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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案①ハンドボール導入


    はじめに

    中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    まずは指導者としてハンドボールについて知るという事が大切です。
    今回はハンドボールの始まりから楽しさまでを紹介します。

    ハンドボール・はじまり

    ハンドボールの始まりは約4000年前からといった説もあります。
    なぜならエジプトの壁画にハンドボールと似た絵が描かれていたからです。
    一般的な説は、19世紀後半のドイツにて女性向けのボールゲームが発案された所からになります。
    ボールゲームを改良していった結果、競技ルールを作りハンドボールが誕生しました。
    デンマークのホルガー・ニールセン7人制ハンドボールを考案し、ドイツでコンラッド・コッホが11人制ハンドボールを考案して、今のハンドボールが完成したのです。
    日本にハンドボールがもたらされたきっかけは、1922年(大正11年)に大谷武一氏が大日本体育学会で、11人制のハンドボールを紹介した所からになります。
    1936年(昭和11年)にはベルリンオリンピックでハンドボールが競技種目に採用されました。
    1948年に「日本ハンドボール協会」が設立されて日本でもメジャースポーツになりました。

    ハンドボールの楽しさ

    ハンドボールの楽しさは駆け引きにあります。
    ハンドボールの試合では両チーム合わせて60-100回くらいの得点チャンスがあります。
    得点しやすい競技の為、試合展開はスピーディーで瞬時の判断が得点に直結します。
    ただシュートを放つにしても、自分でシュートに行くか仲間に頼るかなど、試合の中で様々な駆け引きが出来る競技です。
    駆け引き上手になれば、日ごろの生活でも役立ちます。
    ハンドボールを通して人生を充実させましょう。

    まとめ

    中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    ハンドボールは50m走みたく肉体を極める競技と違って頭脳プレイもすることが出来ます。
    指導者として駆け引きの楽しさを教えてみてはいかがでしょう。



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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案②ハンドボール基礎知識


    はじめに

    中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    まずはハンドボールについて知るという事が大切です。
    今回はハンドボールのルールと競技についてご紹介します。

    ハンドボール・競技編

    「コート」
    ハンドボールのコートは、40m×20mです。
    選手はこのコート内で攻防を繰り広げます。

    「ゴール」
    ゴールの大きさは高さ2m×幅3mです。
    この狭いゴールで得点の攻防を繰り広げます。

    「正規の試合時間」
    高校生以上は、前半30分・後半30分
    中学生は、前半25分・後半25分
    休憩時間は15分
    正規の時間で勝敗がつかなければ5分休憩の後10分間

    「チーム」
    1チーム7名で行います。
    選手の交代は自由に行えます。
    コートプレイヤーとゴールキーパーは違うユニフォームを着用することが義務です。

    「ボールの扱い方」
    ボールの保有期間は3秒までです。
    ステップの範囲は3歩までになります。
    ボールに足で触れることは反則です。
    身体がボールと接触していいのは膝から上になります。

    ハンドボール・ルール

    「得点妨害」
    明らかな得点機会を妨害した場合は反則です。
    選手全員でゴールに押し寄せて、ゴールプレーを阻止する行為が該当します。

    「オーバータイム」
    ボールを3秒以上保持する行為がオーバータイムとなり反則です。

    「オーバーステップ」
    ボールを所持した状態で4歩以上歩く行為が該当します。

    「ダブルドリブル」
    ドリブルしたボールを一度もって、再度ドリブルすると反則です。

    「プッキング」
    相手を押す・突き飛ばすなどの行為が該当します。

    「キック」
    キーパー以外が足でボールを扱うと反則プレイです。

    「パッシングプレー」
    攻撃・シュートをせず、ボールを所持し続けると反則プレイになります。
    サッカーやバスケは、パッシングプレイというのはありません。
    ハンドボールならではのルールです。

    まとめ

    ハンドボールを行っている生徒は少ないのが現状です。
    しかし、ルールはバスケやサッカーとほとんど同様なので親しみやすい競技になっています。
    指導者として、まずはハンドボールのルールを抑えておきましょう。


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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案③ハンドボール基本練習メニュー

