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カテゴリー: 指導案

  • 指導案

    バドミントン指導案①〜特性・指導・評価について〜

    はじめに

    ここでは、バドミントンの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    バドミントン指導案②-〜いろいろなストローク〜
    バドミントン指導案③〜いろいろなショットの名称〜
    も合わせて御覧ください。

    特性

    バドミントンは、1対1や2対2でネットを挟んで相手と向かい合い、ラケットを操作して 様々な打球を打ち、いかに相手コートに落とすか、そして得点を重ねていくかを競い合う「ネット型」の運動で、攻守の切り替えが非常に速いという特徴があります。

    バドミントンは、色々なストロークを使ってラリーを続けたり、相手を惑わす打球(緩急をつけた打球や相手を前後 左右に揺さぶる打球)を打って得点を競い合ったりする楽しさがあります。

    指導

    まずはラリーが続いた試合ができることを目標にしましょう。そのためには、ひとりひとりが積極的に取り込み、自分や自分のチームの課題を発見して、課題に応じた練習をする必要があります。

    また、バドミントンならではの作戦や戦術を覚えたり、技術の名称や練習方法を理解するといった知識面も高めましょう。シングルス・ダブルスでのコートの使い方などを知る必要もあります。

    指導の流れ

    (1)基本的なラケット操作に慣れましょう。
    (2)ルールやポジションを説明したり、ゲームの流れを理解しましょう。
    (3)ボールを打ったり、受けたりラリーの練習をします。
    (4)ゲームで勝つために作戦を立てたり、課題を発見克服しましょう。
    (5)シャトルを打った後の動きを身につけましょう。
    (6)スマッシュなどのラケット操作を習得しよう。
    (7)チームにわかれリーグ戦を行い、バドミントンを楽しみましょう。

    評価

    バドミントンに積極的に取り組んでいるか、フェアなプレーをしているか、作戦や課題を自主的に考えようとしているかを見て意欲や関心を評価しましょう。また、ラケット操作やシャトルを打ったあとの動きを的確に判断して行動できているかをみましょう。

    手側のコートの空いた場所にボールを返すことができるか、味方が操作しやすい位置にボールをつなぐことができるか、テイクバックをとって肩より高い位置からボールを打ち込むことができるかをラリーのテストなどを行って、技能を測ってみても良いかもしれません。バドミントンの特性を理解したり知識を身につけることは大切です。

    【関連記事】
    バドミントン指導案②-〜いろいろなストローク〜
    バドミントン指導案③〜いろいろなショットの名称〜
    ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜

    【参考文献】
    http://www.pref.shimane.lg.jp

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  • 指導案

    ハンドボール指導案③〜技の種類〜

    はじめに

    ここでは、ハンドボールの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜
    ハンドボール指導案②〜プレーヤーの名称と役割〜
    も合わせて御覧ください。

    技の種類

    パス

    ショルダーパス
    腕を上げて高いところから投げる基本パスです。手首をつかってスナップをかけるとまっすぐとしたパスが出せます。様々なパスやシュートに結びつけることができます。

    サイドパス
    からだの横から手首で回転をかけて投げるパスです。敵プレイヤーの横を通すパスを出す時に使います。

    フックパス
    体の後ろから投げるパスです。手首のスナップを使って投げます。意表をついたパスが可能です。

    高度なフックパス
    飛び上がりながらフックパスをします。守備している相手にシュートと思わせて、引き付けます。その時に、仲間にフックパスをします。ノールックパスをつかうと効果的にパスが通りやすくなります。

    シュート

    ジャンプシュート
    基本的なシュートです。ジャンプしながら高い位置からシュートをうちます。走るタイミングとジャンプがとても大切です。シュートをするときは、手首にスナップをかけましょう。ジャンプシュートと思わせて、フックパスをするというフェイントも有効的です。

    ステップシュート
    パスを受けてからすばやい動きで相手をかわした後、シュートコースを作り、シュートします。シュートコースが作れなかった時は、パスか、ドリブルに切り替えることができるので、臨機応変に動作を変えられるシュート法であります。クロスステップをしながら、体を横に向け、ウェイトシフトして、シュートしましょう。

