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中学実習生のためのシンプル指導案②ソフトテニス基礎知識

指導案
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はじめに

硬式テニスは洗練された基本技能と大きな運動量、それに加えて幅の広い戦略的思考が必要となる球技です。この高いゲーム性を維持しつつ、ボールを変更する事によって安全性と柔軟性を高めたものが「ソフトテニス」となります。このソフトテニスは学校の授業に導入されている学習効果の高い球技のひとつです。今回はこのソフトテニスに関する基本的な知識をご紹介致しましょう。

ゲーム構成

ソフトテニスは硬式テニス同様に「シングルス」と「ダブルス」があります。ボールを除くゲーム構成やコート・道具は硬式テニスとほとんど同様です。得点のカウントに少し違いがあり、硬式テニスが15、30、45と15点ずつカウントする一方、ソフトテニスはゼロ、ワン、ツーと呼称します。先に4点を獲得したプレイヤーが1ゲームを取得します。ポイントが3-3の場合は「デュース」状態に入ります。デュース状態では相手に勝利する為の要件として「2点差」をつけねばなりません必要がある。1点差の均衡が続く場合はデュース状態も続きます。なお、余談ですが硬式テニスが15点刻みにカウントする理由は「伝統」です。諸説ありますが、主要な理由なものとしては「当時の欧州では60進法がよく使われておりカウントが楽だったから」というものが存在します。

基本技能

ソフトテニスの基本技能として挙げられる項目は「グリップ」「構え」「ボール感覚(ボールを突いたら戻るという感覚)」「ラケット感覚(ボールを打つ感覚)」「フットワーク」「グランドストローク」「バックハンドストローク」「サーブ」「ボレー」「ロビング」「スマッシュ」といったものがあります。ゲームメイクの理想的な流れは「どこにボールが来ても動けるようなフットワークと構えで待機をする」「飛ん来るボールの軌道やパワー及び相手の立ち位置を見極める」「先の分析に従って狙った方向へ確実にストロークを行って返す」という状態です。

グリップ技能

ラケットの持ち方(グリップ)には3種類が存在します。最も広く使われているものが「ウエスタングリップ」の方式です。地面に置いたラケット上から手の平で握ると、自然とこの握り方が導かれます。次、「コンチネンタルグリップ」は横に立てたラケットを上から握ると出来る形式です。この両方のグリップの中間に位置するのが「セミウエスタングリップ」です。3種類全てのグリップにおいて「人差し指と中指の間に指1本程度の空間を作る」という共通項があります。

まとめ

以上がソフトテニスに関する基本知識のお話でした。正しい基本知識をベースに練習を展開していきましょう。

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