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タグ: マット運動

  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案①マット運動導入

    はじめに

    学生たちにとって明確な得点性や戦術性がないスポーツは対決の楽しみがなく、あまり興味がそそられないかもしれません。器械運動(マット・鉄棒・平均台・跳び箱)はこの類に属するものです。しかしシンプルなルールの中で自分自身の身体能力と対峙する器械運動には確たる魅力があります。今回はこの魅力を示しやすい授業導入部として、中学実習生にも使えるマット運動の方法をお話致しましょう。

    前転系

    前転系のマット運動には「前転」「開脚前転」「伸膝前転」「跳び前転」の技があります。これらの導入部において最初に行うのは「ゆりかご」の練習です。これは肩・背・腰の順でゆっくりと滑らかに転がる動作練習となります。あごを引いて背中を丸める事を意識します。ゆりかごに少し負荷(勢い)を掛けると前転となり、回転後に開脚をすると開脚前転になります。膝を伸ばしてゆりかごに移行すれば伸膝前転です。跳び前転は先述の技術の総合技になります。

    後転系等

    後転系のマット運動には「後転」「開脚後転」「伸膝後転」、倒立系には「倒立」「倒立前転」「後転倒立」「側方倒立回転」「前方倒立回転跳び」といった技があります。後転は先ほどの前転のベクトルが後ろに働いたもので、そちらも「ゆりかご形」の基本を適用できます。倒立系の技は最初の段階で倒立そのものが苦手だという学生が多くいますから、補助者が足を押さえるような状態からスタートすると良いでしょう。また「側転」の場合はラストの動作が重要です。起き上がるとき、腕で足を強く引きつける事を意識しましょう。

    動画とワークシート

    これらのマット運動導入部において積極的に活用したいのがタブレット・パソコンを使った参考動画です。自分のフォームを客観的に確認しつつ理想形との相違点をチェックする事が円滑な学習効果を促します。この作業の反復によって技の上達を実感できれば器械運動達成の楽しみを味わう事ができるでしょう。タブレット導入が指導者や学校側の環境により難しい場合はワークシートを活用します。そのほかどういう道具を使っても構いません。「学生が自分の運動後、随時自分の形と理想系をチェックできる」という状況を整備する事が重要です。

    まとめ

    以上が中学実習生にも使えるマット運動導入のお話でした。基本形と基本練習を確実に行い、フィードバックを有効活用しながら学生への指導を行いましょう。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案③マット運動基本練習メニュー

    はじめに

    マット運動は一見すると「前に回る」「後ろに回る」「横に回る」といった単純な動作に見えますが、細部で特定の身体的技能が要求されるスポーツです。基本的な技能の練習を確実に反復していないと、正しい回り方が出来ません。今回は中学実習生にも使えるマット運動の基本練習に関するお話を致しましょう。

    前転練習のコツ

    前転を練習する際に特に意識したい点が2つあります。まずは「スタート時(回り始め時)」です。最初に手を肩幅程度に開く事、回る際にあごを引いて腹部を覗き込む事、この部分を確実にこなすよう指示をします。次に「ゴール時(立ち上がり時)」です。回転後にかかとをお尻の方へ引きつける事、両手を前に出して足を地面にガッチリとつけた状態にする事、この部分が重要です。この2点の意識によって、前転練習の有効性が高まります。

    後転練習のコツ

    後転を練習する際に意識したい点も2つです。「スタート時」と「ゴール時」が特に重要だという観点も同様です。「スタート時(回り始め時)」はやはりあごを引いて腹部を覗き込むようにします。「ゴール時(起き上がり時)」は手がつくタイミングでお尻が上に位置するような動作を構成しましょう。手にはしっかり力を入れて起き上がる動作へ移行します。

    サポート

    後転の場合は視野が前方に向かないので恐怖を覚える学生もいます。その際に必要となる補助役の動作としては「お尻を上げるサポート」「回転のサポート」が有効です。この時、補助役となる指導者や学生はプレイヤー本人に対して無理な力をかけてはいけません。特に回転サポート時においてはプレイヤーを回そうと思って強く背中を押してしまいがちですが、この状況ではプレイヤーの首に大きな負担がかかり怪我のリスクが生じます。背中ではなく腰を支え、腰から浮かせるような形で回転サポートを行いましょう。

