ

    ソフトボールの基本練習・応用練習を知ることによって、しっかりとした授業を行えます。
    指導者を目指して一歩ずつやっていきましょう。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案②ソフトボール基礎知識

    はじめに

    ソフトボールが得意な生徒・苦手な生徒必ずいると思います。
    今回はソフトボールのルールを試合・投手・打者に分けて紹介します。

    ソフトボール・ルール試合

    ソフトボールの基本的なルールは、ほとんど野球と変わりありません。

    ・ダブルベース
    打者はオレンジ色のベースにタッチします。
    野手はホワイト色のベースにタッチします。
    走者はどちらのベースにタッチしても大丈夫です。

    ・試合メンバー
    ソフトボールの試合は9人で行います。
    ただしDP(打者専門)・FP(守備専門)を試合メンバーに入れると10人で試合を行うことも出来ます。
    DP・FPは先発メンバーに含めなければいけません。
    DP は守備も兼ね備えることが出来ます。その逆も可能です。
    DP・FPの選手は途中交代を行うことが出来て、再入場することも出来ます。
    DP ・FPが再入場するさいは、交代した選手と変わらなけれべいけません。

    ・リード禁止
    ソフトボールの場合は、野球と違って塁間が20mしかありません。
    その為リードが禁止になっています。

    ソフトボール・ルール投手
    ・投球練習
    投球練習は1分以内に5球まで行えます。
    2回目以降は3球までとなります。

    ・ピッチャーズサークル
    ピッチャーは投手板を中心としたピッチャーズサークルで投球することがルールになっています。

    ・ウィンドミル投法
    腕を回転させて投げる方法をウィンドミル投法といいます。
    投手はウィンドミル投法(下投げ)で始めなければなりません。

    後は野球のルールと一緒です。

    打者のルール
    ・打者の構え
    打者は球審が「プレイ」を宣言したら、10秒以内に打撃姿勢をとらなければなりません。

    ・バッターボックス
    打者はバッターボックスに入った状態で打撃をしなければなりません。
    片足でもバッターボックスが出た場合は、アウトになります。
    バッターボックス外に出た状態で、戻って打ってもアウトです。

    後は野球のルールと一緒です。

    まとめ

    生徒の中にはソフトボール経験者がいる可能性もあります。
    ヤンチャな生徒も必ずいると思われます。
    問題を起こさず安全性に考慮して、なおかつソフトボール経験者に揚げ足を取られないよう、授業として成り立つルールを紹介しました。

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  • 未分類

    中学実習生のためのシンプル指導案①ソフトボール導入

    はじめに

    ソフトボールが得意な生徒・苦手な生徒必ずいると思います。
    今回はソフトボールの始まりから、面白さまでを紹介します。

    ソフトボールの起源

    ソフトボールの起源は、12~13世紀のイギリスで発案されたクリケットです。
    その後、クリケットをもとにしたベースボール等のスポーツがアメリカに伝えられました。
    19世紀後半ごろ、ソフトボールの原型である「プレーグランドボール」
    や「インドアベースボール」が行われます。
    1926年頃、初めて「ソフトボール」という名称で正式採用されました。
    日本には1921年頃、東京高等師範学校の大谷教授によってソフトボールが伝わります。
    1949年頃、日本ソフトボール協会が設立されて、同年8月には日本初の全日本女子選手権大会が行われました。
    1966年になるとアトランタオリンピックで正式種目として採用されます。

    ソフトボールの楽しさ

    ソフトボールは、卓球・テニス・ボクシングといった少数精鋭スポーツや単独スポーツと違って、団体スポーツです。
    団体の中で自分がどう動けば良いか、どうすればチームに貢献できるか、ソフトボールをやる事によって身についていきます。
    社会でもチームワークが重要になるため、社会性が身に付きます。
    また仲間と一緒に行う連携技であったり、個人で行う基礎練習であったり、様々な角度から成長できる要因があるため本気で行うとどこまでも追及できます。
    新しいこと好き・努力好き・には持って来いのスポーツです。

    まとめ

    ソフトボールの指導方法として、まずは始まりの部分と面白さの部分について触れました。
    これからソフトボールの知識を深めていく上で重要な部分になります。立派な指導者を目指して、1つ1つやっていきましょう。

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  • 指導案

    人に教えたくない投球術⑥ソフトボール

    はじめに

    ソフトボールには、様々なポジションがありそれぞれで役割や必要なスキルなど違っています。
    今回はソフトボールの投手に着目していきます。
    ソフトボールのピッチングはとても特殊なため、難しいと言われています。
    投手には投げ方が3種類あるので、以下にそれらの投げ方の基本の部分を説明をしていきます。