    倒れ込みシュート
    またの名を、プロンジョンシュートともいいます。ゴールエリアに飛び込み、倒れるようにしてシュートを打ちます。ゴールキーパーが前に来たら、ループシュートでふんわり打ちましょう。このシュートは、0°などの角度のないところからのシュートに効果的です。

    高度なシュート

    ディフェンスをさけてシュート
    相手守備の動きに合わせて、的確なシュートを打つことが重要です。ディフェンスが向かって来なかった時は、倒れこみシュートを打ちましょう。もしくは、ステップシュートで相手を惑わせましょう。

    ジャンプシュートをして、そこからフックパスかループシュートなどをすることも可能です。練習して、様々なパターンのシュートを身につけよう。

    ゴールキーパーの技術

    位置取り
    GKのポジションの取り方は、とても大切です。基本ポジションは、ゴールラインから1mほど前に出たゴールの真正面です。攻撃側がシュートを打つ場合は、前に出てスペースをつめます。これでシュート範囲を狭めることができます。しかし、ゴール前ががら空きになってしまうため、ループシュートに気をつけることが望ましいです。

    構えと動き
    ゴールキーパーは、どこでも、いつでもすばやく、テキパキと動けるようにしておきましょう。シュートを取れない時は、パンチしてラインの外にはじきましょう。低めのシュートは、スライディングが効果的です。つまり、GKは全身を使ったプレイヤーとなり、守護神です。

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  • 指導案

    ハンドボール指導案②〜プレーヤーの名称と役割〜

    はじめに

    ここでは、ハンドボールの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜
    ハンドボール指導案③〜技の種類〜
    も合わせて御覧ください。

    ポジション

    ハンドボールは7人でプレーします。6人がフィールドプレイヤーで1人がキーパーです。役割は以下のとおりです。

    ゴールキーパー

    自陣のゴールエリアの中にポジションをとり、全身を使って相手チームからのシュートからゴールを阻止します。ゴールエリアの枠外に出て他のプレーヤーと共にプレーすることもできますが、その場合はフィールドプレーヤーと同じく、ボールを持ちながら3歩より少なくしか歩くことができません。

    そして、自チームが速攻をするときに20m以上はなれたところに正確にパスをする技術が要されます。レベルの高い試合になると、ゴールキーパーの上手さが勝ち負けに大きく関わってきます。運動能力が一番高い選手をゴールキーパーにするべきと言う指導者も多いようです。

    センターバック

    攻撃の要。レフトバックとライトバックと一緒に攻撃の起点を作るポジションです。チャンスがあると自分からロングシュートやミドルシュートを狙います。司令塔(ゲームメーカー)的な立ち位置です。ダブルポストなど作戦によっては省かれるポジションでもあります。守備をするときには相手のポストとセンターどちらのプレーヤーを見ながら、速攻を狙う戦術眼とコート全体をみられる視野が必要とされます。

    チームで一番往復移動を繰り返す必要があるため、スタミナ、スキル、身長すべてにおいてバランスがとれていることが必要とされます。しかし、小さくてスピードがはやい選手がつくこともあります。

    レフトバック

    右利きの選手が多いです。シュート、ミドルシュート、ブラインドプレーや個人技をよくします。角度のある場所から司令塔のセンターよりもシュートに専念しやすく、打ちやすいポジションのため、チームの中で一番点を取る傾向があります。また守備のときにも敵の45°を止めるのにとても大切なポジションとされており、連携をするため、広い視野が必要です。左45°、左よんごー、正4と呼ばれます。

    ライトバック

    レフトバックと左右対称のポジションです。プレースタイルはレフトバックと同じですが、左利きの方がプレーヤーが多いです。右45°右よんごー、逆4と呼ばれます。

    レフトウィング(レフトサイド)

    バックプレーヤーを助けながら、積極的にサイドシュートの攻撃を仕掛けます。また、フィールド中心に向かって走りこむことで攻撃のテンポや流れを変えることができ、サイドからせめていったり、攻守を早く反応をすることが必要で、速攻に活躍するポジションです。そのため、ウィングにはスピードがある選手が多いです。フィールドサイドでプレーして、ゴールを狙う角度があまりないため通常はシュートは入りにくいですが、端でプレーしますが、選手によっては点を取れるプレーヤーもいます。主に左サイド、本サイド、正サイドと呼ばれます。