    まとめ

    以上が中学実習生にも使えるマット運動の基本練習に関するお話でした。応用技の指導へスムーズなリンクを行えるよう、基本技能を確実に会得させましょう。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案②マット運動基礎知識

    はじめに

    対決を伴わず、自らの身体的技能を高める事を追求する芸術密度の高いスポーツ分野があります。器械体操はその中のひとつです。器械体操を構成するマット運動は学生にとって地味に感じるかもしれませんが、そこには自己探求の魅力が存在しています。そんなマット運動に焦点を当て、今回は中学実習生にも使える基礎知識の話を致しましょう。

    四種類

    マット運動の大きな種別は4種類が存在します。それは「前転系(前に転がる)」「後転系(後ろに転がる)」「倒立系(逆立ちを伴う)」「回転系(ひねった回転を加える)」というものです。導入としては肩・背・腰の順でゆっくりと滑らかに転がる動作である「ゆりかご形」から始め、そこから負荷を掛けた練習に発展させます。

    前転後転

    前転系のマット運動には「前転」「開脚前転」「伸膝前転」「跳び前転」、後転系には「後転」「開脚後転」「伸膝後転」があります。この双方の種別における動作ベクトルは前か後ろで異なりますが、本質的な方法論は類似します。開脚・伸膝の動作は身体の柔軟性が必要となりますので、ストレッチを十分に行っておく事が重要です。前転後転共、回る際に首を引き腹部を見るよう意識する点にコツがあります。

    倒立回転

    倒立系のマット運動には「倒立」「倒立前転」「後転倒立」「ヘッドスプリング」、回転系には「側方倒立回転」「ロンダート」「前方倒立回転」「前方倒立回転跳び」といったものがあります。倒立系の技の導入部では「棒の自分が天井から吊るされる」というイメージを意識します。回転系(いわゆる側転)の場合はテープやラインを使って「手足が一直線につく」という状況を崩さないよう努めましょう。

    まとめ

    以上が中学実習生にも使えるマット運動の基本知識でした。理論面を充実させ実際のマット運動に活かしましょう。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案④マット運動連続技

    はじめに

    マット運動には「前転系(前に転がる)」「後転系(後ろに転がる)」「倒立系(逆立ちを伴う)」「回転系(ひねった回転を加える)」という4種類の基本的な技の類型があります。また、そのそれぞれに幾つかの定型化された技が存在します。これらの個別の技を組み合わせた「連続技」が出来るようになれば、プレイヤーはマット運動の魅力を更に感じ取る事ができるでしょう。今回は中学実習生にも使えるこれらの連続技についてのお話を致しましょう。

    前転から後転

    もっとも基本的な組み合わせ技は「前転から後転へ向かう」というものです。前転を終えた後、足を交差させ、後転へ移行する。前転と後転は力のベクトルが異なりますが、「ゆりかご形を基本とする」「首を引き腹部を見る」といった方法論の類似性がありますから相性よく連続の動作を行えるでしょう。連続技に挑戦しようとするプレイヤーにとっての導入的役割を果たします。

    倒立前転から

    倒立前転から繰り出せる連続技には「倒立前転・ジャンプ・とび前転から一回ターン」「倒立前転・2分の1ターン・後転倒立」「倒立前転・2分の1ターン・後転倒立・ハンドスプリング」といった流れのものが存在します。このターンというのは「起き上がった段階でその場でくるっと回る」という動作を意味しています。2分の1ターンは180度の回転です。

    とび前転から

    とび前転から繰り出される連続技としては「とび前転・側方倒立回転・倒立前転」という流れのものが存在します。初手のとび前転を安定させるコツとしては、床が近づいて来た時に腕で軽く支柱を作り頭を丸め、前転姿勢を意識するという点です。この段階で焦ってしまって膝を曲げるケースがありますが、その状態では前転姿勢への移行が困難となってしまいます。