    はじめに

    中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    まずは取り組んでみるという事が大切です。
    今回は誰でも始められる基本練習メニューをご紹介します。

    ハンドボール・基本練習メニュー

    「チェンジパス」
    ハンドボールはスピーディーなパスが要求されます。
    小学校で行ったボールキャッチ練習を行います。
    イメージがわかない場合は、縄跳びの八の字のように列を作って行うパスを思い浮かべれば大丈夫です。

    「反復横跳びドリブル」
    体力テストで行う反復横跳びにドリブルを付け加えた練習です。
    ハンドボールでは、ステップワークとドリブルが重要なため、効率のよいトレーニング法穂になります。

    「1対1」
    3人1組で練習を行います。
    Cの生徒は一定の場所で待機。
    A・Bの生徒は、攻撃側と守備側で別れる。
    Aを攻撃側とした場合は、Bの守備側をドリブルでかわしてCにボールを届ける
    一通り終わった後は、3人でローテーションして全ての役割を行う。

    「ゴールキーパー練習」
    PKの要領でゴールキーパーの練習を行います。
    生徒全員ゴールキーパーになれば、終了で構いません。
    けが防止の為、女子と男子で別れて行うと良いです。

    「ジョギング」
    ハンドボールはスピーディーな動きが求められます。
    その為、ボール練習の前に体育館を一周ジョギングすると良いでしょう。
    基礎体力向上にもつながる為、授業には持って来いの練習方法です。

    まとめ

    ハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    少しでも興味を持つという事が大切です。
    一通りの練習が終われば、後はゲームで実践感覚を養うというのも手です。
    指導者として、まずは基礎を教えてあげるようにしましょう。


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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案④ハンドボールゲーム


    はじめに

    中学校にはハンドボールが得意な生徒・苦手な生徒少なからずいるでしょう。
    ハンドボールゲームは肉体だけでなく頭脳も駆使できる競技となっています。
    指導者としてハンドボールゲームを行う際のポイントを紹介いたします。

    ハンドボールゲーム

    正式の試合では7人で行います。
    今回はハンドボールについて触れるという事が大切になってきます。
    ですから、男女に分かれて全員参加できるように均等振り分けを行いましょう。
    中には見学する生徒もいると思いますので、得点係や主審を行ってもらうと良いでしょう。
    些細ないざこざでトラブルが起こらないよう、指導者として最初にある程度のオリジナルルールを設けておくと良いです。

    「ハンドボール・オリジナルルール」
    ・人のプレイを責めない。
    ・主審のルールに従う
    ・楽しく行う
    ・良いプレイは褒める
    ・熱くなりすぎず冷めすぎず

    「人のプレイを責めない」
    中学校の体育でありがちな事が、ミスした生徒を必要以上に責めてしまう事です。
    責めてしまえば、自信の低下ややる気の低下に繋がりかねないので禁止にしましょう。
    反則の場合は先生と主審両方でジャッジするから心配はいらないと言い切ってしまえば、納得するでしょう。
    「主審のルールに従う」
    ハンドボールゲームでは場合によって、きわどいプレイに遭遇することがあります。
    大人のプレイヤーですら主審に熱く抗議することがありますので、中学校では主審を必要以上に責めてしまうケースがあります。
    そうならない為にも、主審のルールは絶対という事を心がけましょう。
    違反した場合は、指導者として違反者を叱ると事前に言う事によってトラブル回避に繋がります。

    「良いプレイは褒める」
    良いプレイを褒めることによって、今後のモチベーションアップにも繋がります。
    デザイナーを例にして話すと、自分で制作したロゴや名刺を批判され続ければ、場合によっては鬱や退職の可能性も考えられます。
    逆に褒められ続ければ向上心やチャレンジ精神が生まれて物事に意欲的な姿勢で取り組むことが可能です。
    スポーツもこれと同じです。

    「熱くなりすぎず冷めすぎず」
    熱くなりすぎれば周りを見失いがちになり、怪我に繋がる恐れがあります。
    逆に冷めきってしまえば、ゲームとして成立しません。
    怪我のリスクをしっかり伝えたうえで行うと良いでしょう。