    ライトウイング(ライトサイド)

    レフトサイドの真逆のポジションです。自コートから見て右サイドにポジションをとります。左利きが理想的です。主に右サイド、逆サイドと呼ばれています。

    ピヴォットプレーヤー(ポストプレーヤー)

    キーパーに背を向けて、敵のディフェンス線上で味方の攻撃をサポートしたり、相手のディフェンスを崩したりしながら、自らもシュートを狙います。パスがきたらキーパーと1対1になるケースが多いので得点をする確率は高いです。攻撃の戦術のひとつで、ブロック、ディフェンスの裏の空いたスペースを利用するなどがあげられます。また、守備時も敵のポストをカバーしたりするため、ディフェンスの能力が重要視されます。

    ディフェンスの密集地帯でポジションを維持し、ボールを捕ったら相手の強いディフェンスに負けないでシュートにまで持ち込むことが役割なので、力強い大型選手が求められます。また、明確な戦術を理解しなければいけないポジションでもあります。

    【関連記事】
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  • 指導案

    ハンドボール指導案①〜特性・指導・評価について〜

    はじめに

    ここでは、ハンドボールの指導案作成に役立つ内容をまとめていきます。
    ハンドボール指導案②〜プレーヤーの名称と役割〜
    ハンドボール指導案③〜技の種類〜
    も合わせて御覧ください。

    特性

    ハンドボールはサッカーに近いルールでプレイし,サッカーを大衆のスポーツとすることから考案された競技で,11人制競技から現行の7人制に移行発展し,7人制 ルールを採用してからコートが小さくなりました。ボールを手で自由に扱い,攻守入り交じって相手ゴールに投入して,一定時間内に得点を競い合う対人スポーツです。

    ハンドボール教材の特長として次の点が挙げられます。

    ・攻撃や防御において,個人や集団技能の習得過程で,走・跳・投の運動能力を主体とした調和のとれたボディコントロールや総合的な持久力を養うのに適しています。

    ・ルールが容易でコート内を自由に動き回れるので,生徒一人一人が自分の動きや集団の動きを工夫しやすいです。

    ・他の球技と比較して,パスやキャッチなどのボール操作が簡単なので,個人や集団における戦術の学習を取り入れやすいです。

    ・チーム内における自分の役割を理解し,協力して意欲的に取り組もうとする姿勢を身に付けることにより,チーム内の信頼関係を育めます。

    ・練習やゲームを通して,ルールやマナーを守ったり,勝敗に対して公正な態度をとったりすることで,今後の社会生活における望ましい態度や行動につながります。

    指導

    チームの特徴を生かした作戦を立て,攻撃や防御を組織的に行う試合を楽しむことができるようにすること、チームの特徴を生かした練習を工夫することができるようにすること、チーム内で役割分担をし,組織的な攻め方や守り方ができるようにすること、相手チームの動きに応じた攻撃や防御が組織的にできるようにすること、相手チームの攻撃に応じた有効な防御や防御に応じた攻撃が理解できるようにすること、の5つを指導の到達目標にしましょう。

    指導の流れ

    (1)チームを編成したり、基本的なルールを説明します。
    (2)シュート、各種パス、キャッチを練習します
    (3)パスのフェイントといったものを使いながらミニゲームを行います。
    (4)ハンドボール特有のパスの仕方を理解します。
    (5)各種シュートの練習をします。
    (6)速攻などの攻撃の作戦を理解します。
    (7)ゾーンディフェンスなど守備の作戦を理解します。
    (8)カットイン、ポストプレーを取り入れたゲームをします。
    (9)作戦を生かして、リーグ戦をして楽しみましょう。

    評価

    ハンドボールの特性を理解して、作戦にを練り自分の役割に沿ってプレーできているか、また、パスやシュートなどの技能は高まったか、積極的にチームに貢献しているか、などが評価項目に挙げられます。

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    バスケットボール指導案①【基本パスの種類】

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  • 指導案

    【学校の授業】プロ選手になるメリット・デメリット

    はじめに

    プロ野球、プロゴルファーなど、「プロ選手」と呼ばれる競技はよくテレビで取り上げられますが、そもそも「プロ選手」というのはアマチュアと何が違うのでしょうか?