    まとめ

    以上が中学実習生にも使えるマット運動・連続技に関するお話でした。学生たちがマット運動の感覚に慣れて来た段階で、連続技のような負荷を通常練習に加えておきましょう。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤マット運動実技テスト

    はじめに

    体育の実技テストは基本的技能や戦術感覚がどこまで身に付いているのかを適切に評価する重要な基準点です。それは指導者にとっての状況把握だけではなく、スポーツプレイヤー本人である学生の自己評価としても意義があるのです。今後の課題達成に大きく影響をする実技テスト、今回は中学実習生も使えるマット運動の基本的なものをご紹介しましょう。

    開脚前転テスト

    前転のラストシーンに開脚の動作性を付与した「開脚前転」。こちらの評価の観点は「前に回りながらひざを伸ばしてマットにつく直前に開脚をしているか」「開脚時に両手をハの字の形にももの内側につけているか」「起き上がる際に上体を前に曲げる意識を加えて腰を浮かせられているか」といったものが挙げられます。

    開脚後転テスト

    先ほどの開脚前転のベクトルを後ろにした「開脚後転」。こちらの評価の観点は「手のひらを上に向けて耳の横あたりに置けているか」「後転した際、よく伸ばしたつま先部分がマットにつく直前で開脚できているか」「両足を手の位置近くについて両手でマットを押し出せているか」といったものが挙げられます。

    倒立前転テスト

    倒立状態から前転を行う「倒立前転」。こちらの評価の観点は「片足を前に出してけると同時に後ろ足を振り上げられているか」「倒立状態からひじを曲げ上手に背中方面へ重心を移動できているか」「後頭部をマットにつけ肩・背中・腰の順に円滑な回転が行われているか」「回転の勢いを利用して無理なく立ち上がれているか」といったものが挙げられます。

    まとめ

    以上が中学実習生も使えるマット運動の基本的な実技テストとその基本的な評価点のお話でした。学生の実技を適切な観点から分析し、次の授業展開に繋げましょう。

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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑥マット運動授業の振り返り

    はじめに


    体育の実技テストは基本的技能や戦術感覚がどこまで身に付いているのかを適切に評価する重要な基準点です。それは指導者にとっての状況把握だけではなく、スポーツプレイヤー本人である学生の自己評価としても意義があるのです。今後の課題達成に大きく影響をする実技テスト、今回は中学実習生も使えるマット運動の基本的なものをご紹介しましょう。

    開脚前転テスト

    前転のラストシーンに開脚の動作性を付与した「開脚前転」。こちらの評価の観点は「前に回りながらひざを伸ばしてマットにつく直前に開脚をしているか」「開脚時に両手をハの字の形にももの内側につけているか」「起き上がる際に上体を前に曲げる意識を加えて腰を浮かせられているか」といったものが挙げられます。

    開脚後転テスト

    先ほどの開脚前転のベクトルを後ろにした「開脚後転」。こちらの評価の観点は「手のひらを上に向けて耳の横あたりに置けているか」「後転した際、よく伸ばしたつま先部分がマットにつく直前で開脚できているか」「両足を手の位置近くについて両手でマットを押し出せているか」といったものが挙げられます。

    倒立前転テスト

    倒立状態から前転を行う「倒立前転」。こちらの評価の観点は「片足を前に出してけると同時に後ろ足を振り上げられているか」「倒立状態からひじを曲げ上手に背中方面へ重心を移動できているか」「後頭部をマットにつけ肩・背中・腰の順に円滑な回転が行われているか」「回転の勢いを利用して無理なく立ち上がれているか」といったものが挙げられます。

    まとめ

    以上が中学実習生も使えるマット運動の基本的な実技テストとその基本的な評価点のお話でした。学生の実技を適切な観点から分析し、次の授業展開に繋げましょう。

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  • トレーニング, 指導案

    体操の基本練習③姿勢づくり

    はじめに

    こちらの記事はシリーズ式で柔道の基本動作についてお伝えしていきます。
    体操の基本練習①柔軟体操その1
    体操の基本練習②柔軟体操その2

    この記事では姿勢づくりの練習についてご紹介します。姿勢を作ることは体操競技にとって特に重要なことです。正しい姿勢で行うことでより美しく、なおかつ怪我のリスクも減らします。

