はじめに
縄跳びは、慣れてくるとぴょんぴょんと連続して跳べるようになり、自発的に楽しめる一人遊びです。また、みんなで楽しく縄跳びで遊ぶといった楽しみ方もあり、幅の広い運動です。近年の遊びの室内化から、外へ目を向けさせるためにも、そのよいきっかけとなる運動が縄跳びです。
レベルアップした縄跳びの跳び方
最近の生徒は集中力が続きません。そこで集中力を続かせるため、ある工夫をします。例えば縄跳びに結び目をつけたりですとか、トイレットペーパーの芯を通して重りにするのです。ビーズロープですとまだ重さがあって良いのですが、ヒモ製やビニール製の縄跳びは軽すぎるので重りが必要なのです。また、どこでジャンプすればよいのかの目安にもなるので跳びやすくなります。あとは、両足ジャンプが安定しないときは、指導者と一緒に手を繋いでジャンプをしてみます。身体が触れ合った状態でジャンプをするとジャンプのリズムをつかみやすくなります。
レベルアップした縄跳びの跳び方②
これらができるようになったら、次は長縄に挑戦です。実は前跳びよりも長縄のほうが簡単なのです。モノに長めのヒモをくくりつければ指導者ひとりでも生徒数名と一緒に遊ぶことができます。長縄も、前跳びと同様に、移動してくる縄に注意してタイミングを見てジャンプするという一連の同じ動作をするので簡単であるといえます。練習の息抜きでもいいですし、次のステップとして挑戦という形でも良いので長縄も経験させて楽しく縄跳びを遊ばせるということが大切です。そして、一本の縄跳びで一緒に跳ぶ二人跳びというものもあります。最初は指導者が一緒に回して上げてタイミングを掴ませて、あとは生徒同士でやらせるという形になります。
まとめ
レベルアップした縄跳びの跳び方として、重りを使った練習や、一緒にジャンプをするといった方法がありました。あとは、長縄、二人跳びといったものもあることがわかりました。
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