    人気のスポーツ選手は誰?

    ここ数年での小学生が憧れるスポーツ選手を昔と比較して見ていきましょう。
    小学 1 年生~中学 3 年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)を対象にしたデータをお借りしました。

    出典:
    http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question230.pdf
    http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question107.pdf#page=1

    最新版(2016年)と、12年前(2004年前)のランキング比較です。
    野球やサッカーが中心の2004年に比べ、最近はフィギュアスケートや体操など、美を競うような競技に人気が有るようにも見えます。どちらを比較しても、その年の世界的に競技実績が高いものがランクインしていますね。

    プロ選手になれる確率は?

    「プロ」がついている競技で一番始めに思い浮かべるのが「プロ野球」。
    競技人口とドラフト指名者数を比較したところ、プロ野球選手になれる確率(プロになれる人数÷競技人口)は、116÷67,312=約0.172%と推定されます。
    (http://www.danna-salary.com/authordiary/pro-sports-child/#i-2)

    イメージとしては1,000人に1人か2人ほどでしょうか。あくまで計算の世界なので確実とは言えませんが、かなり低い確率だと言えます。

    プロ選手の平均年俸は?

    さて「プロ」と言えば年俸(年収)がつきものですが、実際のところどのくらい貰えるものなのでしょうか?
    ・野球…約3,678万円
    (http://jpbpa.net/news/?id=1398668941-847877)

    ・サッカー…J1が約2,000万円、J2が約500万円
    (http://www.danna-salary.com/authordiary/pro-sports-child/#i-2)

    ・ゴルフ…約3,830万円
    ※シード権を獲得出来る2014年国内賞金ランキング75位までの平均獲得賞金
    http://news.golfdigest.co.jp/jgto/ranking/2014/)

    プロになるメリット・デメリット

    「プロ」と言えば、お金が発生することがアマチュアとの大きな違いです。
    競技会での賞金や、スポンサーが付いてCMなどのメディアに出演すれば広告費として報酬が発生します。また、野球やサッカーなどのメジャーチームスポーツでは、チームから給与が支払われますので、「プロ」としてお金をもらってプレーすることができます。

    メリットばかりに聞こえる一方、結果を出さなければお金はもらえないデメリットもあります。
    実際にスポーツの世界で結果を出し続けることが、スポンサーが付いたり賞金を得ることに繋がります。練習をするには、用具費や場所代、遠征費などの出費が必ずあり、逆を言えば練習ばかりしていてはその日のご飯に困るほどの状況にいたる可能性も。スポンサーがつかないということは、アルバイトや副業をしながら練習をすることになるので思う存分スポーツの練習に励めないということです。

    メリット

    ・強くて結果を出し続ければ、生活できるだけの稼ぎを得られる
    ・スポンサー料(広告費の報酬だけでなく、用具や遠征費も出してもらえる)
    ・チームからの給料
    ・競技会での賞金

    デメリット

    ・大会優勝など、スポーツでの結果が著しくでないとお金はもらえない
    ・スポンサーは付かない場合、アルバイトや副業をしないとスポーツを続けることさえ困難になる

    プロに憧れる子供にどうアドバイスする?

    「プロ選手」のメリットデメリットを知った上で目指すことに大きな意味があると思います。例え、プロ選手になれる確率は
    1000人に1人だとしても、

    ・目標を達成するための計画する力
    ・成し遂げるための忍耐力
    ・ライバルに打ち勝つ闘争心
    ・ものごとに集中する力
    ・周りの人に感謝する心

    etc…などスポーツを通して学べることは様々です。真剣に目指せば目指すほど、自分の人生の糧となり、プロになれなかったとしても得られる力は相当なものだと思います。プロになった先の結果で判断せず、子どもにとってどのような事がプラスになるかを考えてアドバイスしてあげましょう。

    まとめ

    子どもにとって自分のやりたいことを信じてくれる大人がいることは、たいへん心強いことです。大人が知っていることを伝えてあげる中で、子どものことを信頼し「できるよ」と応援してあげることは、身近にいる先生たちだからこそ出来る、大きな役割だと思います。

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  • 指導案

    相撲の基礎知識②〜女子相撲と実業団の世界〜

    この記事は相撲の基礎知識①の続きになります。
    ・土俵の歴史
    ・まわしの締め方
    が知りたい方は、こちら(相撲の基礎知識①〜土俵の歴史からまわしの締め方〜からどうぞ!