    まとめ

    しっかり基本ルールとオリジナルルールに基づいて授業を行えれば楽しい時間を過ごすことが出来ます。
    指導者として、生徒の怪我に十分注意を払いながらゲームを行いましょう。


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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤ハンドボール実技テスト

    はじめに

    ハンドボール授業の採点基準が分からないという方が多いと思います。
    今回はハンドボールの実技テストにおいて着目するべき点をご紹介します。

    ハンドボール・実技テスト

    ハンドボールの特性を理解するとともに、基本的な技能を身につけ、主体的にゲームを運営できるようになる。
    ハンドボールの授業目標は、このように定義されています。

    実技テストで着目すべき点は、基本ルールに基づいた行動を行えているか、積極的にゲームを運営しようとしているかです。

    自らチームリーダーになったり、運動が苦手な生徒は戦略を立てたり、そういった生徒がいる場合は加点評価で良いです。

    成績をつける際の指標を今からご紹介します。
    「5評価」
    ・自らリーダー役を引き受けたりチームをまとめたりしている生徒

    「4評価」
    ・ルールに基づいた行動をしていて気が利くサポートをしている生徒

    「3評価」
    ・ルールに基づいた常識的な行動をとってはいるが、受動的な生徒

    「2評価」
    ルールを守らない・トラブルを引き起こす生徒

    「1評価」
    ルールを守らないことは愚かトラブルを引き起こしてチーム全体の輪をかき乱す生徒

    こうして定義することによって、採点をしやすくできます。
    また授業出席率も成績に大きく関係してきますので、指標を紹介します。

    5評価・出席率100%

    4評価・出席率70~90%

    3評価・出席率50~60%

    2評価・出席率20~40%

    1評価・出席率0~10%

    まとめ

    実技テストの成績は出席率と主体性に着目して相応から平均点を出した数字を反映させると良いです。
    その為には常日頃から指導者として、全体を見渡す能力が必要になってきます。
    一歩引いた場所で観察するのもオススメです。



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  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑥ハンドボール授業の振り返り

    はじめに

    ハンドボール授業を行って、順調に進んだこと・つまづいたこと少なからずあったと思います。
    ハンドボールに限らず今回はオススメの振り返り方法をご紹介します。

    ハンドボール・授業振り返り

    ハンドボールでありがちな事は、ミスすると責める生徒がいることです。
    攻めてしまうと、やる気の低下・気持ちの低下を引き起こしやすくて、今後の授業に影響を及ぼす事があります。
    指導者として、いかに楽しくゲームを進めるかが重要になってきます。
    最初は上手くできなくても積み重ねて、徐々に指導者としてのスキルを伸ばしていきましょう。
    最初の内は落ち着いて笑顔を絶やさずにやっていれば、大丈夫です。
    一歩距離を置く感じで見守ってみるやり方なんかもオススメだったりします。
    全ての物事は投資時間によって結果が変ってきます。
    例えば1日1440分あるから、1日1分石について調べれば、1440個の石の知識を持っている人になるのです。
    このように時間を長く投資すれば、知識や経験が増え正確な判断を行う事ができます。
    ゆっくり自分のペースでやっていけば、立派な指導者になれるはずです。

    ハンドボール・振り返りポイント

    振り返り方は多種多様にあります。
    ハンドボールに限らず、オススメの振り返り方をいくつかご紹介します。
    ・KTP(今後とも続けたい事・うまくいかなかったこと・今後実施していく事)を用いたやり方。
    ・YWT(やったこと・わかったこと・次にやること)を用いる方法
    ・ PDCA(計画・実行・評価・対策)を用いたやり方
    今紹介した3点は振り返るとき非常に役立つ方法になります。
    中でもオススメなのはPDCAサイクルを用いたやり方です。
    ビジネスからマーケティングまで幅広い場所でPDCAサイクルは活用されています。
    例えば計画の部分を生徒全員に楽しんでもらえるような授業をおなうと当てはめます。
    次に計画した通りに実行します。
    上手くできたかどうか、評価します。
    上手くいけば今後とも継続すればよいです。
    上手くいかなかった場合は、もう一度対策を練りなおします。
    このサイクルを用いることによって、綺麗に振り返ることが出来たり、徐々に授業内容をよくすることが出来たりします。