    また上半身と下半身を一体化することで体は扱いやすくなります。毎日のウォーミングアップとしてしっかりと意識して取り組んでください。

    腹筋、背筋

    それぞれ2人1組で、交代で行なってください。

    基本の姿勢は仰向けで寝ている状態になります。力は極力抜きましょう。背骨はS字の状態になってるか意識してください。

    【ふくむ姿勢】
    両足をピンと伸ばします。また両手はピンと伸ばし、太ももにつけてください。

    胸から少し状態を持ち上げ背骨のS字をできるだけアーチ状にします。その状態からもう1人は相手の足の先を持ち上下に体を揺らしてあげます。
    体の軸がぶれないよう、まるで1本のアーチになったようにしてください。数回行ったら今度は両手を頭の上に伸ばし同様に行ってください。

    【反る姿勢】
    基本の姿勢をうつ伏せに行います。ふくむ姿勢と同様に1本のアーチになった感覚で行ってください。
    これも数回行ったら両手を伸ばし、ウルトラマンの様に行ってください。

    抱え込み、屈身、伸身

    抱え込み、屈身、伸身は宙返りの時の姿勢になります。安定した床で反復練習を行い、正しい技術を身につけましょう。また、鉄棒での車輪の感覚練習にもなります。

    これもそれぞれ2人1組で、交代で行なってください。

    【抱え込み】
    両手を上に伸ばして仰向けに寝ます。もう1人は手が動かない様、手の平の上に立ってください。その状態から腹筋を使って、膝が顔につく様に体を折りましょう。この時膝は90度曲げてください。

    【屈身】
    抱え込みを、今度は膝を伸ばした状態で行なってください。足の先が頭の上につくように意識しましょう。反動をなるべく使わず素早く行なってください。

    【伸身】
    屈身の状態から腰を持ち上げ、補助に当たるイメージで伸ばします。補助はその足を優しく押し返して下さい。

    以上を応用して、勢いをつけてそのまま倒立をするとなお効果的です。
    慣れるまで繰り返し練習して下さい。

    まとめ

    この練習は体操の基本でもあり、ここから様々な技に応用することも可能です。反復練習で身に染み付くまで行なって下さい。

    【関連記事】
    平均台遊び学習指導案-小学2年生対象具体的な指導案
    コンディショニングとは?①〜基本と全身チェック方法〜

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  • トレーニング, 指導案

    体操の基本練習②柔軟体操その2

    はじめに

    こちらの記事はシリーズ式で柔道の基本動作についてお伝えしていきます。
    体操の基本練習①柔軟体操その1

    前回に引き続き今回も体操競技の基本である柔軟体操について紹介します。柔軟体操の種類はたくさんありますが、一つ一つの意味を理解した上で行うようにしてください。また習得をしたとしても基本を忘れることなく行なうようにしましょう。

    仰向け前後開脚

    2人1組で行います。
    1人は力を抜いて仰向けに寝転びます。そこから天井に向けて片足をピンと伸ばしてください。
    もう1人はその脚を持ち、寝てる人の顔に向けてゆっくり下から踵を押してください。
    この時、膝が曲がらないように、無理せずじっくりと行いましょう。
    10秒1セット、両足それぞれ行なったら交代して行なってください。

    立ち前後開脚

    1人で行います。
    片膝立ちの状態から立ててある方の足を前方にゆっくりと伸ばします。
    それと同時に逆側の足も後方に伸ばしましょう。
    上半身は伸びたままをキープしてください。
    伸びきったら両手を横に広げてください。
    10秒1セットで数セット行ないましょう。
    慣れてきたらお尻がつくまで伸ばしてください。

    手首の柔軟

    座った状態で指先を外に広げて手のひらを地面につけます。
    片手ずつ、指先が内向きになるよう手の甲を地面に交代でつけます。
    両手の甲が地面についたらそれぞれ交代で戻します。
    これを少しずつ何度も繰り返してください。