    女性相撲は世界大会まである?

    土俵は神聖な場所として、汚れた女性は入れないと言われていますね。一昔前の2007年には、土俵に上がろうとした一般人女性が警察に連行されたというニュースもありました。
    しかしながら今日、女性の相撲が世界的にも行われていることが判明しました。
    今回はその歴史やルールなどを見ていきましょう。

    レスリングや柔道にも近い?階級スポーツ女子相撲

    女子相撲は体重別の階級制で行うスポーツなんだとか。平成9(1997)年「第1回全日本新相撲選手権大会」として、大阪市で開催されたのがはじまりです。 現在、国内では、小学生大会、中学生大会も盛んに行われるようになり、国民体育大会にも将来、女子の部が開設される見込みなんだとか。
    国際相撲連盟の加盟国も87カ国に及び、オリンピック競技入りを目指して毎年国際大会も行われています。

    半裸で行う相撲、女性はどうしてるの?

    男子選手は「『まわし』及び『アンダーパンツ』以外身につけてはならない」というルールがある中、女子選手は「『レオタード』(小学生又は中学生にあっては、無地の水着も可とする。)の上に『まわし』をつける」ことになっています。(公益財団法人日本相撲連盟の競技会規定第39条・同2項)

    女性だから多少ルールが異なるのでしょうか?

    ルールの基本は、アマチュアの男子選手とほとんど同じだそうです。大きな違いは上記の「着衣」と「競技時間」。「競技時間」については、男子選手は「競技開始後5分を経過しても勝負が決しない場合は、競技を中止し、『取り直し』とする」のですが、女子選手はこれが「3分」となっています。(公益財団法人日本相撲連盟の審判規定第17条)

    相撲界の実業団

    「相撲に実業団があるの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本には西「日本実業団相撲連盟」という西日本(北陸・近畿・中国・九州・四国一円)を中心としたアマチュア相撲の大会運営組織があります。各地で職域相撲部の大会を催す事により、各職域相撲部の親交と相撲界の普及発展を目的として創られました。毎年様々な職種の社会人の方が大会に参加しており、和歌山県が最も多い優勝回数を経ています。

    おわりに

    女性は「土俵に上がってはならない」イメージが強かったため、女子相撲のイメージがあまり湧きませんでしたが、日本の選手を中心として日本の国技とも言える相撲が世界各地でも行われているということは嬉しいですね。

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  • 指導案

    相撲の基礎知識①〜土俵の歴史からまわしの締め方〜

    はじめに

    大相撲といえば、“まわしを取り合う競技” 、“女子禁制の神聖な土俵”などのイメージがありますが、まわしの締め方や、相撲部屋の1日の様子、身長や体重が足りないと弟子になれないことなど、実は知らないことも多のではないでしょうか?国技とも呼ばれることが多い「相撲」ですので、今日は様々な角度から相撲のことを知っていきましょう!

    土俵ができるまで

    ひとえに「相撲」とありますが、身近なものだと腕相撲や指相撲などがあげられますね。調べてみると「辻相撲」や「勧進相撲」というものを見つけました。後に土俵が出来るきっかけとなった相撲なのですが、どのような歴史があるのでしょうか?

