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中学実習生のためのシンプル指導案④ティーボールゲーム

指導案
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はじめに

「ティーボール」はティー(球座)を使った小規模な野球です。新スポーツとして1988年に考案され、現在は教育現場への導入が見られます。その球技の長所は個人的スキルの差異を問わず幅広く安全に野球の醍醐味を楽しめるという点にあります。今回は授業導入時のティーボールゲームを想定し、中学実習生にも使えるような基本的なゲーム構成のお話を致しましょう。

準備をする物

ティーボールゲームに必要となる器具は「バッティングティー」「バット」「ボール」「カラーコーン(またはベース)」です。バッティングティーは高さが調節できるもの、バットは21インチの太く短いバット~27インチの長く細いバットと、幾つかの種類があるのでそちらを準備します。ボールはスポンジ製のもので、こちらも大きさはソフトボール~野球ボールまで幾つかの種類があります。バットとボールの種類はバッターが自由に選びます。(スマートな試合運営をするに当たってバットとボールを統一して固定する方法もあります。)カラーコーンはベースが無ければ代用品とします。

コート構成

バッターズサークルはホームベースの角を中心として半径3mの円を描いて作ります。 バッティングティーはホームベースの後方0.5m~1mの位置に設置します。塁の距離はボールの大きさによって調整します。攻撃側のバッターは一人です。守備側は10人を配置します。内野ポジションは「本塁手(ホームベースマン)」「一塁手(ファーストベースマン)」「二塁手(セカンドベースマン)」「三塁手(サードベースマン)」「第一遊撃手(ファーストショートストップ)」「第二遊撃手(セカンドショートストップ)」の6人です。外野ポジションは「左翼手(レフトフィルダー)」「第一中堅手(レフトセンターフィルダー)」「第二中堅手(ライトセンターフィルダー)」「右翼手(ライトフィルダー)」の4人となります。

当たらない対処

ティーボールはバッターがボールを打った時点からゲームが回りますが、個人スキルによっては「一生懸命に振っているんだけど全然バットがボールに当たらない」というケースが生じます。この場合に見直したいのがバッターの立ち位置です。多くの「バットがボールに当たらない」というケースにおいて「ボールに当てようと思うばかりティーに近づき過ぎている」という原因が見られます。バットは遠心力によって自然と力がボールに伝わるという仕組みになっていますから、遠心力が働くようティーよりずっと後ろ奥に立つ必要があるのです。

まとめ

以上が学実習生にも使えるような基本的なゲーム構成のお話でした。適切なゲーム準備と運営を行い、ティーボールゲームをスムーズに楽しませてあげましょう。

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