    更に四つん這いの状態になります。
    その状態から片手ずつ、指先が逆向きになるよう手の甲を地面に交代でつけます。
    同じく両手の甲が地面についたらそれぞれ交代で戻します。
    これも少しずつ何度も繰り返してください。

    肩の柔軟①

    1人で行います。
    両足を前に伸ばした状態で座ってください。
    両手は肘が伸びた状態で後ろにつけてください。
    そこから手のひらをスライドさせながらゆっくりと上体を後ろに倒します。
    1セット10秒、繰り返し行なってください。

    肩の柔軟②

    2人1組で行います。
    1人はうつ伏せで寝ます。
    もう1人は寝てる人のお尻の上に座りその両腕を掴んでください。
    そのままゆっくりと腕を持ち上げましょう。
    反発の力を感じたら緩めてください。
    10秒1セット、交代して行いましょう。
    慣れたら両腕が真上に行くまでできるようにしてください。

    肩の柔軟③

    2人1組で行います。
    1人はうつ伏せで両腕を前方に伸ばして寝ます。
    もう1人は腰の真上あたりに立ち、寝ている人の二の腕をつかみます。
    そのまま腰から曲がるように上に持ち上げてください。
    反発に力を感じたら緩めてください。
    10秒1セット、交代して行いましょう。

    肩の柔軟④

    2人1組で行います。
    1人はうつ伏せで両手の平を後頭部で組んでください。
    もう1人は腰の真上あたりに立ち、寝ている人の二の腕をつかみます。
    そのまま腰から曲がるように上に持ち上げてください。
    そこから両肘を内側に寄せてください。
    反発に力を感じたら緩めてください。
    10秒1セット、交代して行いましょう。

    膝の柔軟

    1人で行います。
    両足を左右に広げた状態で座ってください。
    そこからゆっくりと足の指先から踵を少し持ち上げます。
    可動域が狭いと全然持ち上がりませんが、広くなるにつれ浮くようになります。
    1分1セット、じっくりと行いましょう。

    つま先の柔軟

    1人で行います。
    両足を前方に広げた状態で座ります。
    そこからつま先を曲げます。
    更に膝を曲げて、曲げたつま先でバランスをとります。
    1セット10秒、繰り返し行なってください。

    まとめ

    基本的な柔軟体操をマスターして、組み合わせながら行っていきましょう。技の練習前に全て行い、万全な体制で練習に臨みましょう。

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  • 指導案

    マット運動指導案①〜マット運動の評価基準について〜

    はじめに

    ここでは、マット運動の指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    マット運動指導案②〜教材を使った指導〜
    も合わせて御覧ください。

    マット運動の特性と生徒が持つ苦手意識に関して

    マット運動は回転したり逆さまになるなど非日常的ないろいろな動きを体験できる運動です。

    いろいろな技があり、それを円滑に組み合わせることによって達成感や自己効力感をを味わうことができます。また、基本的な技がないとそれぞれの技を発展することができないため、技の系統性を指導することで後の発展に繋がります。

    多様な運動感覚を養えることから、児童の身体操作能力の育成が期待できる種目ですが、その反面、非日常的な動きが苦手であったり基本的な技ができないといつまでたってもできないことから挑戦意欲を失い、運動嫌いになる可能性を持っている運動とも言えます。

    ある小学校で体育授業の事前アンケートアンケートを取ったところ、マット運動に対して「とても好き8名」「好き11名」「あまり好きでない5名」「好きではない5名」という結果になりました。

    肯定的な意見は「非日常的な動きが楽しい、できるようになる」
    否定的な意見は「難しい、怖い」が主でした。

    以上の特徴があるため、運動ができないという理由で評価しない場合、マットに対して苦手意識や嫌悪感が出てしまいます。

    そのため、評価基準を「運動への関心・意欲・態度」「運動についての思考・判断」「運動の基準」の3つに分けて評価をすることで、できない児童が自分にあった行動をすることができます。

    以下それぞれの評価基準を詳しく記載いたします。

    ①「運動への関心・意欲・態度」

    まず、マット運動に友達と励ましあって進んで取り組んでいるかに注目してください。
    挑戦することで誰でも学習によって技能や体力が向上する可能性があるといったことを、友達と協力することによってその意義を理解させることが必要です。