    辻相撲

    ・道端に小屋掛けして興行する相撲。
    ・素人が空き地などに集まって行う相撲。

    勧進相撲

    ・寺社の建築,修繕などの募金を目的とした興行相撲。

    この勧進相撲や辻相撲では、観戦するお客さんが相撲取りのまわりを、ぐるっと丸く取り囲んだ「人間土俵」のような形で観覧していました。江戸時代は、大名のお抱えを解かれ失業した相撲取りもいたので、かなり荒っぽい「乱闘」のような相撲もあり、そんな中の賭け相撲をしてたところ、怪我人が続出。この様子は『古事類苑』でも「相手を動けなくなりまでぶちのめすのがいい」とも記されています。

    原文:「圓形に人居て、其屋ニ推シ込、起揚がらざるをとす、膝を衝、手をつき、尻腰など落ても、詰を能勝、敵を働かざるを功とす」
    そこで幕府は慶安元年に、勧進相撲も辻相撲も禁止令を出します。

    しかし相撲好きの江戸の人々は、隠れてこっそり辻相撲をしていました。その中から「俵で人垣の代わりを作れば、力士も客もけがをしないで相撲を楽しめる」と気づいた知恵人がいたことから、現在の相撲の土俵の基礎が作られたと言われています。
    日本の武術の起源は、もともと力比べから始まったものが多いですが、競技者以外に迷惑を掛けないようなルールがあれば、面白いスポーツとして残っていくんですね。

    まわしの締め方

    相撲といえば「まわし」ですが、実際のところ その締め方って知らない方も多いのではないでしょうか?今日は動画とともにお届けします。

    まわしを締めるときめには、練習者同士で締め合うのがよい。また、サポーターなどをまわしの下につけるのが衛生的です。

    ・まわしを4つ折りにした一端を2つ折りに開きその部分をまたに挟む(図A)
    ・右に回転する(図Cの1)
    ・まわり目に、前に垂れた一端を4つ折りにして右腰の方へ折りこむ(図Bの4)
    ・その後は1回または、2回まわして結びあげる(図Cの3、4、5)

    出典:
    http://www.ikeda-jc.com/w/04/post_9.html

    続きは、同記事②へどうぞ!

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    http://satoshi-kyoiku.com/【中学校】日本の武術シリーズ〜相撲〜/
    【学校の授業】プロ選手になるメリット・デメリット
    【高校体育】体ほぐし運動の指導案

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  • 指導案

    【中学校】日本の武術シリーズ〜相撲〜

    はじめに

    「相撲」と聞くと、日本で最も古くから行われているように感じますね。
    テレビでは相撲の取り組みをする子ども達が取り上げられたりもしますが、やはり若年層はサッカーや野球がメインスポーツになりがち。相撲ルーツや、競技外の面白い部分はなかなかメディアに出ることはありません。今日は少し違った角度から相撲のことを見ていきましょう。実は、相撲を国技だと思っていた人も多いのでは?それではどうぞ!

    相撲のルーツ

    相撲は、イメージ通り「力くらべや取っ組み合い」から生まれたスポーツです。
    人と人とが取っ組み合うことは、古来より世界各地で行われていましたが、日本では古事記(712年)や日本書紀(720年)の中にある力くらべの神話や、宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説からその始まりを知ることが出来ます。

    当時の相撲は、その年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として、毎年行われていました。これが後に宮廷の行事となり、300年続くことになります。
    鎌倉時代から戦国時代にかけた武士の時代では、武士の戦闘の訓練として盛んに相撲が行われました。織田信長は深く相撲を愛好し、元亀・天正年間(1570~92年)に近江の安土城などで各地から力士を集めて上覧相撲を催し、勝ち抜いた者を家臣として召し抱えたそうです。
    江戸時代に入ると浪人や力自慢の者の中から、相撲を職業とする人たちが現れます。

    全国で勧進相撲が行われるようになり、やがて谷風、小野川、雷電の3大強豪力士が出現したことから、将軍上覧相撲も行われ相撲の人気は急速に高まり、現代の大相撲の基盤となりました。
    土俵入り、番付表、化粧廻し、髷、着物、相撲の取り組み(別記事参照:リンク貼る)など、その伝統は江戸時代の物を受け継いでおり、そこに正式なルールが足されたものがが、現在の大相撲になります。

    相撲は国技ではない?

