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中学実習生のためのシンプル指導案⑥ティーボール授業の振り返り

指導案
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はじめに

球を置く台を「tee(ティー)」と表現します。このティーを使った新スポーツとして1988年に国際野球連盟と国際ソフトボール連盟が共同で考案した小型の野球ゲームがあります。名称は「ティーボール」です。ティーボールは幅広い年齢や技能レベルに対応したゲームとして安全に楽しめるという利点があり、教育現場への導入も行われています。今回は中学実習生にも使えるティーボール指導の授業まとめに関するお話を致しましょう。

基本的観点

授業のまとめを行う際は「直接的な技能」「授業態度」「知識思考」という3つの観点から総括をする事になります。ティーゲームの場合、直接的な技能としてみなされるのは「打つ」「捕る」「走る」「投げる」という4項目となります。たとえば打つ場合は「確実にボールを捉えて打てているか」「狙った場所にボールが飛ぶか」「どれだけ飛ばす力があるか」という評価基準が考えられます。これらの技能は個別の学生が理解している事ですので、ワークシートや実技テストの結果等を活用しながら課題点と改善点についてのまとめを行いましょう。

授業態度

運動に積極的に参加していたか、ルールやマナーを守って安全なプレーを心がけていたか、道具やフィールドを適切に運用できていたか、といった観点が授業態度としての評価基準となるでしょう。これらは可視化できるデータではなく、主観的な要素が強いものです。それゆえに指導者側の総合的な判断が求められます。指導者側が特別に教示をするべき事項が生じている場合は、重点的にまとめの講義を展開してこちらも課題点・改善点等を話し合いましょう。

知識思考

ティーボールで使用されるルールや各種名称・概念について正しい理解ができているか、基本技能ごとの要点を理解して積極的に技能向上の為の動作ができていたか、チーム内で協調し的確な作戦を練られていたか、といった要素が知識・思考面の評価です。学生の発言や記述を活用しつつ、これらの取りまとめを行うと良いでしょう。

まとめ

以上が中学実習生にも使えるティーボール指導の授業まとめに関するお話でした。技能・態度・知識の3つの観点から授業全体を見直し、次回の学習に繋げましょう。

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