    また、友達と協力をし器械・器具の準備片付けをし、自己の役割を果たせているのかも大事です。これは分担した役割を行う際に、仲間と話し合って連帯感を高めて気持ちよく作業ができるかということに繋がります。

    運動ができない児童はここで自分のできることをするという意欲を出させることもできます。そして運動する場や器械・器具などの安全を確かめているかを評価することで、危機管理能力を育成することもできます。

    ②「運動についての思考・判断」

    ここでは、基本的な技の動き方や技のポイントを知った上で、自分の力にあった課題を選んでいるかを見てください。

    これは児童の課題の原因に気づくための資料を提示することによって技のポイントと自分の運動の差を見つけさせることが可能です。もし基本ができていなければ、基本運動のポイントを提示すべきです。

    その上で仲間同士で指導し合う場を作ることによって仲間との連帯意識を育成することができます。注意すべき点は、児童の中で優劣をつけてしまうと劣等感を感じたり、いじめなどにもつながる可能性があります。必ずポイントを的確に指導することが必要です。

    ③「運動の基準」


    基本技である前転・後転ができるか、また発展技では大きな前転・終末局面で腰の位置が高い後転・体の芯が垂直な倒立ができるかが基準になります。他にも開脚前転・開脚後転・壁倒立も評価の基準になります。

    運動できない児童にとってマットに対する関心や意欲を出させるために最も必要なことは教師と仲間からの評価です。運動能力の底上げができる運動だからこそ、マットに対する苦手意識を取り除けば他の運動や競技の力に直結します。

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  • 指導案

    マット運動指導案②〜教材を使った指導〜

    はじめに

    ここでは、マット運動の指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    マット運動指導案①〜マット運動の評価基準について
    も合わせて御覧ください。

    ①マット運動の魅力と特性

    マット運動は技を繰り返したり、組み合わせたりすることが楽しい運動です。
    今までにできなかった技ができるようになったり、日常生活にはない感覚を体験することが児童の人気を集めている一つの理由です。

    また、自分の姿を直接見ることができないので、鏡などの用具を使ったり、仲間と教えあってできることで協調性を育成することができます。
    挑戦し続けることで達成することが可能な運動なので、自分はできないと思い込んでる児童も達成感を味わうことができるので、喜びが生まれることが多い単元です。

    ②基礎の運動

    壁登り倒立、壁倒立、三点倒立などで器械運動の基礎・基本となる倒立の感覚を身につけます。
    また、ゆりかご・背支持・ブリッジ・うさぎ跳び・前転などをマットの上で行い、基礎感覚およびスタンダード技につながる基本を身につけることもできます。

    基礎を高める運動としてスタンダードである開脚前転、側方倒立回転をできるようにするため、ここの目標を持たせて取り組めるようにしましょう。
    これらのスタンダード技を中心に組み合わせて自分の力にあった取り組みたい技に挑戦できるようにしていきます。

    ③教材の工夫

    マットと組み合わせて、斜面台や跳び箱、小マット、ゴムなど必要な場を作られるよう準備します。

    目線、手、足の位置に目印を置けるようにすれば児童が自らの動きをイメージしやすくなってより良いです。また、スモールステップで自分の目標を決め、自己評価ができる学習カードを準備します。児童の課題やポイントがわかる資料を用意して活用させるなども良いでしょう。

    ④グループ構成

    基礎感覚を身につける際は生活班を基本にしたグループ内で声をかけ合わせ補助をしあったりできるようにします。

    基礎を高める運動は他のグループと協力し合い課題点を見つけ合わせさせます。指導者はポイントを言ったり、必要な時だけ助けることで児童同士の協調性を高めさせましょう。

    ⑤指導と評価

    技能面はよい姿、形、動きを褒めるようにします。また、協調している姿を評価することによって励ましあう大切さを学ばせます。

    準備や後片付けに積極的な児童を評価することで自ら行動できるようにすると良いですね。

    【関連記事】
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