    ウィンドミル

    ウィンドミルはソフトボールで最もポピュラーな投げ方です。
    ウィンドミルは英語で「Windmill」と表し、「風車」という意味があります。
    風車という意味の通り、ウィンドミルは腕を大きく1回転させる投げ方。
    速い球が投げやすく、変化球のキレも生まれやすいことがこの投球フォームの利点です。
    日本代表の上野投手もウィンドミル投法ですね。

    スリングショット

    スリングショットは腕を後ろに大きく振り上げて、その反動を利用してボールを持った腕を前に振り出す投げ方。
    ウィンドミルと違って腕は回転させません。
    ソフトボールの基本的な投げ方で、他の2種類の投球フォームと違い、ソフトボールが初心者の人でも投げられる投げ方です。
    ウィンドミルほどスピードは出ませんが、高いレベルになるとウィンドミルに慣れていないバッターが多く、タイミングが合わせづらい投球フォームです。

    エイトフィギュア

    エイトフィギュアはグローブの中でボールを握ったまま腕を大きく8の字に振り投げる投げ方。
    難易度がとても高いため、エイトフィギュアで投げる投手はほとんどいません。
    しかし、投げれるようになればバッターにとってはタイミングを取ることが難しく、打つことが困難な投球フォームです。

    まとめ

    今回は3種類の投球フォームの基本的な部分を説明しました。
    投手が打たれてしまうと負けに繋がるスポーツのため、投手の担う役割はとても大きいです。
    打たれないために色々なスキルが必要になります。
    そのためには投球フォームを身体に覚えさせたり、技術の習得のためには反復練習が必須。
    他にも興味がある方は球種やポジションなどについて調べるのもおもしろいのではないでしょうか?

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  • 指導案

    初心者でも分かるポジションの役割(ソフトボール)

    はじめに

    野球と似ているスポーツ、ソフトボール。
    野球と違って、日本の知名度や人気はあまり高くないですが、2008年北京オリンピックでは女子ソフトボールが金メダルを獲得したこともあります。

    投手

    投手にはウィンドミル投法とスリングショット投法の2種類の投げ方があります。
    投げ方の説明は省略させてもらいます。
    投手は相手に強い打球を打たせないことが役割
    投手が強い打球を打たれると捕球が困難であったり、長打になり進塁される可能性が大きくなるためとても重要なポジションです。
    ソフトボールの中で1番目立つポジションですが、担う役割や責任が大きいです。

    捕手

    捕手は投手の持ち味を最大限まで発揮できるように配球したり指示したりすることが必要です。
    投手の能力を生かすのが捕手の役割。
    また盗塁された時には2塁や3塁まで投げる肩の強さが必要不可欠です。
    捕手はグラウンド上の司令塔と言われることもあるので、責任は大きいポジションです。

    内野手

    内野手はファースト、セカンド、ショート、サードの4種類のポジションがあり、相手に得点を取られない、つまり進塁させないことが役割。
    そのために連携プレーが必須です。
    内野に打球が多く飛ぶため、連携ができないと試合に勝つことは難しくなります。

    外野手

    外野手にはセンター、ライト、レフトの3種類のポジションがあり、大きく打たれた打球や内野手が捕球できなかった打球を処理することが役割。
    外野手が捕球ミスをすると相手に大きく進塁されるためミスをすることは許されません。

    まとめ

    今回は簡単にポジションを分けて説明しました。
    それぞれの中でもっと細かくポジションが分かれていますし、役割も違います。
    興味がある方は是非調べて、ソフトボールの魅力を感じてほしいです。

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  • 指導案

    普通の投球とソフトボール指導案の違い

    はじめに

    2020年の東京五輪では女子ソフトボールと男子野球が正式種目に再登場します。熱烈な戦いが繰り広げられるだろうと今からワクワクしている人も多いと思います。その一方でこの似た者競技「ソフトボール」と「野球」にはどういう違いがあるのか、詳しく知らないという人も多いでしょう。今回はその違いのうち「投球方法」に焦点を当ててみましょう。