    振り返るポイントとしては、ただ反省するのではなくて次につなげる目標を探す点にあります。
    今回の授業で学んだことを、次回の授業で活かしてみてはいかがでしょう。

    まとめ

    指導者として最初の内は、うまく行かないことも多いと思います。
    今回ご紹介したやり方を実施すれば、合格点はクリアできるはずです。
    指導者として、基本を押さえてプラスαオリジナリティー溢れる楽しい授業をしてみてはいかがでしょう。


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  • 指導案

    初心者でも分かるポジションの役割(ハンドボール)

    はじめに

    スピードとパワーが溢れるスポーツ、ハンドボール。
    ヨーロッパでは人気の高いスポーツだが、日本でもあまり普及していない。
    今回はハンドボールについて知ってもらうため、簡単にポジションの役割について説明していきます。

    ゴールキーパー

    自陣のゴールエリアの中に立ち、ゴールさせないために相手のシュートを身体を張って止めることが役割。
    唯一足を使えるポジションですが、ゴールエリアから出てプレーすることも可能です。
    ディフェンスの最後の砦なので、伴う責任は大きいですが、チームの勝利のためには欠かせないポジションです。

    センターバック

    攻撃のための起点を作り、チャンスがあればシュートを狙うポジション。
    コート全体が見渡せるため、プレーのコールをしたりするためチームの司令塔としての役割も果たします。
    高い身体能力が必要とされます。

    レフトバック・ライトバック

    センターバックよりシュートに専念するポジション。
    そのためシュートの技術が必要となります。
    レフトバックは得点を狙いやすいポジションのため、エースポジションとも言われます。
    センターバックも含めてバックプレイヤーのことをフローターとも呼びます。

    レフトサイド・ライトサイド

    コートの左端、右端に位置するポジション。
    フローターのサポートをしたり、角度がない中でサイドからシュートを狙うことが役割です。

    攻守の切り替えで素早く反応し、速攻を仕掛けなければならない。

    ポストプレイヤー

    ピヴォットプレイヤーとも言います。
    ゴールエリアのライン際で、ディフェンスの間に立ち、主にゴールに背を向けてプレーするポジション。
    味方の攻撃をサポートしたり、相手ディフェンスを突破してゴールを決めることが役割です。
    ディフェンスが密集するため、身体の強さが必要になります。

    まとめ

    今回はハンドボールのポジション別の役割について説明しました。
    ハンドボールについて学んだことをきっかけに、実際に試合を見たり、プレーしたりしてハンドボールに触れる機会を作って魅力を知ってほしいです。

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  • トレーニング

    部活中に起きやすい怪我と対処法⑮ハンドボール

    はじめに

    古代ローマの女性たちがエクスプリズム・ルデーレ(expulsim ludere)という競技を行っていました。ボールを手に持ってゴールを狙い、得点を競うスポーツです。その後は2000年に渡って細々と似たような競技が欧州各地で続けられていましたが、19世紀の終わりになって遂に国際スポーツとしての体系化が始まります。ハンドボールの誕生です。今回はこのハンドボールの部活動内における基本的な怪我と対処法を紹介しましょう。

    主要な怪我

    ハンドボールは動作性の激しいスポーツです。ボールパス・ドリブル・ディフェンス・シュートの連続活動を1試合(60分間)継続しなくてはならず、持久力と瞬発力が常時発動され続けます。連続プレーによる負担は「腰痛症」を引き起こす可能性が高く、単発のものとしては「ジャンパー・ニー(膝蓋靭帯炎)」「手指の外傷」が多いそうです。また格闘技の要素の強い接触プレーも多く、その際の動作によって「足関節捻挫」が起きる事も少なくありません。

