はじめに
ハンドボール授業の採点基準が分からないという方が多いと思います。
今回はハンドボールの実技テストにおいて着目するべき点をご紹介します。
ハンドボール・実技テスト
ハンドボールの特性を理解するとともに、基本的な技能を身につけ、主体的にゲームを運営できるようになる。
ハンドボールの授業目標は、このように定義されています。
実技テストで着目すべき点は、基本ルールに基づいた行動を行えているか、積極的にゲームを運営しようとしているかです。
自らチームリーダーになったり、運動が苦手な生徒は戦略を立てたり、そういった生徒がいる場合は加点評価で良いです。
成績をつける際の指標を今からご紹介します。
「5評価」
・自らリーダー役を引き受けたりチームをまとめたりしている生徒
「4評価」
・ルールに基づいた行動をしていて気が利くサポートをしている生徒
「3評価」
・ルールに基づいた常識的な行動をとってはいるが、受動的な生徒
「2評価」
ルールを守らない・トラブルを引き起こす生徒
「1評価」
ルールを守らないことは愚かトラブルを引き起こしてチーム全体の輪をかき乱す生徒
こうして定義することによって、採点をしやすくできます。
また授業出席率も成績に大きく関係してきますので、指標を紹介します。
5評価・出席率100%
4評価・出席率70~90%
3評価・出席率50~60%
2評価・出席率20~40%
1評価・出席率0~10%
まとめ
実技テストの成績は出席率と主体性に着目して相応から平均点を出した数字を反映させると良いです。
その為には常日頃から指導者として、全体を見渡す能力が必要になってきます。
一歩引いた場所で観察するのもオススメです。
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