はじめに
冬場の体力づくりとしても挙げられる「縄跳び」。今日はその中でも「二重跳び」の取得方法をまとめてみました。
そもそも二重跳びが苦手な子は、何が苦手なんでしょうか?
・ジャンプ力が足りない?
・手首の使い方が分からない?
・跳ぶタイミングが分からない?
・縄が足に当たる痛さへの恐怖?
二重跳びが苦手な子の気持ちになって、
「なぜこの動きができないのか、どうしたらできるようになるのか」を紐解いていきましょう!
二重跳びのコツ
はやとびを跳べるように練習する
肘を伸ばして、早く跳びます。コツは膝が一本の棒のようにあまり曲げずに跳ぶことです。
リモコン持ちをする
親指をくっつけて持ち手を持ちましょう!
縄跳びの長さは少し短めのものを使う
まず二重跳びを一回を跳ぶなら短めのものがお勧めです。あまり長いものだと床に縄が付き、摩擦で跳びにくくなってしまします。
縄跳び運動を分解すると?
一度上記のやり方を実践して、ゆっくり跳びから二重跳びをする練習をします。前跳び3回を跳んでから二重跳びに挑戦してみましょう!
・普通の前跳び3回から二重跳びを1回跳ぶ
・連続で普通の前跳びを跳ぶ
・慣れてきたら、1を連続して行う
・3に慣れてきたら、連続二重跳びに挑戦!
はやとびを意識して連続で床を蹴る練習をしましょう。
出来ない部分を発掘してあげる
とは言っても、いきなり全てができるわけではありません。指導者がどの部分が出来ていないのかを見てアドバイスをしてあげましょう。
はやとびが縄が上手く回せない!
肘は曲がってませんか?膝が曲がりすぎていませんか?自分の心の中で跳んだ数をカウントするとリズムが取りやすいのでお勧めです。
普通の前跳びから二重跳びができない!
跳んでいる時、下を向いていませんか?視線はまっすぐ前か斜め上で姿勢を正すことがポイントです。
つま先に当たって痛いから怖い!
たとえ二重跳びを失敗しても、3章の2を繰り返してみてください。連続して普通の前跳びをすることで、重心を上にもっていく意識が芽生え二重跳びが跳べるようになります。
まとめ
第4章でも記載しましたが、そもそも何故、縄跳び運動が苦手なのかを考えた時に、根本の理由を子供の様子を見てあげて、適切なアドバイスをしてあげることが一番大切です。また指導者1人ではなく、二重跳びが出来る生徒にも協力してもらうと、全員でどこが足りてないかを考えるきっかけになります。縄跳びは単調な動作の繰り返しなので、よりコミュニケーションのある授業となるよう、出来た時に拍手やハイタッチで褒めてあげましょう!
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