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中学実習生のためのシンプル指導案③サッカー基本練習メニュー

指導案
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はじめに

フィールドを走り回る持久力と共に、瞬間的なテクニックによって相手と戦わねばならない球技。それがサッカーです。後者のテクニックは基本的な技能練習の積み重ねによって洗練され、やがて実戦で自然と使える域へと達します。今回は中学実習生を想定したサッカーの基本練習についてお話を致しましょう。

リフティング

サッカーの基本技能と言えば「ドリブル」「シュート」「パス」の3種類が浮かび上がりますが、実はその全てに関わるもうひとつの根本的な技能があります。それが「トラップ(トランッピング:ボールを受け止める動作)」です。このトラップ能力を高める練習としては「リフティング」が有効です。ボールを下に落とさず何回連続で足蹴りを行う事ができるか。この練習を繰り返します。50回連続でこなせるようになったら基礎固めは完璧です。体育授業の限られた時間の中では難しいかもしれませんが、もし学生側に興味があるのなら毎日10分間程度のリフティング練習を指示してあげましょう。

ドリブル

次に練習をしておきたいカテゴリーが「ドリブル」です。パスをするにもシュートをするにも、ドリブルが安定していないとスムーズに繰り出せません。ドリブルはゲームメイクの中心となります。このドリブルで身に付けておきたい基本技術が「切り替えし(ターン)」となります。練習方法は「5m程度の間隔で置いたマーカーをインサイドのターンを行いながらドリブルする」「同じ方法で今度はアウトサイドのターンを行いながらドリブルする」といったものがあります。

パスとシュート

パスは二人一組で交換をする練習方法が基本です。感覚に慣れや余裕が生じたら「移動をしながら」「スピードのあるボールで」といった負荷を掛けると良いでしょう。シュートはPK方式の練習から始めます。この時、強く打つというよりもゴールの隅(ゴールキーパーの意識が向かっていない場所)のコントロール意識を重要視させましょう。こちらも慣れてきた段階で助走をつけながらシュートといった負荷を掛けます。

まとめ

以上が中学実習生を想定したサッカー基本練習のお話でした。リフティングから固めてドリブルを安定させた後、パス・シュートの技能を磨いていきましょう。

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