はじめに
皆さんは「Aバッチ」という物をご存知でしょうか?見た目は学級委員や委員会のバッチのように見えますが、実は体育の授業の体力テストでA評価をもらった子にもらえるバッチです。体力テストでA評価をもらっても賞状やカードしかもらったことがない、という方も多いと思うのですが、、実は47都道府県中、1つの県でしか取り入れられていない制度だということが分かりました。あまり聞かない話だと思うので、ぜひ授業の小話に取り入れてみて下さい!
(写真お借りしています)
http://okirakuda.exblog.jp/16482272/
体育の授業のAバッジってしってる?
さて、このAバッジ制度がある都道府県ってどこなのでしょう?中国地方にある、岡山県です。桃太郎に出てくる“きびだんご”が有名な県ですね。今回は岡山県の教育委員会に電話をしてAバッチが作られた経緯を聞いてみました。
何が目的でバッジ制度が出来たの?
岡山県教育委員会担当者様に質問をしてみました。
SATOSHI「他県は賞状のみの授与なのですが、なぜ岡山県にはバッチがあるのでしょうか?」
教育委員会様「詳しい文献が残っていないので始まりの経緯が分かりかねますが、岡山県では、子ども達の体力が向上するために総合評価Aを取得した児童生徒に対して優秀章(バッジ) を配布バッチを授与しています。賞状ももちろんですが、バッチが欲しい!という気持ちで体力テストに望むことにより、運動する機会を増やし、より運動へ興味を持ってもらうきっかけづくりをしています。」
ということでした。ちなみに、昔は「1級バッチ」と呼ばれていたそうです。
まとめ
Aバッチ制度を取り入れることで、岡山県では「Aバッチを取るぞー!」と子ども達が意気込んでいる様子が多々ブログでも見受けられます。それだけ「Aバッチ」の存在が大きく、体力テストに気持ちが入りやすい理由にもなっているのでしょうね。
さらに、岡山県では「みんなでチャレンジランキング事業(H 18 年度より実施)という取り組みも行われており、小学生等が学級またはグループ単位で様々な運動にチャレンジし、ホームページ上でその記録を競い合って運動の習慣化をはかっていることも分かりました。Aバッチを始め、今後も岡山県の運動に対する取り組みに注目ですね。
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