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体操の基本練習①柔軟体操その1

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はじめに

体操競技とは審判員によって「美しさ」「力強さ」「しなやかさ」「雄大さ」「正確さ」を全て兼ね備えた演技を評価される競技です。採点規則によって詳しく技の種類、数、難しさ、決まり、採点方法などが説明されています。

ここでは競技大会に出場する前段階に行うべきである基礎的な練習を中心に紹介します。
頭の中でやりたい技のイメージをすることができるようになった時に備えてしっかりと身体を作り、無意識に体が動くようになるまで意識して反復練習を行いましょう。

柔軟体操について

柔軟体操は体操競技の中でもっとも核となる運動です。
90度以上体を曲げられない選手が練習中、不意に90度以上前屈してしまうと怪我をしてしまいます。

そうならないように普段から可動域を増やすことで怪我のリスクは大きく下がります。怪我を防ぎ、体調を整えることも練習の一つです。美しい演技ができるように普段から柔軟体操を習慣づけて繰り返し行いましょう。

前屈

2人1組で行います。
1人は両足を前に伸ばした状態で座ります。この時両腕も前に伸ばしてください。
もう1人は座ってる人の後ろに回りゆっくり背中を押します。
これを10秒1セットで行いましょう。
数セットごとに交代して行なってください。

伸脚

2人1組で行います。
1人は力を抜いて仰向けに寝転びます。そこから天井に向けて片足をピンと伸ばしてください。
もう1人はその脚を持ち、体全体で上から押してあげてください。
これも10秒1セット、両足それぞれ行なったら交代して行なってください。

股関節の柔軟

1人で行います。
両足裏をくっつけて座ります。
自分の腕か肘で膝を開くよう押さえながら上半身を前に倒します。
ゆっくり息を吐きながら行いましょう。
10秒1セットで数セット行なってください。

開脚前屈

2人1組で行います。
前述の前屈と同じように、両足を大きく開いて行います。
この時、前屈する際に脚が曲がらないようにしてください。
膝の皿を常に真上に向けることをイメージするといいでしょう。
10秒1セットで交代して行なってください
慣れてきたらおへそが地面につくまで行うようにもしましょう。

座り左右開脚

2人1組で行います。
1人は力を抜いて仰向けに寝転びます。
そこから天井に向けて両足をピンと伸ばしてください。
もう1人がその足を持ちゆっくりと開脚します。
この時、膝と軸が真柄にようにじっくりと無理せず行なってください。
10秒1セットで交代して行なってください。

この体操は壁を使って1人でも行うことができます。
膝を伸ばす以外は力を抜いて、足の重さで開脚を行なってください。

立ち左右開脚

1人で行います。
自然体で立った状態から両足を開きます。
上半身は同じ体勢のまま、膝は伸ばしたままで行なってください。
開ききるまでを1セット、数セット行なってください。
次第にお尻が地面につくまで頑張りましょう。

まとめ

柔軟運動は繰り返し行うことで効果がある運動です。
毎日何度も行い体を柔らかくしましょう。
次回も柔軟運動について紹介します。

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