    「え!?」と思われた方も多いかもしれませんが、実は相撲は国技ではありません。
    そもそも日本の場合、現在に至るまで法的に国技が定められた事がないのです。
    ではなぜ、相撲が国技だと思っている人が多いのでしょうか?
    歴史を振り返ると3つの理由が考えられます。

    公式文書の中で「国技である」と認められたことがあること
    「財団法人大日本相撲協会」が「財団法人日本相撲協会」に改称した時、監督官庁である文部省(当時/現在の文部科学省)に提出した文書に、「この法人は、わが国固有の国技である相撲道を研究し・・・」と明記しています。この文章は省から認可されていることから国技と捉えるきっかけになったかもしれません。(昭和41年文部省令第6号)

    裁判の中で「相撲が国技」と示されたことがあった
    平成22年4月19日、東京地産の渡辺弘裁判長が元露鵬と元白露山が大麻吸引で受けた解雇処分に対して「他のスポーツと比較しての処分が重過ぎる」と主張して解雇無効と地位確認を求めて提起した訴訟の判決において、「国技たる相撲を他のスポーツと比較することは適切でない」ことを理由に退けました。こちらは、なかなか最近の話ですね。

    「国技館」の創設
    明治42年(1909年)、東京・両国に初めての相撲常設館が完成した時、その建造物を「国技館」と命名されました。実際、国技館の開館式において、作家の江見水陰氏が執筆した推薦文の中で「相撲節は国技である」という内容を書かれたそうです。実際に建設された建物があるとなると、国民全体が「相撲は国技」と考えそうですよね。

    日本のすごい相撲

    ▼相撲といえばコレ!稽古中の股割りの様子です。
    股関節の横開脚が180度に向かって開いています。い、、、痛そう!

    出典:
    https://youtu.be/08kpqNJfj30?t=58s

    ▼本物のお相撲さんによる「相撲コント」です!
    10分近くある動画ですが、相撲ならではの身体を張ったコントに笑いが止まりませんでした!

    出典:
    https://youtu.be/SqMOsW30dQc?t=2m

    ▼今度は女性の相撲の様子です。
    相撲と聞くと男性のイメージが強いですが、最近は女性力士の活躍も見かけますよね。男性以上に闘志を感じるような動画です。。!

    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=wC97n9iS0Ak

    さいごに

    稀勢の里が横綱に昇進したことから、日本でも相撲のニュースが頻繁に取り上げられるようになった気がします。
    これからもまだまだ注目していきたいスポーツですね!

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  • 指導案

    【中学校】日本の武術シリーズ〜柔道〜

    はじめに

    昔から習い事の1つとして考えられてきた「柔道」。
    オリンピックでも日本がメダル争いで活躍するなど、国技とも呼ばれそうな親しみのあるスポーツですよね。今日はそんな柔道の起源や技術を極めた方々の素晴らしい柔道技をお披露目したいと思います。

    柔道のルーツとは?

    現在、日本を始め世界各国で行なわれている柔道は、嘉納治五郎氏が1882(明治15)年に東京下谷北稲荷町(現在の台東区東上野)にある永昌寺というお寺で指導を開始したのが始まりです。

    嘉納氏は、日本に古くから伝わる格闘技である柔術を学び、様々な流派の長所を研究し、改善を行ない、新しい柔術の技術体系や指導体系を確立させました。そして、「道」(原理)があって「術」(技芸)が生まれるとの考えから「柔道」と名づけられました。

    学校に導入されたのは明治20年ごろの課外授業からで、昭和6年には正科目としてもとり上げられるようになりました。その流れから警察でも警察官育成課程に採用されただけでなく、軍隊・会社・町道場でも盛んに行なわれていたのですが、第2次世界大戦直後は、戦後進駐軍の「武道禁止」の命により、学校で柔道を行なうことが禁止されてしまいました。

    転機が訪れたのは昭和23年

    全日本柔道選手権大会が復活し、翌年には全日本柔道連盟が結成され、昭和25年から学校での実施が許可されます。この頃から柔道は戦前以上に普及し始め、昭和31年には世界柔道選手権大会の開催へ。
    昭和39年の東京オリンピックから正式種目としての、初めて男子の正式種目として採用されたことから、現在にいたります。

    柔道家と柔道選手の違い

    TVではよく耳にする「柔道家」ですが、柔道の選手とは異なるのでしょうか?
    以下出典元より引用しますね。
    柔道家(じゅうどうか)とは、柔道を行う人のこと。ただし柔道選手とは異なり、既に引退した人物(とりわけ師範など)の呼称としても用いられる。