    ボールと距離

    前提としてソフトボールと野球はボールの大きさと重さが違います。ソフトボールに使用するボールは野球ボール(円周22.9cm – 23.5cm)よりも一回り大きいものです。また野球ボールが重さ141.7〜148.8gであるのに対し、ソフトボール(3号球)は190〜195gと多少重くなります。材質についてはゴム製と革製があり、小学校から大学までのプレーには前者が、日本リーグや国際戦の公式競技では後者を使います。またピッチャーとキャッチャー間の投球距離ですが、野球は18.44m、ソフトボールは男子が14.02m、女子が13.11mとなります。

    投げるルール

    大きくて重いソフトボールを投げる時の基本フォームは「下投げ」です。このフォームは個性ではなく、ルールで決められた義務となります。また「肘と手首が身体のそばを通過しなければならない」「サイン交換時は両足を投球板に乗せて両手は離しておく」「投球前準備(セット)時は両手をお腹の前または横で2秒以上5秒以内、完全に静止する」「投球時の軸足が地面から離れてはいけない」「自由足の踏み出し範囲は投球板の幅以内で行う」といった投球ルールが存在しています。これらを守らなかった場合はイリーガルピッチ(不正投球:野球で言うボーク)となってしまいます。

    ウィンドミル

    主要な投球フォームとしては「ウィンドミル(風車)」があります。投球準備が出来たら前足を上げつつキャッチャーへ向かって腕を振り上げます。次、地面と垂直になるような形で腕を回転させて前足を踏み出し、ボールをリリースします。腕の回転時に肘を離さず、身体のバネを利用し、踏み出す前足にスピードを付けるとボールに勢いが出ます。

    スリングショット

    もうひとつ主要な投球フォームとして挙げられるのが「スリングショット(パチンコ)」です。両足にバランス良く体重をかけ、腕をゆっくりと振り上げます。クラブの手を使い反動を利用しながら片足を踏み出し、大きなステップで腕を振り下ろしボールをリリースします。ボールの上げ下ろしが程よく垂直となりブラッシング(手首のスナップ)が見事に決まると、打者にとっては非常に打ちにくいタイミングの球が繰り出されます。

    まとめ

    以上、ソフトボールの投球に関する基本的なお話でした。野球と似ているようで全然違う投球術を持つソフトボール。適切な練習法の繰り返してによって正しい投球術を身に付けましょう。

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  • 指導案

    人に教えたくない投球術①ソフトボール

    はじめに

    ソフトボールの投球は野球と違い「下投げ」が義務付けられています。また他にも投球時に決められた幾つかのルールがあるので、ある程度は限られた投球フォームとなります。しかし同じフォームであっても投げる人によってまったく球のスピードとパワーが変わります。それは適切な投球を行っているかどうかです。というわけで、今回はソフトボールで強烈な投球を行う為のコツを紹介しましょう。

    増渕まり子さん


    シドニーオリンピック(2000年)で銀メダルを勝ち取った増渕まり子さんの伝授するピッチング・メソッドによれば、上記の教材DVDの紹介動画にある通り、彼女はピッチングで常に3つのポイントを意識していると言います。その内容を2点に集約して内容を追ってみましょう。

    ブラッシングの位置

    ウィンドミル・フォームで最も重要なのは「ブラッシング(投げる際に腕と身体を接触させる行為)の位置」です。投げる方向に直角に立ち、ボールの持つ手のひらを上に向けたまま、右手の肘を伸ばしつつ肩の高さまで上げてみましょう。(左投げの場合は反対です。)次、手のひらを上に向けたままストンと身体に沿うように振り落として投げたい方向へ伸ばします。この時、手は腰のあたりに当たって自然をひっくり返ります。手がひっくり返ったその位置が「ブラッシングの位置」です。この基本位置は投げている間に力が入って変動してしまう事がありますが、それではコントロールとパワーが分散されてしまいます。先ほどの基本位置を保つ事が肝心で、それによって適切な投球が繰り出されるのです。

    リリースの位置

    次に注意を向けたいのがリリースの位置です。ブラッシングの基本位置で素早くリリース(ボールを離す)をする連動性が適切な投球を実現します。先ほどと同じように横向き姿勢でブラッシングの位置を確認しつつ、左手のグローブにボールを放り込む練習を繰り返します。これによってリリースの位置(リリースポイント)を感覚的に理解するのです。慣れてきたら下半身から上半身に向けた体重移動でボールにパワーを乗せる感覚を掴みましょう。ただし後者の練習時も「ブラッシング位置」「リリース位置」は強く意識しておかねばなりません。

    まとめ

    以上、ソフトボール投球のコツに関するお話でした。これらのコツを掴むまで適切な練習法の繰り返し、正しくパワフルな投球術を身に付けましょう。

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