    応急処置法

    腰痛症は急性のものと慢性のものがありますが、とにかく症状を自覚した段階で患部を安静にし、速やかに整形外科の診療を受けねばなりません。組織の小さな外傷や炎症は放置をする事によって状態を著しく悪化させるリスクがあります。足関節捻挫の応急処置は「打撲部位をすぐに氷や流水で冷やして包帯などで部位を固定する方法(通称RICEと呼ばれる処置法)」が基本です。この状態は24~48時間を継続する事が推奨されています。手指の外傷の処置は「消毒・保護」が一般的ですが、近年では消毒を行わない「湿潤療法」が有効だとも言われています。湿潤療法は(善良な体内の細胞も傷つけてしまう可能性があるので)消毒はせず、市販されている湿潤療法用の絆創膏を貼り付けます。ジャンパー・ニー(膝蓋靭帯炎)はジャンプを多用する競技で起こりやすい炎症で、処置としては運動の休止と十分な療養が必要です。

    予防策

    ハンドボールは肘・肩・腰・膝・足首といった部位全体に負担を掛けるスポーツであり、先の通り「ジャンプ動作」による炎症も起こりやすくなっています。これらの怪我を予防する為にはそれぞれの部位の堅固性・柔軟性をバランス良く保たねばならず、筋肉トレーニングとストレッチを相互に行う事が重要になります。またこのスポーツでは肥満も大敵です。肥満は腰椎と骨盤の連動性を弱体化させ腰痛症を誘引させやすい状態に陥らせてしまいます。よって生活習慣から注意をせねばなりません。

    まとめ

    ハンドボールは格闘家がコート内を活発に動き回るスポーツです。筋肉トレーニングによる身体増強を行って持久能力を養いつつ、生活習慣の整備と適切なウォーミングアップによって瞬時の対応能力を高めて、安全な競技参加に及びましょう。

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    ハンドボール指導案①~特性・指導・評価について~

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  • 指導案

    ハンドボール指導案③〜技の種類〜

    はじめに

    ここでは、ハンドボールの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜
    ハンドボール指導案②〜プレーヤーの名称と役割〜
    も合わせて御覧ください。

    技の種類

    パス

    ショルダーパス
    腕を上げて高いところから投げる基本パスです。手首をつかってスナップをかけるとまっすぐとしたパスが出せます。様々なパスやシュートに結びつけることができます。

    サイドパス
    からだの横から手首で回転をかけて投げるパスです。敵プレイヤーの横を通すパスを出す時に使います。

    フックパス
    体の後ろから投げるパスです。手首のスナップを使って投げます。意表をついたパスが可能です。

    高度なフックパス
    飛び上がりながらフックパスをします。守備している相手にシュートと思わせて、引き付けます。その時に、仲間にフックパスをします。ノールックパスをつかうと効果的にパスが通りやすくなります。

    シュート

    ジャンプシュート
    基本的なシュートです。ジャンプしながら高い位置からシュートをうちます。走るタイミングとジャンプがとても大切です。シュートをするときは、手首にスナップをかけましょう。ジャンプシュートと思わせて、フックパスをするというフェイントも有効的です。

    ステップシュート
    パスを受けてからすばやい動きで相手をかわした後、シュートコースを作り、シュートします。シュートコースが作れなかった時は、パスか、ドリブルに切り替えることができるので、臨機応変に動作を変えられるシュート法であります。クロスステップをしながら、体を横に向け、ウェイトシフトして、シュートしましょう。

    倒れ込みシュート
    またの名を、プロンジョンシュートともいいます。ゴールエリアに飛び込み、倒れるようにしてシュートを打ちます。ゴールキーパーが前に来たら、ループシュートでふんわり打ちましょう。このシュートは、0°などの角度のないところからのシュートに効果的です。

    高度なシュート

    ディフェンスをさけてシュート
    相手守備の動きに合わせて、的確なシュートを打つことが重要です。ディフェンスが向かって来なかった時は、倒れこみシュートを打ちましょう。もしくは、ステップシュートで相手を惑わせましょう。

    ジャンプシュートをして、そこからフックパスかループシュートなどをすることも可能です。練習して、様々なパターンのシュートを身につけよう。

    ゴールキーパーの技術

    位置取り
    GKのポジションの取り方は、とても大切です。基本ポジションは、ゴールラインから1mほど前に出たゴールの真正面です。攻撃側がシュートを打つ場合は、前に出てスペースをつめます。これでシュート範囲を狭めることができます。しかし、ゴール前ががら空きになってしまうため、ループシュートに気をつけることが望ましいです。