    日本のすごい柔道

    ▼指の束だけで1人を倒せる凄技の持ち主、享年78歳 塩田剛三さん。
    身長155センチ。体重45キロという小柄な身体を活かし、柔道・合気道界で名を馳せた人物。素早い動きや、場所を付いた身体の捉え方は、現代のスポーツ界にも生きているのではないでしょうか。


    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=tSdd2801G20

    ▼新しい形の柔術「ネオ柔道」
    ネオは、ギリシア語で「新しい」という意味。一本を取らせない独特のアクロバティックな動きが特徴で数々の日本人選手を悩ませた技とも言えます。いくら足を掛けても通用しない凄技ですね。


    出典:
    https://matome.naver.jp/odai/2141278039093625101

    ▼女子柔道の押さえ込みシーン
    忍耐を要する女子柔道ですが、押さえ込む瞬間と同時に首がしまってしまうこともありますので注意しなくてはいけません。

    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=7TPZOZcgfro

    さいごに

    ちなみに日本の柔道選手については、「ホームメイト 柔道チャンネル」にインタビュー記事が幾つか掲載されています(http://www.judo-ch.jp/interview/player/)。日本の国旗を背負った選手たちの熱い想いや苦難の乗り越え方などが書かれていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

    【関連記事】
    【中学校】日本の武術シリーズ〜剣道〜
    http://satoshi-kyoiku.com/【中学校】日本の武術シリーズ〜相撲〜/
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  • 指導案

    【中学校】日本の武術シリーズ〜剣道〜

    はじめに

    中学校の学習指導要領に「武術」が取り入られ、剣道の授業がごくごく一般的なものになってきていますね。今日はそんな剣道の歴史や、競技の世界についてまとめていこうと思います。

    剣道のルーツとは?

    剣道の歴史を考えた時に重要なポイントとして挙げられるのが、「日本刀」のルーツです。平安時代(和銅3年)に、鍛錬(たんれん)の技術が大陸を通じ伝播し、「鉄」に対する新技法が活発化したことから、日本刀は作られました。

    彎刀で鎬(しのぎ)造りと呼ばれる刀は日本独特で、騎馬戦を得意としていた部族が使っていたことから始まり、以来、武士集団に使われたことが剣道の型がつくられた根源になります。刀を機に、日本最初の武士政権,鎌倉幕府末期に製作技術は飛躍的に進歩します。
    室町から大正時代を経て第2次大戦敗戦後。

    連合国軍の占領下におかれた日本で、剣道は抑圧されていましたが、昭和27年(1952)独立回復後、全日本剣道連盟が結成されるとともに甦りました。
    現在の剣道は、数百万人に及ぶ幅広い年齢層の愛好家が募り、世界各地で剣道を愛好する外国人も増えています。昭和45年(1970)には国際剣道連盟(IKF)が結成され、第1回世界剣道選手権大会が日本武道館において開催。平成24年(2012)5月にはイタリアのノヴァラにおいて第15回世界剣道選手権大会が開かれ、48カ国・地域から選手が集まったことから、日本に留まらず世界的な競技になっていることも分かります。

    日本のすごい剣道

    ▼栃木県警の剣道模範演武
    切り返しから始まりますが力強さが素晴らしいですね。さすが日本を守る警察の皆さんです。

    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=XmpslNXyO-Q

    ▼女子剣道インターハイ
    授業中に剣道で倒れることは本当に稀なので、この動画は競技をする上ではとても参考になりますね。

    出典:
    https://youtu.be/VBzLs5RmKhg?t=35s

    ▼東京の剣道大会
    一本をどのように取るかをまとめてある動画になります。


    出典:
    https://www.youtube.com/watch?v=mXYFXBDyQYc

    さいごに

    「礼に始まり礼に終わる」ことで有名な剣道。
    動画を見ても、その所作や姿勢がたいへん美しい競技だなと感じました。外国にも広まっているとのことで、柔道のようにオリンピック種目として日の目を浴びるのも遠くはないかもしれません。日本の文化が世界にも広まっていることを知り嬉しい気持ちになりました。

    【関連記事】
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    運動会の起源

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