体育の教え方を学習指導案をもとにご紹介 体育に特化した
教育情報サイト「さとし」

指導案

中学実習生のためのシンプル指導案⑤創作ダンス実技テスト

1835 views

はじめに

創作ダンスは2008年の中学校指導要領改訂に際して導入された競技です。この競技の評価基準は、テニス・サッカーといった対決型の勝敗や短距離走・長距離走の追及型のタイムのように明確なものではありません。しかし、「単独部位の動き」「他者と連携しながら身体動作を連続させる能力」「創作動作を分析し構築する論理能力」といったものは確かに評価基準になり得る要素であり、指導側は今後の指導に活かす為にも一連の要素を適切に判断しなければなりません。というわけで、今回はこの創作ダンスの実技テストに関する話を致しましょう。

個別の技能

ダンスは連携して行うものですが、それは個別のダンス動作が一定水準に達している事が最低条件となります。実技テストではこの個別の技能についての評価を行いたいところです。また創作ダンスは「身体動作を創作するダンス」という意味ですが、そこには既存のダンス動作が必ず盛り込まれます。よって、指導側はダンスの基本運動(いろいろなステップ、ターン、ジャンプ等)の項目を設け、それらが個別に適切に行えているかどうかを判断指導者は個別に判断する必要があります。

連携性

個別の技能に関する分析が終わったら、今度は連携の様子についても分析を行いましょう。ダンスは統一的な躍動感が生まれないと幼稚に見えてしまうものですから同評価は重要な意味を持ちます。指導側はダンス演者である生徒たちが統一化された(または個別に設定された)ダンスの身体動作を適切に行い合っているか、その点を見極めます。この時、あくまで指導側が評価するのは「動作の連携」であって、ダンス作品に対する品質ではありません。

美的観点

ダンス作品そのものへの評価はこちらです。表現したいテーマを全身の動きで自由に表現できているか、選曲に対する身体動作がマッチしているか、感動や美しさといった躍動感を表現しきれているか、といった美的観点の評価を行います。指導側の主観になる部分もありますが、「表現力」「躍動感」「音楽と動作の連動性」といった具合に、評価基準となる項目を設けておくと分析が楽になるでしょう。

まとめ

以上が創作ダンスの実技テストに関するお話でした。学生たちが持つダンス技能の現状を適切に分析し、今後の指導展開に活かしましょう。

【関連記事】
中学実習生のためのシンプル指導案⑥創作ダンス授業の振り返り

オトナたちが熱狂するダンスレッスン!初心者に人気のダンスの現状

忙しい先生のためのお手軽ヒップホップ


関連記事

指導案の最新記事

  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案①ハードル走導入 8740 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案②ハードル走基礎知識 673 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案③ハードル走基本練習メニュー 843 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案④ハードル走テクニック動画集 530 views
  • 指導案

    中学実習生のためのシンプル指導案⑤ハードル走実技テスト 120726 views

よく読まれる記事

  • 中学実習生のためのシンプル指導案⑤ハードル走実技テスト 120727 views
  • ゼロから始める跳び箱入門③ウォーミングアップ 19575 views
  • 倒立前転を楽しくするコツ 18824 views
  • ドッチボール戦術②追い込まれた時の逃げ方 11181 views
  • 中学実習生のためのシンプル指導案①ハードル走導入 8740 views

人気のキーワード


カテゴリー