    構えと動き
    ゴールキーパーは、どこでも、いつでもすばやく、テキパキと動けるようにしておきましょう。シュートを取れない時は、パンチしてラインの外にはじきましょう。低めのシュートは、スライディングが効果的です。つまり、GKは全身を使ったプレイヤーとなり、守護神です。

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  • 指導案

    ハンドボール指導案②〜プレーヤーの名称と役割〜

    はじめに

    ここでは、ハンドボールの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜
    ハンドボール指導案③〜技の種類〜
    も合わせて御覧ください。

    ポジション

    ハンドボールは7人でプレーします。6人がフィールドプレイヤーで1人がキーパーです。役割は以下のとおりです。

    ゴールキーパー

    自陣のゴールエリアの中にポジションをとり、全身を使って相手チームからのシュートからゴールを阻止します。ゴールエリアの枠外に出て他のプレーヤーと共にプレーすることもできますが、その場合はフィールドプレーヤーと同じく、ボールを持ちながら3歩より少なくしか歩くことができません。

    そして、自チームが速攻をするときに20m以上はなれたところに正確にパスをする技術が要されます。レベルの高い試合になると、ゴールキーパーの上手さが勝ち負けに大きく関わってきます。運動能力が一番高い選手をゴールキーパーにするべきと言う指導者も多いようです。

    センターバック

    攻撃の要。レフトバックとライトバックと一緒に攻撃の起点を作るポジションです。チャンスがあると自分からロングシュートやミドルシュートを狙います。司令塔(ゲームメーカー)的な立ち位置です。ダブルポストなど作戦によっては省かれるポジションでもあります。守備をするときには相手のポストとセンターどちらのプレーヤーを見ながら、速攻を狙う戦術眼とコート全体をみられる視野が必要とされます。

    チームで一番往復移動を繰り返す必要があるため、スタミナ、スキル、身長すべてにおいてバランスがとれていることが必要とされます。しかし、小さくてスピードがはやい選手がつくこともあります。

    レフトバック

    右利きの選手が多いです。シュート、ミドルシュート、ブラインドプレーや個人技をよくします。角度のある場所から司令塔のセンターよりもシュートに専念しやすく、打ちやすいポジションのため、チームの中で一番点を取る傾向があります。また守備のときにも敵の45°を止めるのにとても大切なポジションとされており、連携をするため、広い視野が必要です。左45°、左よんごー、正4と呼ばれます。

    ライトバック

    レフトバックと左右対称のポジションです。プレースタイルはレフトバックと同じですが、左利きの方がプレーヤーが多いです。右45°右よんごー、逆4と呼ばれます。

    レフトウィング(レフトサイド)

    バックプレーヤーを助けながら、積極的にサイドシュートの攻撃を仕掛けます。また、フィールド中心に向かって走りこむことで攻撃のテンポや流れを変えることができ、サイドからせめていったり、攻守を早く反応をすることが必要で、速攻に活躍するポジションです。そのため、ウィングにはスピードがある選手が多いです。フィールドサイドでプレーして、ゴールを狙う角度があまりないため通常はシュートは入りにくいですが、端でプレーしますが、選手によっては点を取れるプレーヤーもいます。主に左サイド、本サイド、正サイドと呼ばれます。

    ライトウイング(ライトサイド)

    レフトサイドの真逆のポジションです。自コートから見て右サイドにポジションをとります。左利きが理想的です。主に右サイド、逆サイドと呼ばれています。

    ピヴォットプレーヤー(ポストプレーヤー)

    キーパーに背を向けて、敵のディフェンス線上で味方の攻撃をサポートしたり、相手のディフェンスを崩したりしながら、自らもシュートを狙います。パスがきたらキーパーと1対1になるケースが多いので得点をする確率は高いです。攻撃の戦術のひとつで、ブロック、ディフェンスの裏の空いたスペースを利用するなどがあげられます。また、守備時も敵のポストをカバーしたりするため、ディフェンスの能力が重要視されます。

    ディフェンスの密集地帯でポジションを維持し、ボールを捕ったら相手の強いディフェンスに負けないでシュートにまで持ち込むことが役割なので、力強い大型選手が求められます。また、明確な戦術を理解しなければいけないポジションでもあります。

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