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中学実習生のためのシンプル指導案④実技形式の柔道トーナメント戦

指導案
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はじめに

柔道のトーナメント戦を実技形式で行うにあたり、指導者は怪我や事故の防止に努める必要があります。そして、事故防止に努めながらも、礼法や技能、体力の向上を図る必要があります。これは青少年の健全育成と生涯スポーツとしての役割を果たしています。

柔道の実技形式のトーナメント戦

トーナメント戦をする目的は、互いの技能を確認しあうことで互いを高めあっていくきっかけを作ることにあります。試合には、抑え込み用と試合時間用のタイマーを用意します。旗は黄色の旗と抑え込み時間用の緑の旗を用意します。試合終了の時間を主審に知らせるベルか、それに類した音響装置を用意します。または笛で代用しても構いません。得点掲示板も用意します。技あり、有効、指導の3種類の得点を掲示するものです。衛生面も大切です。柔道着はおおよそ清潔であること、手足の爪を短く切ってあること、試合者の個人的な衛生状態がよく保たれていること、長い髪はヘアバンドで束ねられていることを満たしていることが必要です。また、試合には敗者復活戦も採用して、負けてしまったものへのチャンスを与えることも大切です。

安全を配慮する

柔道のトーナメント戦をやるにあたり、まずは安全面への配慮がなされていなくてはなりません。怪我や事故の特徴として、頭部の怪我が多いです。脳挫傷などの重症頭部外傷は稀ですが、脳震盪は時折起こります。脳震盪の典型例として、頭部打撲直後に打撲直前の記憶が全く無い症状や、時間・場所・人などを間違える症状が起こります。また、頭痛やめまい、ぼーっとしているなど様々な自覚症状や身体症状を含みます。そうした事故を起こさないことは勿論のこと、起きてしまったときの正しい処置を行えるようにすることが大切です。

まとめ

柔道のトーナメント戦をやるにあたって、互いの技能を確かめ合うことが目的でした。指導を行う立場の人間からすると、そのトーナメント戦で如何に事故を起こさないか、事故が起きてしまったときの処置をどのように行うかを正しくできることが重要といえます。

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