はじめに
中学校には走り幅跳びが得意な生徒・苦手な生徒必ずいると思います。
まずは走り幅跳びについて知るという事が大切です。
ですから、今回は走り幅跳びのルールについて紹介します。
走り幅跳び・ルール
・踏み切り板からはみ出した場合、失格
・板の両端り外側から跳んだ場合、失格
・空中で宙返りを行うと失格
・助走について
「踏み切り板からはみ出した場合は失格」
踏み切り板からはみ出しても跳んでいればOKというルールになっていたら、記録も何もなくなるのが分かると思います。
平等に正式に協議を行うための基本ルールです。
「板の両端からはみ出した場合は失格」
走り幅跳びの場合、踏み切り台の前に10cmほどのゴム板が張られています。
もし板をはみ出して跳んだ場合、ゴム板に足跡がついてすぐに分かります。
板の外側から跳んでしまうと、ゴム板に足跡がつかなくなり失格かどうかの判断が出来ません。
不正防止のため、基本のルールとして用いられています。
「空中で宙返りを行うと失格」
このルールには2つの意味があります。
1つは安全防止です。空中で宙返りを行って着地をする競技になると、場合によっては頭から落下して大怪我につながる恐れがあります。
安全に行うためのルールです。
2つめは正確な判定を行うためです。
もし宙返りをして胸から落下した場合、判定も何もなくなってしまいます。
正式に判定を行うため宙返りはルール上禁止されています。
「助走について」
多くの選手が、スタート位置から助走をします。
しかし、助走についてはルール上、どこからしても良いことになっています。
つまり踏み切り台まで歩いて行って、競技を行っても良いです。
真剣に行う場合は、歩いて競技を行ってもたいした記録は出せずに終わってしまい、メリットは何もありません。
変に目立ちたいという場合なら、話は別になります。
まとめ
走り幅跳びのルールは、野球やサッカーと違ってそこまで難しいものではありません。
基本的なルールさえ押さえておけば、誰でも楽しめる競技です。
指導者として、まずは基本を押さえておきましょう。
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