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中学実習生のためのシンプル指導案②マラソン基礎知識

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はじめに

持久力を必要とする長距離走には瞬発性を伴う競技とは異なる基礎技能や知識が求められます。「走る」という動作は日常的に使っているものですから、それらの基本知識がなくても良いのではないかと考える人もいるかもしれません。もちろんその通りですが、走る事を競技として捉えた時、その競技の本質を理解する為に知識は必要不可欠です。もちろんそれは実践面においても大きな影響と効果をもたらします。今回は指導上で必要となる長距離走(マラソン)の基本知識に関するお話を致しましょう。

LSD

長距離走に必要なスタイルは「LSD」です。もちろん世界中で問題化している幻覚麻薬(リゼルグ酸ジエチルアミド)の事ではありません。長距離走に必要なLSDは「Long Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)」の略で、「できるだけ長い距離をゆっくり走る事」を意味しています。長距離走は地道に持久力向上の練習を繰り返し、毛細血管を強化して酸素をたくさん取り込める構造を作り上げる必要があります。また、同じ動作を同じペースで行う精神的な忍耐力・集中力も必要です。

上半身フォーム

ペース配分とスタミナ温存を両立させる上で欠かせないのがランニングフォームの安定化です。上半身フォームのポイントは「手を軽く握る(指を軽くまとめる程度に)」という事です。ヒジは右左に広がるようにして振らず、常に身体から握りこぶし1個程度の空間を離して維持します。手を振る適切な位置は視野下部においてギリギリ見える程度の場所となります。上下に大きく揺れ動くような動作を収め、リラックスした平定な状態を保ちます。

下半身フォーム

ヒザを引き上げるような大きな動作は揺れ動きとスタミナ消耗、ペースの乱れを生じさせます。ヒザは前方に出す程度の意識を保ちます。同じくヒザを伸ばす際も大きな動作は必要なく、自然な流れで緩やかな挙動を心がけます。足首のネジレをなくし、真っ直ぐ走る意識を強くします。一本の線上を機械のような正確さで走る事が重要です。

まとめ

以上、長距離走の基本知識に関するお話でした。長い距離をゆっくり安定して走るという長距離走の本質を適切に理解し、指導に反映していきましょう。

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